NURハデス・ケルベロス・ブリーダー攻略法
・首3は普通に突破。
ネメシスを標準装備にすると効率○
カエストスもDPSは高いが、ローリングで炎吐き出しに対応できない場合がある。
・首2はサテュロスを瀕死にして突破。
サテュロスを燃やすと、ヘルメスダッシュで必ず打ち上げられる。そこから空中投げに繋ぐx3
さらにケルベロスをCS状態にしたあと、サテュロスに頭突x1
改めてケルベロスにCS。
・首1はまず先程瀕死にしたサテュロスを倒し、2on1に持ち込む。
サテュロスを掴んで(新しく登場したやつと判別できなくならないようカメラに注意)レイジ投げ。
ケルベロスは次のダメージで倒せる
子犬シュートx3+ネメシス魔法連打+レイジ(MAX)
・首3は普通に突破。
ネメシスを標準装備にすると効率○
カエストスもDPSは高いが、ローリングで炎吐き出しに対応できない場合がある。
・首2はサテュロスを瀕死にして突破。
サテュロスを燃やすと、ヘルメスダッシュで必ず打ち上げられる。そこから空中投げに繋ぐx3
さらにケルベロスをCS状態にしたあと、サテュロスに頭突x1
改めてケルベロスにCS。
・首1はまず先程瀕死にしたサテュロスを倒し、2on1に持ち込む。
サテュロスを掴んで(新しく登場したやつと判別できなくならないようカメラに注意)レイジ投げ。
ケルベロスは次のダメージで倒せる
子犬シュートx3+ネメシス魔法連打+レイジ(MAX)
最弱への旅15 ウルザズ・サーガ編
2017年6月5日 Magic: The Gatheringウルザブロックはマジック24年の歴史でも傑出した存在だ。アーティファクトを手足のごとく操り、深い狂気を湛え、その訪れるところ全てに破滅をもたらしたプレインズウォーカーの名を冠するだけあって、ブロックの内実も似たようなものであった。かのMoMAに至っては、メタゲームという多元宇宙を舞台にウルザの生涯をデッキ丸ごと使って再現した、一種の奇跡、芸術あるいは最高の皮肉といえる。
とはいえ、そんなウルザにも失敗作はあったのだ。これからの作業は、ウルザの暗部を解き明かすことになるだろう。
こいつを出したそのターンは何もできない。次のターンにカウンターが1個乗る。サクることで強要が打てるが、それをやるなら最初から強要を使えば済む話だから、事実上はここでサクるという選択肢はない。よって不和の葬送歌が機能し始めるのは2ターン後といってよい。この時点で7ターン目とすでに終盤戦が始まろうとしている頃合い、しかも不和の葬送歌を見た相手は手札の消化を図っているはずである。不和の葬送歌で捨てさせる卡が残っているかも怪しいもんだ。テンペストで断念というゴミを紹介したが、悠長さではこっちの圧勝である。
このサイクルはどれもパッとしないが、他のやつらはロックしてカウンターを溜めまくるなり、それなりに抜け道があった。不和の葬送歌の場合、手札枚数という上限があるのでそれすらできない。
<改善>
手札破壊とカウンターは軽さが特に重要だ。除去なら1ターン遅れても1回殴られるだけで済む。しかし、これらは時機を逸すればそれで終わり、チャンスは2度やってこない。不和の葬送歌も、5マナという重さが最大の問題であることを鑑みれば、効果の弱体化と引き換えにしてでも軽量化を図るしかない。
<改善>
18000 wordsの指摘にもあるとおり、鷹食い蛾は元々弱く作られた存在であって、見ようによっては与えられた仕事を完璧にこなした卡ともいえる。「緑の飛行・除去耐性持ち小型クリーチャー」というカテゴリの中で、こいつが最劣等にあり、振り子が逆側に振れた先端にはシラナの岩礁渡りという優等生がいる。その間で調整すればよい。
ごちゃごちゃ書いてあるが、結局こいつは「あなたのアップキープの開始時に、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。」以上のことはやってくれない。つまり、大分あとの卡ではあるが、彼方よりに完敗している。
<改善>
とはいえ、そんなウルザにも失敗作はあったのだ。これからの作業は、ウルザの暗部を解き明かすことになるだろう。
Discordant Dirge / 不和の葬送歌 (3)(黒)(黒)かの名卡、強迫をコモンに収録したエキスパンションとは思えない体たらくだ。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたは不和の葬送歌の上に詩句(verse)カウンターを1個置いてもよい。
(黒),不和の葬送歌を生け贄に捧げる:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を見て、その中からカードを最大X枚まで選ぶ。Xは、不和の葬送歌の上に置かれた詩句カウンターの数である。そのプレイヤーは、それらのカードを捨てる。
こいつを出したそのターンは何もできない。次のターンにカウンターが1個乗る。サクることで強要が打てるが、それをやるなら最初から強要を使えば済む話だから、事実上はここでサクるという選択肢はない。よって不和の葬送歌が機能し始めるのは2ターン後といってよい。この時点で7ターン目とすでに終盤戦が始まろうとしている頃合い、しかも不和の葬送歌を見た相手は手札の消化を図っているはずである。不和の葬送歌で捨てさせる卡が残っているかも怪しいもんだ。テンペストで断念というゴミを紹介したが、悠長さではこっちの圧勝である。
このサイクルはどれもパッとしないが、他のやつらはロックしてカウンターを溜めまくるなり、それなりに抜け道があった。不和の葬送歌の場合、手札枚数という上限があるのでそれすらできない。
<改善>
手札破壊とカウンターは軽さが特に重要だ。除去なら1ターン遅れても1回殴られるだけで済む。しかし、これらは時機を逸すればそれで終わり、チャンスは2度やってこない。不和の葬送歌も、5マナという重さが最大の問題であることを鑑みれば、効果の弱体化と引き換えにしてでも軽量化を図るしかない。
Discordant Dirge / 不和の葬送歌 (1)(黒)(黒)2マナ軽くしたことで、機能するのが5ターン目と、ぎりぎり手札が残っていそうなタイミングになった。相手にしてみれば、オールイン的な動きに打って出るか、または土地プレイを控えてケアするかの二択であり、駆け引きが生まれる。また、どちらの選択肢も取れないパーミッションには刺さる卡になる。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたは不和の葬送歌の上に詩句(verse)カウンターを1個置いてもよい。
(黒),不和の葬送歌を生け贄に捧げる:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードをX枚捨てる。Xは、不和の葬送歌の上に置かれた詩句カウンターの数である。
Hawkeater Moth / 鷹喰い蛾 (3)(緑)有名どころ。適正コストより2.5マナくらい重い。
クリーチャー — 昆虫(Insect)
飛行、被覆
1/2
<改善>
18000 wordsの指摘にもあるとおり、鷹食い蛾は元々弱く作られた存在であって、見ようによっては与えられた仕事を完璧にこなした卡ともいえる。「緑の飛行・除去耐性持ち小型クリーチャー」というカテゴリの中で、こいつが最劣等にあり、振り子が逆側に振れた先端にはシラナの岩礁渡りという優等生がいる。その間で調整すればよい。
Sporogenesis / 胞子形成 (3)(緑)4マナという微妙なコストに読む気の失せる長文、2~3回読み直して弱さに気付いたときの徒労感。ねじれのワームにも通じるクソっぷりである。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、トークンでないクリーチャー1体を対象とする。あなたはその上にファンガス(fungus)・カウンターを1個置いてもよい。
ファンガス・カウンターがその上に置かれているクリーチャーが死亡するたび、そのクリーチャーの上に置かれているファンガス・カウンター1個につき緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
胞子形成が戦場を離れたとき、すべてのクリーチャーからすべてのファンガス・カウンターを取り除く。
ごちゃごちゃ書いてあるが、結局こいつは「あなたのアップキープの開始時に、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。」以上のことはやってくれない。つまり、大分あとの卡ではあるが、彼方よりに完敗している。
From Beyond / 彼方より (3)(緑)
エンチャント
欠色(このカードは無色である。)
あなたのアップキープの開始時に、無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを1体生成する。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(◇)を加える。」を持つ。
(1)(緑),彼方よりを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーからエルドラージ・カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。
<改善>
Sporogenesis / 胞子形成 (2)(黒)(緑)悪用を防止しようとした痕跡らしき蛇足を省くところまでは同意を得られると思うが、黒を足したのはオリジナルへの尊重を欠く行いだったかもしれない。しかし、彼方よりと差別化するには、「カビだらけになったクリーチャーの死体から苗木がわらわら出る」というフレーバー性を強化する他に手はないと思ったのだ。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体を対象とする。あなたはその上にファンガス(fungus)・カウンターを1個置いてもよい。 その後、そのクリーチャーの上に、その点数で見たマナ・コストより多くのファンガス・カウンターが乗っているならば、それを破壊する。
ファンガス・カウンターがその上に置かれているクリーチャーが死亡するたび、そのクリーチャーの上に置かれているファンガス・カウンター1個につき緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
<STH>
ストロングホールドはストロングと銘打つだけあって強く、判定に苦慮した。その中で比較的劣等と思われる卡は...
<改善>
上位互換として次がある。
・グリールのなで回し/Greel’s Caress 瞬速つき。
・すがりつく闇/Clinging Darkness 修整が-4/-1
・感覚の剥奪/Sensory Deprivation 青、1マナ。
他に候補として検討したのはこいつだ。
<EXO>
ウェザーライト号のラース脱出を描くエキスパンションだ。しかし、残念なことに、逃げ遅れた卡も何枚かある。
<改善>
アジャニのマントラという上位互換が出ている。
窮地に陥った際の打開策という性質をより明確に打ち出した例としては、次がある。
自軍の方が大きい→軽減してもらうまでもなく突破できるから100%無意味。
敵軍の方が大きい→攻撃に行く必要がほとんどない。頭数で勝る場合は「ブロックされなかった連中で本体にダメージを通し、ブロックされた連中を救済して次ターンも同様に攻める」という方法はあるかもしれない。
自軍・敵軍が互角→両者死亡するところを一方的に倒せるようになる。
このとおり、ファイティング・チャンスがゲーム上に意味を持つような局面は大変限定的である。それが1ターンの使い切り、それも運任せでは、使い物にならない。
<改善>
もう1マナ足すだけで、次のとおり力強い永続的能力を持った卡が得られる。
1.単純に火力が弱い。アップキープごとに1点は、たとえ毎ターン誘発できる前提でも、大したクロックにはならない。
2.色の戦略と整合しない。これはwikiでも散々指摘されているとおりだ。相手の盤面が整わない隙を突き、クロックを確立すべき序盤にこんなのを貼っているようでは、相手は容易に体勢を整えてしまう。そしてライフが逆転し、魔道士の誓いが動き出す頃には、毎ターン1点などは焼け石に水となっていることだろう。
3.ルール変更による弱体化。M10ルール施行前ならば、マナバーンを利用してライフを相手より下に持っていくこともできなくはなかった。今はそれすら不可能。
<改善>
上で見たように、1点ダメージでは微弱すぎたが、2点とすれば、2回誘発で4点ダメージを計上するようになる。2マナの火力としては、即効性と引き換えに長期的により大きなダメージを与えられる存在となる。
また駆け引きの点でも深みを増す。オリジナルの1点では、魔道士の誓いが誘発した場合、それに続けてクリーチャーによる攻撃か何かがなければ、両プレイヤーのライフが=になることはあっても逆転することはあり得なかった。2点とすることで、ライフ差が奇数なら、魔道士の誓いがその差を埋めていった結果、15対16→15対14→13対14...と両プレイヤーのアップキープごとに誘発し続けるようになり、テンポが良いものとなる。逆に、ライフを守りたい相手方にしてみれば、ライフ差を偶数にすることで誘発の停止を狙いにくるはずだ。ここにライフ差の奇偶という焦点が生まれる。
もう1つの些細な変更として、ダメージを任意ではなく義務にしている。これでテキストが簡略化されたと共に、若干ながら強化もされている。というのは、魔道士の誓いを貼ったプレイヤーがダメージを与えたくないケースはまずない一方、相手プレイヤーにしてみれば、自分のアップキープに魔道士の誓いを誘発させたことでライフが逆転してしまう場合、自分が魔道士の誓いの標的になってしまうことを恐れて、誘発を放棄する選択肢があり得る。それを予め禁止しておいてデッドレースを強制するわけだ。
テンペスト、ストロングホールドは最弱の者でもまだ理解できる性能だったが、エクソダスにきて一気に突き抜けた感がある。
ところでこれ強くね?
ストロングホールドはストロングと銘打つだけあって強く、判定に苦慮した。その中で比較的劣等と思われる卡は...
Torment / 責め苦 (1)(黒)2マナソーサリータイミングにも関わらず影響は微々たるものであり、上位互換にも事欠かない。それでもリミテッドで消極的なシャドー対策くらいにはなるため、常軌を逸して弱いとまではいえない。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは-3/-0の修整を受ける。
<改善>
上位互換として次がある。
・グリールのなで回し/Greel’s Caress 瞬速つき。
・すがりつく闇/Clinging Darkness 修整が-4/-1
・感覚の剥奪/Sensory Deprivation 青、1マナ。
他に候補として検討したのはこいつだ。
Primal Rage / 怒りの発散 (1)(緑)これも大概ひどい(仮にキャントリップ付でも構築レベルではなく、リミテッドでもあまり優先されなかったに違いない)が、原初の激情あたりに比べればいくらか良い。巨大化をはじめとしたコンバットトリックをテーマとした緑系アグロならある程度働きそうだ。
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーはトランプルを持つ。(あなたがコントロールするクリーチャーが、自身をブロックしているすべてのクリーチャーを破壊するのに十分な戦闘ダメージを割り振る場合、あなたはその残りのダメージを防御プレイヤーかプレインズウォーカーに割り振ってもよい。)
<EXO>
ウェザーライト号のラース脱出を描くエキスパンションだ。しかし、残念なことに、逃げ遅れた卡も何枚かある。
Convalescence / 回復期 (1)(白)ボール・ライトニングと火炎破を擁し、灼熱のラースを体現する赤単は電光石火の素早さを誇り、スタンダード環境の最右翼を担った。この赤単が睨みを効かす中、ライフ10点とは、紛れもない緊急事態である。それに対して、回復期の仕事がアップキープごとにライフ1点というのでは、悠長を通り越して怠惰といえよう。ライフを11点以上にはしてくれないので、何らかの悪用(相手をロックして無限ライフを得るなど)も見込めないという点では、かのFarmsteadにすら劣る。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライフが10点以下である場合、あなたは1点のライフを得る。
<改善>
アジャニのマントラという上位互換が出ている。
Ajani’s Mantra / アジャニのマントラ (1)(白)これも大して強くない、むしろ劣等の部類に入る卡ではあるが、シンプルなのはよいことだ。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを得てもよい。
窮地に陥った際の打開策という性質をより明確に打ち出した例としては、次がある。
Convalescent Care / 病みあがりの介護 (1)(白)(白)これは当時マナバーンで調整が容易だったこともあって構築でも使われた。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライフが5点以下である場合、あなたは3点のライフを得るとともにカードを1枚引く。
Fighting Chance / ファイティング・チャンス (赤)有名どころである。そもそもブロッククリーチャーからのダメージを軽減するという目的からして疑問である。状況を場合分けしてみると...
インスタント
ブロックしているクリーチャー1体につき、コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに勝った場合、このターン、そのクリーチャーが与えるすべての戦闘ダメージを軽減する。
自軍の方が大きい→軽減してもらうまでもなく突破できるから100%無意味。
敵軍の方が大きい→攻撃に行く必要がほとんどない。頭数で勝る場合は「ブロックされなかった連中で本体にダメージを通し、ブロックされた連中を救済して次ターンも同様に攻める」という方法はあるかもしれない。
自軍・敵軍が互角→両者死亡するところを一方的に倒せるようになる。
このとおり、ファイティング・チャンスがゲーム上に意味を持つような局面は大変限定的である。それが1ターンの使い切り、それも運任せでは、使い物にならない。
<改善>
もう1マナ足すだけで、次のとおり力強い永続的能力を持った卡が得られる。
Dolmen Gate / 巨岩の門 (2)そして、巨岩の門ですら構築ではお払い箱だった(リミテッドでは多分強い)。
アーティファクト
あなたがコントロールする攻撃しているクリーチャーに与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。
Oath of Mages / 魔道士の誓い (1)(赤)これの問題は次3点に整理できる。
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりもライフが多いプレイヤーを対象として選ぶ。前者のプレイヤーは、「魔道士の誓いは後者のプレイヤーに1点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
1.単純に火力が弱い。アップキープごとに1点は、たとえ毎ターン誘発できる前提でも、大したクロックにはならない。
2.色の戦略と整合しない。これはwikiでも散々指摘されているとおりだ。相手の盤面が整わない隙を突き、クロックを確立すべき序盤にこんなのを貼っているようでは、相手は容易に体勢を整えてしまう。そしてライフが逆転し、魔道士の誓いが動き出す頃には、毎ターン1点などは焼け石に水となっていることだろう。
3.ルール変更による弱体化。M10ルール施行前ならば、マナバーンを利用してライフを相手より下に持っていくこともできなくはなかった。今はそれすら不可能。
<改善>
Curse of the Pierced Heart / 貫かれた心臓の呪い (1)(赤)かつて引き合いに出したことのある卡だ。侵食/Erosionという、この連載の中で比べても相当気合の入った弱卡を説明した時のことである。さて、貫かれた心臓の呪いは魔道士の誓いがやりたかったことは全部やっている。しかし、オースサイクル、いやエクソダス全体のテーマである「不利なプレイヤーを救済する」コンセプトを保つとすれば?
エンチャント — オーラ(Aura) 呪い(Curse)
エンチャント(プレイヤー)
エンチャントされているプレイヤーのアップキープの開始時に、貫かれた心臓の呪いはそのプレイヤーに1点のダメージを与える。
Oath of Mages / 魔道士の誓い (1)(赤)至極単純ではあるが、ダメージを2点にしてみるのはどうだろう。
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりもライフが多いプレイヤーを対象として選ぶ。魔道士の誓いは、後者のプレイヤーに2点のダメージを与える。
上で見たように、1点ダメージでは微弱すぎたが、2点とすれば、2回誘発で4点ダメージを計上するようになる。2マナの火力としては、即効性と引き換えに長期的により大きなダメージを与えられる存在となる。
また駆け引きの点でも深みを増す。オリジナルの1点では、魔道士の誓いが誘発した場合、それに続けてクリーチャーによる攻撃か何かがなければ、両プレイヤーのライフが=になることはあっても逆転することはあり得なかった。2点とすることで、ライフ差が奇数なら、魔道士の誓いがその差を埋めていった結果、15対16→15対14→13対14...と両プレイヤーのアップキープごとに誘発し続けるようになり、テンポが良いものとなる。逆に、ライフを守りたい相手方にしてみれば、ライフ差を偶数にすることで誘発の停止を狙いにくるはずだ。ここにライフ差の奇偶という焦点が生まれる。
もう1つの些細な変更として、ダメージを任意ではなく義務にしている。これでテキストが簡略化されたと共に、若干ながら強化もされている。というのは、魔道士の誓いを貼ったプレイヤーがダメージを与えたくないケースはまずない一方、相手プレイヤーにしてみれば、自分のアップキープに魔道士の誓いを誘発させたことでライフが逆転してしまう場合、自分が魔道士の誓いの標的になってしまうことを恐れて、誘発を放棄する選択肢があり得る。それを予め禁止しておいてデッドレースを強制するわけだ。
テンペスト、ストロングホールドは最弱の者でもまだ理解できる性能だったが、エクソダスにきて一気に突き抜けた感がある。
ところでこれ強くね?
Wall of Nets / 網の壁 (1)(白)(白)
クリーチャー — 壁(Wall)
防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)
戦闘終了時に、網の壁によってブロックされているすべてのクリーチャーを追放する。
網の壁が戦場を離れたとき、網の壁によって追放されたすべてのカードを、オーナーのコントロール下で戦場に戻す。
0/7
Nicol Bolas,God-Pharaoh
ついに君臨した王神、角ある御方、エルダードラゴン、ニコル・ボーラス。7マナと非常に重いが、能力は圧巻の一言だ。
[+2]は相手のライブラリから1枚をタダで唱えるというもので、隙を埋めるのに適しているが、敗勢を覆すとまではいえないか。
[+1]もプラス能力とは思えないアドバンテージ力だが、盤面に干渉できず、4つの能力の中では劣る。
白眉は[-4]だろう。7点という巨大な火力を本体にも打ち込めるため、最低限7マナ7点火力として使える。プラス能力いずれかを挟んで2回起動できればおそらく勝ちだ。
奥義である[-12]も強力だが、これを使うくらいなら[-4]で勝ちにいくべきか。
重さを考えると、ウギンの[-X]のような登場と同時に制圧力を発揮できる能力がない点が不満であり、残念ながらヴィンテージでは厳しそうだ。
Bontu’s Last Reckoning
なんと3マナの滅び。ただし、土地が1ターン寝るので、考えなしに使うのでは「返しで出たクリーチャーが速攻を得る」に近いデメリットとなってしまう。
ヴィンテージならばMoxenを使うことでそのデメリットを大きく軽減できるが、むしろダブルシンボルが辛い。ペイライフはないものの、毒の濁流にやや劣る。
ついに君臨した王神、角ある御方、エルダードラゴン、ニコル・ボーラス。7マナと非常に重いが、能力は圧巻の一言だ。
[+2]は相手のライブラリから1枚をタダで唱えるというもので、隙を埋めるのに適しているが、敗勢を覆すとまではいえないか。
[+1]もプラス能力とは思えないアドバンテージ力だが、盤面に干渉できず、4つの能力の中では劣る。
白眉は[-4]だろう。7点という巨大な火力を本体にも打ち込めるため、最低限7マナ7点火力として使える。プラス能力いずれかを挟んで2回起動できればおそらく勝ちだ。
奥義である[-12]も強力だが、これを使うくらいなら[-4]で勝ちにいくべきか。
重さを考えると、ウギンの[-X]のような登場と同時に制圧力を発揮できる能力がない点が不満であり、残念ながらヴィンテージでは厳しそうだ。
Bontu’s Last Reckoning
なんと3マナの滅び。ただし、土地が1ターン寝るので、考えなしに使うのでは「返しで出たクリーチャーが速攻を得る」に近いデメリットとなってしまう。
ヴィンテージならばMoxenを使うことでそのデメリットを大きく軽減できるが、むしろダブルシンボルが辛い。ペイライフはないものの、毒の濁流にやや劣る。
【悲報】メンター、普通に環境最強デッキ
2017年5月23日 Magic: The Gatheringhttps://www.mtggoldfish.com/metagame/vintage#online
制限の発表された夜、僕は環境が相当に揺れるだろうとの核心を抱きつつ、次のように述べた。
制限の発表された夜、僕は環境が相当に揺れるだろうとの核心を抱きつつ、次のように述べた。
Kai Budde氏はこの変更がメンターをむしろ強化するとのご意見だが、僕には同意できない。これらが制限されるほど多用されたのは、メンターにとってこれらより優れた卡が存在しなかったためだ。環境支配率は33%から15%あたりに減少するのではとみている。しかるにメンターとWorkshopの二強体制が揺らぐことは少しもなかった。今、予想の誤りを認め、Kai Budde氏に不明を謝したい。
MO P9 Challenge 5月
2017年5月21日 Magic: The Gatheringhttp://www.themanadrain.com/topic/1218/vintage-challenge-5-22-17
1 Mourning Palace - Grixis Thieves
2 Trucky333 - UW Landstill
3 Lexor19 - White Eldrazi
4 TheLastGnu - UW Stoneblade
5 UnrestrictBrainstorm - Jeskai Mentor
6 Jazza - Ravager Shops
7 Tattoocek - Jeskai Delver
8 JBrandersen - Pitch Dredge
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2017-05-22
1 Mourning Palace - Grixis Thieves
2 Trucky333 - UW Landstill
3 Lexor19 - White Eldrazi
4 TheLastGnu - UW Stoneblade
5 UnrestrictBrainstorm - Jeskai Mentor
6 Jazza - Ravager Shops
7 Tattoocek - Jeskai Delver
8 JBrandersen - Pitch Dredge
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2017-05-22
最弱への旅13 ウェザーライト再考&テンペスト編
2017年5月20日 Magic: The Gatheringウェザーライトでは全卡があまりに強く、煩悶の余りついネタに走ってしまった。再考すると...
セット内最弱は十分争える位置にあるが、マジック全体を見渡してみると、3マナ1/3バニラ+αというだけで、最悪と呼べる部類には入らない。
というわけで、ウェザーライト最弱はベナリアの歩兵部隊というのが当ブログとしての結論。いやーウェザーライト強いわー
肥沃なミラージュに別れを告げたウェザーライト号は、一転して暴風雨吹き荒れるラースに不時着する。この過酷な大地はいかなる弱卡を育んだのだろうか?
まずX選択ハンデスというコンセプト自体が疑問だ。X=1のとき、手札最強の1枚を捨てさせることができる。以下、Xを増やしていくごとに、2番目の卡、3番目の卡...と追加されていく。このように、Xが増加するに伴って、ハンデス効果F(X)の伸び幅F’(X)が減少する。Xランダムハンデス(精神錯乱)、X火力やXドローは線形的(F’が一定)なのに比べると、デザインとしてあまり優れてないのではないかと思えてしまう。
また、追加コストのXディスカードも相当にひどい。これが効果の一部だったらいくらでもやりようはあった。追加コストということで、黒お得意の瞬発的マナ加速から巨大なXを打ち込む戦略もできない。
とはいえ、トーナメント実績もあるらしいので(http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%87%E3%82%B9)これもレジェンドらへんのどうしようもない屑よりはずっと上といえる。
まとめると、デザイン・デベロップ両面で誤った貴重な卡といえる。
<改善>
テンペストもかなりの強力セットで、右の2枚以外これはと思うような逸品には出会えなかった。ラースの灼熱洞のような挑戦的卡も登場し、開発陣の意気込みが感じられる。
Benalish Infantry / ベナリアの歩兵部隊 (2)(白)ベナリアの勇士(1マナ1/1バンド)のタフネスを増したクリーチャーだ。勇士の役割は2つで、1ターン目に出して最速で殴りに行くことと、次にバンドを駆使して全ダメージを一身に引き受けることだ。歩兵部隊の場合、第1の役割は望めない。第2の役割については、相手のパワー(の合計)が1か2であれば受け止められる点が成長したと認められる。しかし、そもそもが大して強くもない勇士からさらに2マナも増加しているのに、成長の度合いは僅かだ。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
バンド
1/3
セット内最弱は十分争える位置にあるが、マジック全体を見渡してみると、3マナ1/3バニラ+αというだけで、最悪と呼べる部類には入らない。
Timid Drake / 臆病ドレイク (2)(青)dds兄貴から指摘いただいた卡。かなり厄介なデメリットではあるが、カウンターやロックと組み合わせれば軽いフィニッシャーとして使える。ミラージュブロックを代表する名クリーチャー、ネクタラルにも強い(APNAPルールでネクタラルCIPがまずスタックに置かれ、次にドレイク逃亡が置かれる。逆順処理によりドレイクが逃げ切る)なども考えると、多少は見所もあるようだ。
クリーチャー — ドレイク(Drake)
飛行
他のクリーチャー1体が戦場に出たとき、臆病ドレイクをオーナーの手札に戻す。
3/3
というわけで、ウェザーライト最弱はベナリアの歩兵部隊というのが当ブログとしての結論。いやーウェザーライト強いわー
肥沃なミラージュに別れを告げたウェザーライト号は、一転して暴風雨吹き荒れるラースに不時着する。この過酷な大地はいかなる弱卡を育んだのだろうか?
Abandon Hope / 断念 (X)(1)(黒)ハンデスはマジックのアクションの中でも強い部類に入る。環境の基準になったものは多く、中には主戦場をエターナルフォーマットに移して今なお活躍を続ける者もいる。断念は、そんなハンデス集団における落伍者である。
ソーサリー
断念を唱えるための追加コストとして、カードをX枚捨てる。
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を見て、その中からカードをX枚選ぶ。そのプレイヤーはそれらのカードを捨てる。
まずX選択ハンデスというコンセプト自体が疑問だ。X=1のとき、手札最強の1枚を捨てさせることができる。以下、Xを増やしていくごとに、2番目の卡、3番目の卡...と追加されていく。このように、Xが増加するに伴って、ハンデス効果F(X)の伸び幅F’(X)が減少する。Xランダムハンデス(精神錯乱)、X火力やXドローは線形的(F’が一定)なのに比べると、デザインとしてあまり優れてないのではないかと思えてしまう。
また、追加コストのXディスカードも相当にひどい。これが効果の一部だったらいくらでもやりようはあった。追加コストということで、黒お得意の瞬発的マナ加速から巨大なXを打ち込む戦略もできない。
とはいえ、トーナメント実績もあるらしいので(http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%87%E3%82%B9)これもレジェンドらへんのどうしようもない屑よりはずっと上といえる。
まとめると、デザイン・デベロップ両面で誤った貴重な卡といえる。
<改善>
Last Rites / 最後の儀式 (2)(黒)こういう妥当な改良版が既に存在する。おそらくウィザーズも断念について右と同じような評価だったのだろう。
ソーサリー
望む枚数のカードを捨てる。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。その後あなたはこれにより捨てたカード1枚につき、公開された手札から土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、それらのカードを捨てる。
Mogg Squad / モグの中隊 (1)(赤)18000 wordsでは37位となかなかの上位に入っている。記事が提案する、数えるのが自軍のみバージョンだっとしても構築リミテッドともにお呼びの掛からない駄卡からは動かないだろう。そのくらい弱い。どうしても使うとすれば、上天の閃光でクリーチャーを抑制するカウンターバーンなどで、弱い鋼のゴーレムとして運用するくらいだろうか?
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
モグの中隊は戦場に出ている他のクリーチャー1体につき-1/-1の修整を受ける。
3/3
テンペストもかなりの強力セットで、右の2枚以外これはと思うような逸品には出会えなかった。ラースの灼熱洞のような挑戦的卡も登場し、開発陣の意気込みが感じられる。
最弱への旅12 ウェザーライト編
2017年5月18日 Magic: The Gathering コメント (1)これもバランスが取れすぎていて、この企画的には相当困るエキスパンションだ。
モリンフェン/Morinphenこれは生け贄1体が必要でありながら星4モンスターにも劣るひどいステータスのモンスターだ。ステータスはレオ・ウィザードよりなんぼかマシだと擁護論を唱える人もあるかも知れない。しかし、実はそこが落とし穴。この中途半端な50のせいでキラー・トマトから召喚することができず、エクストラ召喚の種としても使いにくいのである。
通常モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻1550/守1300
長い腕とかぎづめが特徴の奇妙な姿をした悪魔。
最弱への旅11 ビジョンズ編
2017年5月17日 Magic: The Gathering コメント (6)ビジョンズに来て一気に調整がよくなった。卡の作り方というのが見えてきたのか、と思わされる。この時期のマジックは2つの意味でコストパフォーマンスに目覚めたようだ。
意味の第一は、当然だがマナコストに比して妥当なリターンを返すことだ。
意味の第二は、テキスト量に関するものだ。テキストにある程度の長さを必要とする卡もある(赤のミニゲーム系とか、石の死の姉妹のようにテーマ性を持った卡)が、ちょっとした「悪用」を防ごうとグダグダ長文を書き連ねても良いことなど何一つない。黎明期には「相手に端数を切り捨てた半分のダメージ、あなたに端数を切り上げた半分ダメージ」のような冗長なテキストが散見されたが、ビジョンズあたりを境に途絶える。
というわけで、ビジョンズの「最弱」の選定には非常に苦慮した。最終的にこれかなと思うのはこいつだ。
しかし、この血塗られた報奨でさえも、これまで見てきた塵芥に比べれば抜山蓋世の猛者と言うべき強力さである。
意味の第一は、当然だがマナコストに比して妥当なリターンを返すことだ。
意味の第二は、テキスト量に関するものだ。テキストにある程度の長さを必要とする卡もある(赤のミニゲーム系とか、石の死の姉妹のようにテーマ性を持った卡)が、ちょっとした「悪用」を防ごうとグダグダ長文を書き連ねても良いことなど何一つない。黎明期には「相手に端数を切り捨てた半分のダメージ、あなたに端数を切り上げた半分ダメージ」のような冗長なテキストが散見されたが、ビジョンズあたりを境に途絶える。
というわけで、ビジョンズの「最弱」の選定には非常に苦慮した。最終的にこれかなと思うのはこいつだ。
Wicked Reward / 血塗られた報奨 (1)(黒)1Gの剛力化がノーコストで+4/+4。時代や色の違いを考えても、この程度の仕事は追加コストなしで働いてほしいものだ。
インスタント
血塗られた報奨を唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+4/+2の修整を受ける。
しかし、この血塗られた報奨でさえも、これまで見てきた塵芥に比べれば抜山蓋世の猛者と言うべき強力さである。
最弱への旅10 ミラージュ編
2017年5月15日 Magic: The Gathering コメント (2)超大陸ジャムーラ。ドミナリア屈指の豊穣かつ先進地帯として知られる。だが人の集まるところ、落伍者もまた現れる。
しかし、こんな代物でも無限マナからの恐ろしく出来の悪いフィニッシャーにはなるので、繭/Cocoonよりはなんぼかマシといえる。
<改善>
ターンが帰ってきた。累加アップキープで1マナ払う。相手ターン、彼は1枚引いて1ライフロス。
その次のターン、累加アップキープに2マナ。相手ターン、2枚引いて2ライフロス。
そして次のターン...
悪性腫瘍は5マナの多色エンチャントと、それなりの決定力を求められるコスト域にある。しかし、その効果は極めて緩慢かつ、微弱どころか利敵行為に他ならない。
<改善>
熱病の幻視/Fevered Visionは悪性腫瘍のやろうと思っていたことを全部実現している。
<改善>
事あるごとにフェイズアウトするせいで、ろくに働かないというのが問題だ。ここを変える。
でもフェイズ・アウトって存在しないってことなんだよな...書式に問題あったらごめん
<改善>
こいつは装備品になるべきだ。
Cycle of Life / 生命のサイクル (1)(緑)(緑)+1/+1カウンターを1個置くのに3マナという効率は適正と認められる。しかし、このターンに出たクリーチャーしか対象にできないというあまりに厳しい制約は、これを紙クズに貶してしまった。つまりそのクリーチャーのコストを支払ってさらに3マナ払わなければならないし、強化は1回しかできないわけだ(そのクリーチャーを召喚してさらに6マナ、9マナ余らせるというならそれは自由だが)。しかも、次のターンまで0/1で耐えなければならず、相手による稲妻、あるいはショック、いやソーサリーでも焦熱の槍の1発で、全てが台無しになる。
エンチャント
生命のサイクルをオーナーの手札に戻す:このターンにあなたが唱えたクリーチャー1体を対象とする。それはあなたの次のアップキープの開始時まで基本のパワーとタフネスが0/1である。あなたの次のアップキープの開始時に、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。
しかし、こんな代物でも無限マナからの恐ろしく出来の悪いフィニッシャーにはなるので、繭/Cocoonよりはなんぼかマシといえる。
<改善>
Dragon Blood / ドラゴンの血 (3)適正なコストに簡潔なテキスト。明瞭なフレーバー。完璧だ。
アーティファクト
(3),(T):クリーチャー1体を対象とする。その上に+1/+1カウンターを1個置く。
Malignant Growth / 悪性腫瘍 (3)(緑)(青)登場ターンは何もしない。
エンチャント
累加アップキープ(1)(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
あなたのアップキープの開始時に、悪性腫瘍の上に成長(growth)カウンターを1個置く。
各対戦相手のドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは悪性腫瘍の上に置かれている成長カウンター1個につき追加のカードを1枚引き、その後悪性腫瘍はそのプレイヤーに、これにより引いたカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
ターンが帰ってきた。累加アップキープで1マナ払う。相手ターン、彼は1枚引いて1ライフロス。
その次のターン、累加アップキープに2マナ。相手ターン、2枚引いて2ライフロス。
そして次のターン...
悪性腫瘍は5マナの多色エンチャントと、それなりの決定力を求められるコスト域にある。しかし、その効果は極めて緩慢かつ、微弱どころか利敵行為に他ならない。
<改善>
熱病の幻視/Fevered Visionは悪性腫瘍のやろうと思っていたことを全部実現している。
Fevered Visions / 熱病の幻視 (1)(青)(赤)しかし、ここはあえて元デザインを活かす方法で考えてみたい。まず、この名前で黒がないのは疑問だ。それに、重さを考えれば、これはもう引くのが自分、ライフロスは相手のままでもバチは当たらないんじゃないか?
エンチャント
各プレイヤーの終了ステップの開始時に、そのプレイヤーはカードを1枚引く。そのプレイヤーがあなたの対戦相手であり、そのプレイヤーの手札にカードが4枚以上あるなら、熱病の幻視はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
Malignant Growth / 悪性腫瘍 (2)(黒)(緑)(青)ここまでやってもおそらくモダン級ではないだろう。
エンチャント
累加アップキープ(1)(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
あなたのドロー・ステップの開始時に、悪性腫瘍の上に置かれている経年カウンター1個につき追加のカードを1枚引き、その後悪性腫瘍は各対戦相手に、これにより引いたカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
Warping Wurm / ねじれのワーム (2)(緑)(青)4マナ多色の癖して病的に小さいわ、どっかの5マナ青緑エンチャント並に遅いわ、マナは食うわ、2ターンに1回しか働かないわで、本当にどうしようもない。mtg wikiには「リミテッドでサイドから入ることはある」と書いてあるが本当だろうか...到底信じられない...
クリーチャー — ワーム(Wurm)
フェイジング(これはあなたの各アンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インまたはフェイズ・アウトする。それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(2)(青)(緑)を支払わないかぎり、ねじれのワームはフェイズ・アウトする。
ねじれのワームがフェイズ・インしたとき、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1
<改善>
事あるごとにフェイズアウトするせいで、ろくに働かないというのが問題だ。ここを変える。
Warping Wurm / ねじれのワーム (2)(緑)(青)このように勤勉に作り変えるというのはどうだろう。
クリーチャー — ワーム(Wurm)
フェイジング(これはあなたの各アンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インまたはフェイズ・アウトする。それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。)
(2)(青)(緑):フェイズ・アウトしているねじれのワームをフェイズ・インさせる。
ねじれのワームがフェイズ・インしたとき、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1
でもフェイズ・アウトって存在しないってことなんだよな...書式に問題あったらごめん
Acidic Dagger / 酸の短剣 (4)この時期のデベロップは、クリーチャー戦を有利に進めたり、鉄壁の防御を作ったりする能力に猛烈な恐怖を抱いていた。そうした母胎の心理状態は胎児にも悪影響を及ぼし、Tidal Flatsやラカライト、そしてこの酸の短剣といった不具の子を産んだ。
アーティファクト
(4),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それが壁(Wall)でないクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、その壁でないクリーチャーを破壊する。このターン、対象となったクリーチャーが戦場を離れたとき、酸の短剣を生け贄に捧げる。この能力はブロック・クリーチャーが指定されるより前にのみ起動できる。
<改善>
こいつは装備品になるべきだ。
Basilisk Collar / バジリスクの首輪 (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは接死と絆魂を持つ。
装備(2)
プロツアーアモンケット TOP8
2017年5月14日 Magic: The Gatheringhttp://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptakh/top-8-decklists-2017-05-13
マーベル4
ゾンビ3
ゴルガリ1
機体、青コン、サイクリング系統は駆逐されてしまった。
マーベル4
ゾンビ3
ゴルガリ1
機体、青コン、サイクリング系統は駆逐されてしまった。
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-daily-2017-05-04
DEATHTONGUE、URデルバー過酷な指導者4枚入り(ヤンパイの枠)で3-1
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-daily-2017-05-05
DEATHTONGUE、75枚同じデッキで4-0!
DEATHTONGUE、URデルバー過酷な指導者4枚入り(ヤンパイの枠)で3-1
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-daily-2017-05-05
DEATHTONGUE、75枚同じデッキで4-0!
【朗報】メンター、普通に強い
2017年5月2日 Magic: The Gatheringhttp://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-daily-2017-05-01
しかもBy Force使われまくっとるやんけ!
しかもBy Force使われまくっとるやんけ!
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-premier-2017-04-30
3位のメンターが気に入った。ジェイスやCompulsive Research(!)といったやや重い卡を投入してSol Ringを効かすアイディアが良い
3位のメンターが気に入った。ジェイスやCompulsive Research(!)といったやや重い卡を投入してSol Ringを効かすアイディアが良い
MO P9 Challenge 4月
2017年4月30日 Magic: The Gatheringhttp://www.themanadrain.com/topic/1171/mtgo-april-2017-power-9-challenge
噴出・ギタクシアの制限でメンターは深刻な打撃を受けたが、このとおりTaxingと並んで3名がTOP8に入った。やはりアーキタイプの消滅という懸念はなさそうだ。
赤単ヘイトがすごい気になる
噴出・ギタクシアの制限でメンターは深刻な打撃を受けたが、このとおりTaxingと並んで3名がTOP8に入った。やはりアーキタイプの消滅という懸念はなさそうだ。
赤単ヘイトがすごい気になる
規制後メンター
2017年4月27日 Magic: The Gatheringhttp://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-daily-2017-04-26
プレイヤーのコメントは
http://www.themanadrain.com/topic/1150/how-good-is-monastery-mentor-as-of-this-afternoon/33
見過ごしていたが、商人の巻物は好卡。少し重いが、噴出をサーチする分にはさほど気にならず、後でジェイスから再詠唱すればカウンターに化ける。
SMMENEN (4-0)世界王者の操縦のもとメンターがMOを4-0し、健在ぶりを見せつけた。
VINTAGE DAILY #10584885 ON 04/25/2017
DECKLIST STATS SAMPLE HAND
SORT BY:
Planeswalker (2)
2 Dack Fayden
Creature (6)
2 Jace, Vryn’s Prodigy
4 Monastery Mentor
Sorcery (9)
1 Gitaxian Probe
1 Merchant Scroll
1 Ponder
4 Preordain
1 Time Walk
1 Treasure Cruise
Instant (21)
1 Ancestral Recall
1 Brainstorm
1 Dig Through Time
2 Flusterstorm
4 Force of Will
1 Gush
4 Mental Misstep
1 Mindbreak Trap
1 Mystical Tutor
2 Pyroblast
3 Swords to Plowshares
Artifact (5)
1 Black Lotus
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Ruby
1 Mox Sapphire
Enchantment (1)
1 Stony Silence
Land (16)
4 Flooded Strand
1 Island
1 Library of Alexandria
1 Misty Rainforest
1 Polluted Delta
1 Scalding Tarn
1 Strip Mine
3 Tundra
2 Volcanic Island
1 Wasteland
60 Cards
Sideboard (15)
1 Wasteland
1 Stony Silence
1 Swords to Plowshares
3 Containment Priest
1 Disenchant
4 Fragmentize
3 Grafdigger’s Cage
1 Plains
プレイヤーのコメントは
http://www.themanadrain.com/topic/1150/how-good-is-monastery-mentor-as-of-this-afternoon/33
見過ごしていたが、商人の巻物は好卡。少し重いが、噴出をサーチする分にはさほど気にならず、後でジェイスから再詠唱すればカウンターに化ける。
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-daily-2017-04-25
Glasses of Urza / ウルザの眼鏡 (1)Outcomeで2回以上戻せばギタクシアより強いな(錯乱)
アーティファクト
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を見る。
新生メンター考
2017年4月26日 Magic: The Gatheringギタクシア派の調査と噴出が制限された。それはメンターにどのような変化をもたらすのか?適切な代役を得るためにはまずそこから出発しなくてはいけない。
第1に、当たり前のようだが0マナドローを失う。
ギタクシア派の調査に近い卡はウルザ/ミシュラのガラクタがある。決して悪い卡ではないが、ドローが即時か否かの差は相当のものがある。
噴出に関しては、構築に相当の制約を課されるものの、物読みが最も近い。
第2に、デッキパワーを失う。なぜなら、2枚は卡力・導師との相性の良さ共に最高レベルの物があり、これらの恩恵を細かに受けているた卡も少なくないためだ。
それを列挙してみると次のようになる。
・強引に手札7枚まで持っていくAlex
・余った土地をディスカードに充てるダク
・スピーディーな墓地肥やしを欲する両面ジェイス/探査ドロー
Kai Budde氏はこの変更がメンターをむしろ強化するとのご意見だが、僕には同意できない。これらが制限されるほど多用されたのは、メンターにとってこれらより優れた卡が存在しなかったためだ。環境支配率は33%から15%あたりに減少するのではとみている。
第3に、爆発力を失う。Fishの色である白とBig Blueの色である青が融合したことによるメンターの性質について、以前次のように整理したところだ。
http://bagupokemon.diarynote.jp/201703201710143885/
今回の2枚は100%青側であり、爆発力に急ブレーキがかかった。再興を図るか、コンボ性は諦めてFish性を強化するか。はたまたコントロール路線でいくか。
第4に、駆け引き上の優位を失う。ギタクシア派の調査は言わずもがな、噴出も、青との対戦において、「打ち消せば浮いたマナから後続を叩きつけ、打ち消さなければアドバンテージを得る」という選択を迫る卡であった。
ただし、これについては手札破壊を採用することで挽回の余地がある。
第5に、メタゲーム上の立ち位置が動く。2枚は同型を含めた青全般に強いが、Taxingに弱い。というのは、このマッチアップでは0マナというアイデンティティを保てず、ライフや土地の代替コストも対青より嵩む。
考えた末、僕の意見では、メンターの今後には次の3つが有力かと思う。
1.アーティファクト・メンター
爆発力を重視し、大量のアーティファクトと物読みによって果敢を大量に誘発させる。
このデッキにおける導師の意義は、戦場に置けるストームとなる。
逆説ストームとのハイブリッドとして組むことが予想されるが、次のように逆説的な結果を外すことも不可能ではない。
http://mtgtop8.com/event?e=13618&d=280167&f=VI
導師はじめ優秀な人間を揃え、魂の洞窟を経由することで確実にライフを刻むクロックパーミッション。
このデッキにおける導師の意義は、そのままクロックだ。
サリアとメンターの同居は正気を疑われるかもしれないが、ヴィンテージの大家Rich ShayがMO入賞した実績を持つ(権威主義)
http://mtgtop8.com/event?e=13408&d=278678&f=VI
重量卡を多めに投入した長期戦志向のメンター。
このデッキにおける導師の意義は、壁兼フィニッシャーだ。
どのデッキとも戦えるようにと考えているとこうなった。
1.噴出をやめたので、気兼ねなく協議会の座席を投入した。
2.噴出公開やギタクシアのペイライフを恐れずに闇の腹心を使えるようになった。
3.噴出をやめたので、Remoraのための土地が伸びる。
禍転じて福となす発想が重要なのかもしれない。
第1に、当たり前のようだが0マナドローを失う。
ギタクシア派の調査に近い卡はウルザ/ミシュラのガラクタがある。決して悪い卡ではないが、ドローが即時か否かの差は相当のものがある。
噴出に関しては、構築に相当の制約を課されるものの、物読みが最も近い。
第2に、デッキパワーを失う。なぜなら、2枚は卡力・導師との相性の良さ共に最高レベルの物があり、これらの恩恵を細かに受けているた卡も少なくないためだ。
それを列挙してみると次のようになる。
・強引に手札7枚まで持っていくAlex
・余った土地をディスカードに充てるダク
・スピーディーな墓地肥やしを欲する両面ジェイス/探査ドロー
Kai Budde氏はこの変更がメンターをむしろ強化するとのご意見だが、僕には同意できない。これらが制限されるほど多用されたのは、メンターにとってこれらより優れた卡が存在しなかったためだ。環境支配率は33%から15%あたりに減少するのではとみている。
第3に、爆発力を失う。Fishの色である白とBig Blueの色である青が融合したことによるメンターの性質について、以前次のように整理したところだ。
http://bagupokemon.diarynote.jp/201703201710143885/
今回の2枚は100%青側であり、爆発力に急ブレーキがかかった。再興を図るか、コンボ性は諦めてFish性を強化するか。はたまたコントロール路線でいくか。
第4に、駆け引き上の優位を失う。ギタクシア派の調査は言わずもがな、噴出も、青との対戦において、「打ち消せば浮いたマナから後続を叩きつけ、打ち消さなければアドバンテージを得る」という選択を迫る卡であった。
ただし、これについては手札破壊を採用することで挽回の余地がある。
第5に、メタゲーム上の立ち位置が動く。2枚は同型を含めた青全般に強いが、Taxingに弱い。というのは、このマッチアップでは0マナというアイデンティティを保てず、ライフや土地の代替コストも対青より嵩む。
考えた末、僕の意見では、メンターの今後には次の3つが有力かと思う。
1.アーティファクト・メンター
爆発力を重視し、大量のアーティファクトと物読みによって果敢を大量に誘発させる。
このデッキにおける導師の意義は、戦場に置けるストームとなる。
逆説ストームとのハイブリッドとして組むことが予想されるが、次のように逆説的な結果を外すことも不可能ではない。
http://mtgtop8.com/event?e=13618&d=280167&f=VI
// 60 メインデッキ2.人間メンター
// 19 Artifact
1 Black Lotus
1 Mox Emerald
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Ruby
1 Mox Sapphire
4 Mox Opal
1 Sol Ring
1 Lotus Petal
1 Mana Crypt
2 Mishra’s Bauble
1 Urza’s Bauble
2 Sensei’s Divining Top
1 Mana Vault
// 4 Creature
4 Monastery Mentor
// 15 Instant
1 Ancestral Recall
1 Brainstorm
1 Dig Through Time
4 Force of Will
4 Mental Misstep
4 Paradoxical Outcome
// 11 Land
3 Tundra
4 Seat of the Synod
3 Flooded Strand
1 Tolarian Academy
// 11 Sorcery
1 Gitaxian Probe
1 Time Walk
3 Preordain
4 Thoughtcast
1 Treasure Cruise
1 Ponder
導師はじめ優秀な人間を揃え、魂の洞窟を経由することで確実にライフを刻むクロックパーミッション。
このデッキにおける導師の意義は、そのままクロックだ。
サリアとメンターの同居は正気を疑われるかもしれないが、ヴィンテージの大家Rich ShayがMO入賞した実績を持つ(権威主義)
http://mtgtop8.com/event?e=13408&d=278678&f=VI
// 60 メインデッキ3.キーパーメンター
// 4 Artifact
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Sapphire
1 Black Lotus
// 11 Creature
4 Monastery Mentor
4 Dark Confidant
1 Snapcaster Mage
2 Thalia, Guardian of Thraben
// 2 Enchantment
2 Stony Silence
// 20 Instant
1 Ancestral Recall
1 Brainstorm
4 Force of Will
3 Spell Pierce
4 Mental Misstep
2 Flusterstorm
1 Steel Sabotage
1 Gush
3 Swords to Plowshares
// 18 Land
2 Cavern of Souls
3 Underground Sea
3 Tundra
3 Polluted Delta
4 Flooded Strand
1 Island
1 Strip Mine
1 Wasteland
// 5 Sorcery
1 Time Walk
1 Thoughtseize
1 Demonic Tutor
2 Preordain
重量卡を多めに投入した長期戦志向のメンター。
このデッキにおける導師の意義は、壁兼フィニッシャーだ。
どのデッキとも戦えるようにと考えているとこうなった。
// 4 Artifactいささか牽強付会かもしれないが、これら3デッキはいずれも今回の制限で得した面がある。
// 60 メインデッキ
// 7 Artifact
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Sapphire
1 Black Lotus
1 Mox Ruby
1 Mox Emerald
1 Sol Ring
// 6 Creature
4 Monastery Mentor
1 Snapcaster Mage
1 Tasigur, the Golden Fang
// 4 Enchantment
4 Mystic Remora
// 17 Instant
1 Ancestral Recall
1 Brainstorm
4 Force of Will
4 Mental Misstep
2 Flusterstorm
3 Swords to Plowshares
2 Mana Drain
// 15 Land
3 Underground Sea
1 Tundra
2 Polluted Delta
1 Flooded Strand
1 Island
1 Library of Alexandria
2 Volcanic Island
4 Scalding Tarn
// 4 Planeswalker
2 Jace, the Mind Sculptor
2 Dack Fayden
// 7 Sorcery
1 Time Walk
1 Demonic Tutor
1 Balance
2 Preordain
1 Ponder
1 Yawgmoth’s Will
1.噴出をやめたので、気兼ねなく協議会の座席を投入した。
2.噴出公開やギタクシアのペイライフを恐れずに闇の腹心を使えるようになった。
3.噴出をやめたので、Remoraのための土地が伸びる。
禍転じて福となす発想が重要なのかもしれない。
禁止のもたらす影響とその代替物
2017年4月24日 Magic: The Gatheringレガシー
弱体化:奇跡、ANT
紛れもなく、独楽は奇跡の心臓部だ。いや心臓部どころではない。ライブラリー操作がなければ分の悪い博打呪文にしかならない奇跡や相殺、予報に意義を与え、それらの集合体たる60枚にデッキとしての命を吹き込み、奇跡コントロールと命名したのは独楽だ。このデッキはその実、独楽コントロールとこそ呼ぶに相応しい。
3年以上の長きにわたって、群雄割拠たるレガシーの第一デッキとしてひた走ってきた奇跡だが、今日、独楽は毀たれ、この先デッキとして存続するかさえ疑問となった。
ほかANTあたりも小細工できなくなったので辛いか。
代替:ドローの内容とタイミングを両方いじれるような便利な卡は他にない。
候補1
あと使用例も見つけたぞ!2012年に1件だが...
http://mtgtop8.com/event?e=2809&d=218137&f=LE
候補2
候補3
候補4
ヴィンテージ
強化:ストーム、オース、Vault、ドレッジ
メンターとWorkshopの睨み合いというメタゲームを打開する手段として、ピッチドローを規制したのは非常に良い着眼点と感じる。これらはメンターに苛烈な攻撃力を与える重要卡ではあるが、デッキの中で、Workshopを向いた卡ではなく、むしろ同型やコンボを向いた卡である。これらを規制することで描かれる最善のシナリオはこうだ。
1-1.単純にメンターの勢力が落ちる。
1-2.メンターにやられていた他のデッキ(強化の枠に書いた連中)が息を吹き返す。
2-1.メンターの中でピッチドローの枠が空き、Workshopに強い卡(除去等)が入る。
2-2.Workshop、メンターとのマッチアップが悪化、勢力を落とす。
現実にこう上手くいくかはわからない。最悪、Workshopの専制に陥り、また何かしら規制が必要になるのかもしれない。しかし、試みとしては非常に面白い。
この制限でメンターがどのくらい落ちるかだが、メタゲームから退場ということはないだろう。現にギタクシアも噴出もないメンターはいくらでもある。
http://tcdecks.net/deck.php?id=21564&iddeck=165476
http://tcdecks.net/deck.php?id=18661&iddeck=141434
代替(噴出):なし
代替(ギタクシア派の調査):70歩くらい譲ってガラクタか。
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-premier-2016-09-25 (1位)
弱体化:奇跡、ANT
紛れもなく、独楽は奇跡の心臓部だ。いや心臓部どころではない。ライブラリー操作がなければ分の悪い博打呪文にしかならない奇跡や相殺、予報に意義を与え、それらの集合体たる60枚にデッキとしての命を吹き込み、奇跡コントロールと命名したのは独楽だ。このデッキはその実、独楽コントロールとこそ呼ぶに相応しい。
3年以上の長きにわたって、群雄割拠たるレガシーの第一デッキとしてひた走ってきた奇跡だが、今日、独楽は毀たれ、この先デッキとして存続するかさえ疑問となった。
ほかANTあたりも小細工できなくなったので辛いか。
代替:ドローの内容とタイミングを両方いじれるような便利な卡は他にない。
候補1
巻物棚/Scroll Rackこれが最も独楽に近いと思われる。これは奇跡より遥かにclumsyだが、手札に来てしまった奇跡呪文をライブラリトップに置いてくれる。これは独楽にもできなかったことだ。
Scroll Rack / 巻物棚 (2)
アーティファクト
(1),(T):あなたの手札のカードを望む枚数だけ裏向きのまま追放する。あなたのライブラリーのカードを上から同じ枚数だけあなたの手札に加える。その後、その追放されたカードを見てそれらをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
あと使用例も見つけたぞ!2012年に1件だが...
http://mtgtop8.com/event?e=2809&d=218137&f=LE
候補2
Preordain / 定業 (青)代替に挙げておいてなんだが、これは違う...巻物棚は劣化独楽だが、こいつは独楽じゃない。しかし、レガシー級に強いのは確かだ。奇跡に対し、「今すぐ引く(これを欲することはまずないだろうが)」「次のターンに引く」「いつか引く」のいずれかを選ばせてくれる。
ソーサリー
占術2を行い、その後カードを1枚引く。(占術2を行うには、あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードを望む順番であなたのライブラリーの一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)
候補3
Sigiled Starfish / 印章持ちのヒトデ (1)(青)こいつは独楽より優れている。何と言ってもブロッカーだ!
クリーチャー — ヒトデ(Starfish)
(T):占術1を行う。(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。)
0/3
候補4
Aladdin’s Lamp / アラジンのランプ (10)やや重いが、独楽より融通が効く...かどうかすら微妙なラインだな...
アーティファクト
(X),(T):このターン、次にあなたがカードを引く代わりに、あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見て、それらの中から1枚を除いて残りをすべてあなたのライブラリーの一番下に無作為な順番で置く。その後、カードを1枚引く。Xは0にはできない。
ヴィンテージ
ヴィンテージでは、《僧院の導師》デッキがその主な捕食者である《Mishra’s Workshop》デッキを押さえつけ少し行き詰まっていました。主な問題は、マナを使わないドロー呪文の蔓延により《僧院の導師》デッキが大量のトークンを生成しながらライブラリーを掘り進むことができることにあるように見えました。私たちはこれらのマナの不要なドロー呪文――そして《ギタクシア派の調査》のもたらす完全情報――を取り除くことで《僧院の導師》を軸にした戦略が大きく弱体化されると確信しています。うまく行けば《僧院の導師》デッキの「フリー」スペルを取り除くことで《Mishra’s Workshop》のさまざまな《抵抗の宝珠》効果の影響が減少し、メタゲームが開けるでしょう。弱体化:メンター、Grixis Pyromancer
強化:ストーム、オース、Vault、ドレッジ
メンターとWorkshopの睨み合いというメタゲームを打開する手段として、ピッチドローを規制したのは非常に良い着眼点と感じる。これらはメンターに苛烈な攻撃力を与える重要卡ではあるが、デッキの中で、Workshopを向いた卡ではなく、むしろ同型やコンボを向いた卡である。これらを規制することで描かれる最善のシナリオはこうだ。
1-1.単純にメンターの勢力が落ちる。
1-2.メンターにやられていた他のデッキ(強化の枠に書いた連中)が息を吹き返す。
2-1.メンターの中でピッチドローの枠が空き、Workshopに強い卡(除去等)が入る。
2-2.Workshop、メンターとのマッチアップが悪化、勢力を落とす。
現実にこう上手くいくかはわからない。最悪、Workshopの専制に陥り、また何かしら規制が必要になるのかもしれない。しかし、試みとしては非常に面白い。
この制限でメンターがどのくらい落ちるかだが、メタゲームから退場ということはないだろう。現にギタクシアも噴出もないメンターはいくらでもある。
http://tcdecks.net/deck.php?id=21564&iddeck=165476
http://tcdecks.net/deck.php?id=18661&iddeck=141434
代替(噴出):なし
代替(ギタクシア派の調査):70歩くらい譲ってガラクタか。
Urza’s Bauble / ウルザのガラクタ (0)
アーティファクト
(T),ウルザのガラクタを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を無作為に1枚選んで見る。次のターンのアップキープの開始時に、あなたはカードを1枚引く。
Mishra’s Bauble / ミシュラのガラクタ (0)これも採用例あり。
アーティファクト
(T),ミシュラのガラクタを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを1枚見る。次のターンのアップキープの開始時にカードを1枚引く。
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-premier-2016-09-25 (1位)