http://www.cardtitan.com/coverage2
レガシー、ヴィンテージとも大本命が順当にTOP8の過半を占めるという結果となった。メタゲームがよく治まっていれば起こり得ない現象であり、このエターナル最大規模の大会は、はからずもマジックの病巣を暴き出す格好となった。B/R改訂をはじめとしたチャンスを捉えて必要な介入を施すならばよし、放置するならエターナルフォーマットの衰退を招くことだろう。
ところでEric Vergo兄貴LV両方でTOP8すごすぎ
レガシー、ヴィンテージとも大本命が順当にTOP8の過半を占めるという結果となった。メタゲームがよく治まっていれば起こり得ない現象であり、このエターナル最大規模の大会は、はからずもマジックの病巣を暴き出す格好となった。B/R改訂をはじめとしたチャンスを捉えて必要な介入を施すならばよし、放置するならエターナルフォーマットの衰退を招くことだろう。
ところでEric Vergo兄貴LV両方でTOP8すごすぎ
http://www.cardtitan.com/coverage
1位 Ravager Shops
アメジストのとげが入っていた3枚にクリーチャーを詰め込んだ27クリーチャー型。このデッキはさらに先駆のゴーレムをサイドに落とし、鋼の監視者及び鋳造所の隊長を投入することで、同型での並べ合いを制するとともに、荒廃者を起点に張り巡らされたシナジーもいっそう緊密となっている。
2位 Ravager Shops
27クリーチャー。サイドに魔術遠眼鏡が2枚。遠眼鏡はこういう使い方が基本になっていくのだろう。
3位 業火オース
オースは今回の制限改訂で明確に得したデッキといえる。
・アメジストのとげ制限 - (唱える呪文としては)ノンクリーチャーデッキであるオースにとって痛恨の1枚。それを失い、代わりに入ったのはからみつく鉄線か同型意識のクリーチャーである。この両者は、アメジスト程の脅威ではない。
・僧院の導師制限 - 単純にデッキパワーで上位互換だったメンターが失脚。
・ヨーグモスの取り引き解除 - これは特に影響なし
さてPat Fehlingが持ち込んだオースの布陣はグリセルブランド1、業火のタイタン2というものだ。業火のタイタンは非常に優秀なクリーチャーで、あらゆるアグロデッキに強く、誘発型であることから対処も難しい。しかもクリーチャーを焼き払いつつ、禁忌の果樹園からトークンを押し付けることで相手側のオース誘発を妨げることができる(そして自分のターンでは攻撃誘発でトークンを焼き払い、本体にダメージを通す)。このように、オースとは非常に相性が良い。そしてhardcastも可能なコストだ。
ところでサイドボードを見ると導師にスラーンと以外な面子が並ぶ。最近は檻をすり抜けるアグレッシブ・サイドボーディングが流行しているようだが、禁忌の果樹園を抜くわけにもいかない以上、「オースへのAS」はあっても「オースからのAS」は無理があるだろうと感じていた。しかし、現にこのような実績を出した以上、考えを改めなければならない。
4位 Car Shops
高速警備車2枚。
5位 オース
3位、6位の業火オースが高度にメタゲーム化されているのに対し、こちらは今時珍しいほどのBig Blue的色彩が強い。Vault-Keyまで搭載されている。
6位 業火オース
3位と大体同じだが、メイン遠眼鏡など魔改造が施されている。サイドボードはさらに差が大きい。個人的にはこっちの方が好みンゴかねぇ・・・
7位 Ravager Shops
27クリーチャー。サイドに魔術遠眼鏡2枚。
8位 Ravager Shops
27クリーチャー。
アメジスト制限後のWorkshopは鉄線派、27クリーチャー派に分かれたが、どうやら後者が勝利を収めたようだ。
1位 Ravager Shops
アメジストのとげが入っていた3枚にクリーチャーを詰め込んだ27クリーチャー型。このデッキはさらに先駆のゴーレムをサイドに落とし、鋼の監視者及び鋳造所の隊長を投入することで、同型での並べ合いを制するとともに、荒廃者を起点に張り巡らされたシナジーもいっそう緊密となっている。
2位 Ravager Shops
27クリーチャー。サイドに魔術遠眼鏡が2枚。遠眼鏡はこういう使い方が基本になっていくのだろう。
3位 業火オース
オースは今回の制限改訂で明確に得したデッキといえる。
・アメジストのとげ制限 - (唱える呪文としては)ノンクリーチャーデッキであるオースにとって痛恨の1枚。それを失い、代わりに入ったのはからみつく鉄線か同型意識のクリーチャーである。この両者は、アメジスト程の脅威ではない。
・僧院の導師制限 - 単純にデッキパワーで上位互換だったメンターが失脚。
・ヨーグモスの取り引き解除 - これは特に影響なし
さてPat Fehlingが持ち込んだオースの布陣はグリセルブランド1、業火のタイタン2というものだ。業火のタイタンは非常に優秀なクリーチャーで、あらゆるアグロデッキに強く、誘発型であることから対処も難しい。しかもクリーチャーを焼き払いつつ、禁忌の果樹園からトークンを押し付けることで相手側のオース誘発を妨げることができる(そして自分のターンでは攻撃誘発でトークンを焼き払い、本体にダメージを通す)。このように、オースとは非常に相性が良い。そしてhardcastも可能なコストだ。
ところでサイドボードを見ると導師にスラーンと以外な面子が並ぶ。最近は檻をすり抜けるアグレッシブ・サイドボーディングが流行しているようだが、禁忌の果樹園を抜くわけにもいかない以上、「オースへのAS」はあっても「オースからのAS」は無理があるだろうと感じていた。しかし、現にこのような実績を出した以上、考えを改めなければならない。
4位 Car Shops
高速警備車2枚。
5位 オース
3位、6位の業火オースが高度にメタゲーム化されているのに対し、こちらは今時珍しいほどのBig Blue的色彩が強い。Vault-Keyまで搭載されている。
6位 業火オース
3位と大体同じだが、メイン遠眼鏡など魔改造が施されている。サイドボードはさらに差が大きい。個人的にはこっちの方が好みンゴかねぇ・・・
7位 Ravager Shops
27クリーチャー。サイドに魔術遠眼鏡2枚。
8位 Ravager Shops
27クリーチャー。
アメジスト制限後のWorkshopは鉄線派、27クリーチャー派に分かれたが、どうやら後者が勝利を収めたようだ。
1 Andy Markiton - Ravager Shops
2 Rich Shay - Ravager Shops
3 Patrick Fehling - Oath
4 Michael Kiesel - Ravager Shops
5 Ibraham Aldridge - Oath
6 Brian Kelly - Oath
7 Brian Durkyn - Ravager Shops
8 Eric Vergo - Ravager Shops
Workshop5にオース3。
デッキリストは今夜か明日には発表されるとのこと。多様性のないTOP8になってしまったというのが正直なところだが、各アーキタイプの中での革新的なアイディアに期待だ。
2 Rich Shay - Ravager Shops
3 Patrick Fehling - Oath
4 Michael Kiesel - Ravager Shops
5 Ibraham Aldridge - Oath
6 Brian Kelly - Oath
7 Brian Durkyn - Ravager Shops
8 Eric Vergo - Ravager Shops
Workshop5にオース3。
デッキリストは今夜か明日には発表されるとのこと。多様性のないTOP8になってしまったというのが正直なところだが、各アーキタイプの中での革新的なアイディアに期待だ。
Eternal Weekend まもなく開幕!!
2017年10月20日 Magic: The GatheringNo changes
2017年10月17日 Magic: The GatheringMO Vintage Challenge 10/15
2017年10月16日 Magic: The Gatheringhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2017-10-15
1位 ランドスティル
2位 ブルームーン
3位 サルベイジャーオース - 1x魔術遠眼鏡
4位 罰する火オース
5位 Big Red
6位 UR Delver
7位 Team Leovold
8位 Workshop
今回は非常に良いばらけ方。こりゃNo Changesか?
1位 ランドスティル
2位 ブルームーン
3位 サルベイジャーオース - 1x魔術遠眼鏡
4位 罰する火オース
5位 Big Red
6位 UR Delver
7位 Team Leovold
8位 Workshop
今回は非常に良いばらけ方。こりゃNo Changesか?
流石にウルトラハードだけあり敵の強さ、緊張感、そしてそれを工夫で突破する快感は相当なものがあった。
しかし新種のフォーカスが解放されると聞いて楽しみにしていたのにあのザマとは...
しかし新種のフォーカスが解放されると聞いて楽しみにしていたのにあのザマとは...
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2017-10-08
1位 ドレッジ
2位 Workshop - 3xからみつく鉄線
3位 ランドスティル
4位 RUG Control - 2x削剥
5位 Bargain - 4xヨーグモスの取り引き
6位 Workshop
7位 UR Delver
8位 ランドスティル
今回はTOP8こそばらけたものの、TOP32全体を見ると、メンターは4、逆説は2、Delverはわずかに1。これらの占めていた部分にオースやランドスティル等が現れ、青系が細分化されている一方、Workshopは9と引き続き勢力を保っている。
1位 ドレッジ
2位 Workshop - 3xからみつく鉄線
3位 ランドスティル
4位 RUG Control - 2x削剥
5位 Bargain - 4xヨーグモスの取り引き
6位 Workshop
7位 UR Delver
8位 ランドスティル
今回はTOP8こそばらけたものの、TOP32全体を見ると、メンターは4、逆説は2、Delverはわずかに1。これらの占めていた部分にオースやランドスティル等が現れ、青系が細分化されている一方、Workshopは9と引き続き勢力を保っている。
B/R改訂願望/予想
2017年10月3日 Magic: The GatheringB/R改訂は10月17日。
・スタンダード
[願望]霊気池の脅威/Aetherworks Marvel 禁止解除
[予想]No Changes
Temur Aetherworksは必ずしも常勝デッキではなく、霊気池が禁止されたのはパワーレベルの問題ではなく、楽しさの問題によってであった。事実、4ターン目の6連ガチャからのSSRウラモグはクソゲーとしか言いようがない。だがウラモグは既に退場し、最重量の卡は金属製の巨像s、最強の卡は...議論はあるだろうが、恐らくサンドワームの収斂またはギシャス辺りだろう。霊気池との相性で言うなら副陽の接近が候補に上がる。これらは登場した瞬間...いやそれより前にゲームを終わらせてしまうウラモグより遥かにマシだ。アグロなら霊気池に費やされた4ターンで布陣を完了させ、ライフの残りを詰めにかかるだろうし、コントロールなら単に打ち消してしまう。削剥というメインデッキから複数積まれるアーティファクト破壊の存在も大きな違いだ。現環境なら霊気池の脅威はacceptableと考える。
・モダン
[願望]梅澤の十手/Umezawa’s Jitte 禁止解除
[予想]No Changes
引き続き、理想的なメタゲームを演出している。その中でも選択/Optに元気づけられたコントロールが伸び、アグロ・コントロール・コンボの比率も整ってきた。まさに円熟の極みといってよいだろう。
ところでモダンにおける装備品を見てみよう、一番使われている装備品は頭蓋囲いだが、これは装備品というよりは、親和を猛烈に加速するコンボパーツのイメージのほうが強いだろう。次がバジリスクの首輪だ。これもバリスタと組む飛び道具に近い。3番手は、聖戦士の盾をはじめ0マナアーティファクト5~6種類が横並びになり、とうとう装備すらされなくなってしまった。結局のところモダンには「クリーチャー同士の攻防を助ける」という本来の働きを果たす装備品は存在しないと言ってよい。今後強い装備品は作らない方針となったため、スタンダードで装備品の活躍が見られる見込みが相当薄いこととあわせて考えると、装備品による攻防という現象はレガシーにしか存在しないことになってしまう。いくつかの卡が暴走した過去はあれど、魅力あるフレーバーでプレイヤーに支持され、常盤木の地位をも勝ち取った人気メカニズムとしては、誠に寒心に堪えない現状ではあるまいか。
梅澤の十手は危険ではあるが、装備品の退嬰に一石を投じる力もある。プッシュが追加された今、モダンにおけるクリーチャー除去の質はレガシーと遜色なく、制御可能な線に収まっていると感じる。
・レガシー
[願望]精神錯乱/Mind Twist 制限解除
[予想]ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain 禁止解除
願望については繰り返すまでもないだろう。予想だが、ヨーグモスの取り引きをヴィンテージで制限解除しても何の影響も与えなかったことから、レガシーでも同様の措置が取られることが考えられる。しかし僕の意見ではレガシーでのヨーグモスの取り引きはヴィンテージより危険とみている。その理由は、フルタップからマナを産み出す能力の差にある。ヴィンテージではSoloMoxen、Crypt、Black Lotus、ライオンの瞳のダイヤモンド、水蓮の花びらを1枚ずつ投入できるのに対し、レガシーではライオンの瞳のダイヤモンド、水蓮の花びらを4枚投入できる。こう書くとヴィンテージが有利のように思えるが、しかしコンボを続けるのに必要な色マナで考えると、ヴィンテージはMox Sapphire、Mox jet、Black Lotus、ライオンの瞳のダイヤモンドの4枚のみ。レガシーの8枚にむしろ負けている。このため、ヨーグモスの取り引きを出した時点でフルタップという条件でもターン中に勝てる確率は、レガシーの方が高いのではないか。
・ヴィンテージ
[願望]精神的つまづき/Mental Misstep 制限
[予想]No Changes
前回なされた3つの変更は、いずれも適切だったと思う。しかし、Workshopとメンターの支配率がややマイルドになり、その枠にDelverが進出した程度で、抜本的改善とはいえない。やはり枠を食っている精神的つまづきをだな...
・スタンダード
[願望]霊気池の脅威/Aetherworks Marvel 禁止解除
[予想]No Changes
Temur Aetherworksは必ずしも常勝デッキではなく、霊気池が禁止されたのはパワーレベルの問題ではなく、楽しさの問題によってであった。事実、4ターン目の6連ガチャからのSSRウラモグはクソゲーとしか言いようがない。だがウラモグは既に退場し、最重量の卡は金属製の巨像s、最強の卡は...議論はあるだろうが、恐らくサンドワームの収斂またはギシャス辺りだろう。霊気池との相性で言うなら副陽の接近が候補に上がる。これらは登場した瞬間...いやそれより前にゲームを終わらせてしまうウラモグより遥かにマシだ。アグロなら霊気池に費やされた4ターンで布陣を完了させ、ライフの残りを詰めにかかるだろうし、コントロールなら単に打ち消してしまう。削剥というメインデッキから複数積まれるアーティファクト破壊の存在も大きな違いだ。現環境なら霊気池の脅威はacceptableと考える。
・モダン
[願望]梅澤の十手/Umezawa’s Jitte 禁止解除
[予想]No Changes
引き続き、理想的なメタゲームを演出している。その中でも選択/Optに元気づけられたコントロールが伸び、アグロ・コントロール・コンボの比率も整ってきた。まさに円熟の極みといってよいだろう。
ところでモダンにおける装備品を見てみよう、一番使われている装備品は頭蓋囲いだが、これは装備品というよりは、親和を猛烈に加速するコンボパーツのイメージのほうが強いだろう。次がバジリスクの首輪だ。これもバリスタと組む飛び道具に近い。3番手は、聖戦士の盾をはじめ0マナアーティファクト5~6種類が横並びになり、とうとう装備すらされなくなってしまった。結局のところモダンには「クリーチャー同士の攻防を助ける」という本来の働きを果たす装備品は存在しないと言ってよい。今後強い装備品は作らない方針となったため、スタンダードで装備品の活躍が見られる見込みが相当薄いこととあわせて考えると、装備品による攻防という現象はレガシーにしか存在しないことになってしまう。いくつかの卡が暴走した過去はあれど、魅力あるフレーバーでプレイヤーに支持され、常盤木の地位をも勝ち取った人気メカニズムとしては、誠に寒心に堪えない現状ではあるまいか。
梅澤の十手は危険ではあるが、装備品の退嬰に一石を投じる力もある。プッシュが追加された今、モダンにおけるクリーチャー除去の質はレガシーと遜色なく、制御可能な線に収まっていると感じる。
・レガシー
[願望]精神錯乱/Mind Twist 制限解除
[予想]ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain 禁止解除
願望については繰り返すまでもないだろう。予想だが、ヨーグモスの取り引きをヴィンテージで制限解除しても何の影響も与えなかったことから、レガシーでも同様の措置が取られることが考えられる。しかし僕の意見ではレガシーでのヨーグモスの取り引きはヴィンテージより危険とみている。その理由は、フルタップからマナを産み出す能力の差にある。ヴィンテージではSoloMoxen、Crypt、Black Lotus、ライオンの瞳のダイヤモンド、水蓮の花びらを1枚ずつ投入できるのに対し、レガシーではライオンの瞳のダイヤモンド、水蓮の花びらを4枚投入できる。こう書くとヴィンテージが有利のように思えるが、しかしコンボを続けるのに必要な色マナで考えると、ヴィンテージはMox Sapphire、Mox jet、Black Lotus、ライオンの瞳のダイヤモンドの4枚のみ。レガシーの8枚にむしろ負けている。このため、ヨーグモスの取り引きを出した時点でフルタップという条件でもターン中に勝てる確率は、レガシーの方が高いのではないか。
・ヴィンテージ
[願望]精神的つまづき/Mental Misstep 制限
[予想]No Changes
前回なされた3つの変更は、いずれも適切だったと思う。しかし、Workshopとメンターの支配率がややマイルドになり、その枠にDelverが進出した程度で、抜本的改善とはいえない。やはり枠を食っている精神的つまづきをだな...
GP静岡サイドイベントヴィンテージ
2017年10月3日 Magic: The Gatheringhttp://www.hareruyamtg.com/jp/deck/search.aspx?search.x=true&tournament_name=Grand+Prix+Shizuoka+2017+Fall+-+%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9&format=Vintage
Workshop
Delver
メンター
メンター
メンター
Team Leovold
Delver
白単エルドラージ
Workshop
Delver
メンター
メンター
メンター
Team Leovold
Delver
白単エルドラージ
魔術遠眼鏡考
2017年10月2日 Magic: The Gathering0.現状
イクサランがMOでavaiableとなってから数度のVintage Leagueを経験した。しかし、そこにアメジストのとげの代役を嘱望されていた魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglassの姿はなかった。そんな折開催されたChallengeでも、TOP32まで見てわずか4デッキ10枚と振るわず、Workshopデッキの選択は、従来通りのからみつく鉄線またはクリーチャー増量だった。魔術遠眼鏡に5点を与えた僕は読み誤ったのか?Spyglass入りWorkshop - Spyshopを回した感想など書きつつ、この問題を考え直したい。
1.魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass
一方、手札に対象がない場合に仕事しないのは短所である。1~2ターン目に相手を拘束せず、といってクリーチャー布陣の増強にも貢献せず無為に2マナを費やすことは、このデッキにとって致命的といってよい。この問題は、相手が先にフェッチをセットしてしまう後攻で特に顕在化しやすい。複数枚引くと弱いタイプの卡でもある。
以上を踏まえ、当初は4枚投入していた遠眼鏡を2枚へ削り、また後攻時は積極的にサイドアウトすることとした。
2.その他の卡
魔術遠眼鏡の他にいくつか通常のチョイスと異なる卡を採用しているので説明したい。
1 Mana Vault
3 Ancient Tomb
これについては「魔力の櫃/Mana Vault」(http://bagupokemon.diarynote.jp/201708260021468376/)で述べた考えに基づき、古えの墳墓の1枚を魔力の櫃に置き換えた。期待したような、1ターン目に検査官から出して手札をオールインし、圧殺するケースが結構あり、手応えを感じた。一方で使い切りであることから事故の原因となってしまうこともあるし、歩行バリスタの起動のためにも墳墓が勝る。一長一短あるが、やはり多くのプレイヤーの判断どおり墳墓の方が総合的に一歩勝るようだ。ただ、アメジストのとげ制限は櫃に有利であり、もう少し見極めたい。
2 Mutavault
これは遠眼鏡でミシュラの工廠を指定することがままあるため、此方のミシュラランドを工廠と変わり谷に散らすことで被害を抑えたものだ。変わり谷は工廠と比べてブロック時に3/3になれない点で劣るが攻撃時の性能は変わらない。アーティファクトでないことは荒廃者との相互作用で劣るものの、除去回避に役立つこともある。この点は導師制限による白の退歩とも関係がある、というのはnonartifactnessは白相手には除去耐性として頼りないが(StPやPtEの前には無関係)、青、赤、緑相手には重要で、そしてメンターの占めていた領土をURg Delverが急速に蚕食している。
3.マッチアップ
相性とサイドボードについて書きたいが研究不足な面もあるかと思う。特にサイドインアウトはほんと自己流なので、お気づきの点は指摘いただければ幸甚。
a.Workshop やや不利(魔術遠眼鏡:無能)
こちらの同名卡が被害を受けてしまうため、同型の遠眼鏡は弱い。指定した卡を完全に除去するのではなく弱体化させるだけの働きしかしない点も、クリーチャーの並べ合いになるマッチアップでは不満な点である。この枠でクリーチャーを追加したタイプとからみつく鉄線を追加したタイプがあるが、前者はもちろんのこと後者にも劣る。この魔術遠眼鏡の弱さが相性にも響き、やや不利。
漸増爆弾は最適とはいえない卡だが、遅効性とはいえマスデストラクションであり遠眼鏡よりは勝る(遠眼鏡の弱さがサイド後にも響き、最適化しきれてないとも言える)。後攻向けの卡であるため、先攻ならイージーウィンに賭けて三なる宝球に戻すこともある。
b.逆説 有利(魔術遠眼鏡:中能)
「Workshop各論」(http://edit.diarynote.jp/home/diary/edit/?time_id=201708220108458393)では、Sphereについて2つの意味があるとし、次のように述べた。
アーティファクトを一網打尽にする漸増爆弾はもちろん、Sphereを少しでも水増しするため、ファイレクシアの変形者(これは修繕対策の意味もある)をもサイドインする。抜く候補となるクリーチャーは、逆説より重く妨害にも供しない先駆のゴーレム及び標的が少ない歩行バリスタだが、バリスタは荒廃者からのダークダイブボンバーモードでも十分強いので抜いても1枚。遠眼鏡については冒頭の方針どおり。ただし協義会の座席を特徴とする物読み型については、フェッチランドが非常に少ないため先攻でもサイドアウトする。
c.RUG Delver 有利(魔術遠眼鏡:中能)
もともと有利な相手。Moxが少なく、フェッチランドを多めにとる傾向があるので遠眼鏡も刺さりやすい。
まず相手クリーチャーをコピーしても全く役に立たない変形者を抜く。逆説が逆説的な結果に依拠したコンボであり、ライフはさほど重要でないマッチアップとなるのに対し、Delverは特定の鍵卡をもたないクロックパーミッションであることから、扱いは真逆となる。次に、魔術遠眼鏡とは対照的に刺す対象に乏しく、紅蓮術士のトークン1体で足踏みしてしまう破棄者を去る。後手で魔術遠眼鏡をサイドアウトするのは冒頭に掲げた方針のとおりだ。先駆のゴーレムについては、サイド後に腐る程積まれるインスタント単体除去に弱く、特に粉々を食らうと即座に負ける点を考慮して減量する(これは地味にアメジスト制限の余波だろう。制限まで鋳塊かじりだった枠が一気に溶解に置き換わった)。ただ、それで何が入ってくるかというと四肢切断と大祖始の遺産、どちらもDelverに対し最優先とはいえない卡だ。ここは難しい。
d.メンター ?(魔術遠眼鏡:有能?)
申し訳ないことに、メンターと当たったことがないので相性はわからない。ただマナベースはDelverと大差なく、PWはより多いため、魔術遠眼鏡が弱いはずはない(エアプ)
・除去がソープロ、力ずく→先駆のゴーレムとワームとぐろエンジンの除去耐性差が縮まる
・破棄者や遠眼鏡の標的としてPWが追加
e.ドレッジ 有利(魔術遠眼鏡:超有能)
「HOUとヴィンテージ6」(http://bagupokemon.diarynote.jp/201707011511097716/)でまとめたので、再掲すると...
4.まとめ
魔術遠眼鏡の相性はこうなる。同型に弱く、フェッチランドを用いる青系全般に対しては、先攻でそこそこ、後攻では弱く基本的にサイドアウト。ドレッジには極めて有効。となれば、メインに積むよりはサイドに落とし、青系の先攻時及びドレッジにサイドインするのが妥当ではなかろうか。
イクサランがMOでavaiableとなってから数度のVintage Leagueを経験した。しかし、そこにアメジストのとげの代役を嘱望されていた魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglassの姿はなかった。そんな折開催されたChallengeでも、TOP32まで見てわずか4デッキ10枚と振るわず、Workshopデッキの選択は、従来通りのからみつく鉄線またはクリーチャー増量だった。魔術遠眼鏡に5点を与えた僕は読み誤ったのか?Spyglass入りWorkshop - Spyshopを回した感想など書きつつ、この問題を考え直したい。
// 60 メインデッキ
// 18 Artifact
1 Trinisphere
4 Sphere of Resistance
1 Thorn of Amethyst
2 Sorcerous Spyglass
1 Chalice of the Void
1 Black Lotus
1 Mana Crypt
1 Sol Ring
1 Mox Emerald
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Ruby
1 Mox Sapphire
1 Mana Vault
// 24 Creature
4 Foundry Inspector
1 Lodestone Golem
4 Phyrexian Revoker
4 Walking Ballista
4 Arcbound Ravager
3 Phyrexian Metamorph
4 Precursor Golem
// 18 Land
4 Mishra’s Workshop
3 Ancient Tomb
3 Mishra’s Factory
4 Wasteland
1 Strip Mine
1 Tolarian Academy
2 Mutavault
// 15 サイドボード
SB: 4 Grafdigger’s Cage
SB: 1 Relic of Progenitus
SB: 1 Batterskull
SB: 2 Ratchet Bomb
SB: 1 Pithing Needle
SB: 1 Razormane Masticore
SB: 3 Wurmcoil Engine
SB: 1 Phyrexian Metamorph
SB: 1 Dismember
1.魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass
魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass 2遠眼鏡の長所はなんといってもフェッチランドへの攻撃力だろう。土地に特別な工夫のないデッキならフェッチランドは6~7枚投入されており、初手に引く確率は50%を越える。それを刺すことによる拘束力はSphereと同等だ。ゲームが長期化して土地が伸びていけばSphereの影響力は漸減するが、Spyglassは引いてきた2枚目以降の同名フェッチをも縛ることで影響力を保つ。特に土地がフェッチ1種類しかなければイージーウィンが成立する。また、フェッチランドに限らずPWやミシュラランド等を止めるのも有力である。デッキの中ではファイレクシアの破棄者とシナジーがあり、遠眼鏡でフェッチランドを止め、見えたMoxを破棄者で止めるといったことも可能である。
アーティファクト
魔術遠眼鏡が戦場に出るに際し、対戦相手1人の手札を見て、その後任意のカード名1つを選ぶ。
その選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力は、それがマナ能力でないかぎり起動できない。
一方、手札に対象がない場合に仕事しないのは短所である。1~2ターン目に相手を拘束せず、といってクリーチャー布陣の増強にも貢献せず無為に2マナを費やすことは、このデッキにとって致命的といってよい。この問題は、相手が先にフェッチをセットしてしまう後攻で特に顕在化しやすい。複数枚引くと弱いタイプの卡でもある。
以上を踏まえ、当初は4枚投入していた遠眼鏡を2枚へ削り、また後攻時は積極的にサイドアウトすることとした。
2.その他の卡
魔術遠眼鏡の他にいくつか通常のチョイスと異なる卡を採用しているので説明したい。
1 Mana Vault
3 Ancient Tomb
これについては「魔力の櫃/Mana Vault」(http://bagupokemon.diarynote.jp/201708260021468376/)で述べた考えに基づき、古えの墳墓の1枚を魔力の櫃に置き換えた。期待したような、1ターン目に検査官から出して手札をオールインし、圧殺するケースが結構あり、手応えを感じた。一方で使い切りであることから事故の原因となってしまうこともあるし、歩行バリスタの起動のためにも墳墓が勝る。一長一短あるが、やはり多くのプレイヤーの判断どおり墳墓の方が総合的に一歩勝るようだ。ただ、アメジストのとげ制限は櫃に有利であり、もう少し見極めたい。
2 Mutavault
これは遠眼鏡でミシュラの工廠を指定することがままあるため、此方のミシュラランドを工廠と変わり谷に散らすことで被害を抑えたものだ。変わり谷は工廠と比べてブロック時に3/3になれない点で劣るが攻撃時の性能は変わらない。アーティファクトでないことは荒廃者との相互作用で劣るものの、除去回避に役立つこともある。この点は導師制限による白の退歩とも関係がある、というのはnonartifactnessは白相手には除去耐性として頼りないが(StPやPtEの前には無関係)、青、赤、緑相手には重要で、そしてメンターの占めていた領土をURg Delverが急速に蚕食している。
3.マッチアップ
相性とサイドボードについて書きたいが研究不足な面もあるかと思う。特にサイドインアウトはほんと自己流なので、お気づきの点は指摘いただければ幸甚。
a.Workshop やや不利(魔術遠眼鏡:無能)
こちらの同名卡が被害を受けてしまうため、同型の遠眼鏡は弱い。指定した卡を完全に除去するのではなく弱体化させるだけの働きしかしない点も、クリーチャーの並べ合いになるマッチアップでは不満な点である。この枠でクリーチャーを追加したタイプとからみつく鉄線を追加したタイプがあるが、前者はもちろんのこと後者にも劣る。この魔術遠眼鏡の弱さが相性にも響き、やや不利。
-1三なる宝球 -1アメジストのとげ -4抵抗の宝球 -1虚空の杯 -2魔術遠眼鏡このマッチアップでは妨害を全抜きしてクリーチャーと除去を入れる。
+1 殴打頭蓋 +1剃刀毛のマスティコア +3ワームとぐろエンジン +1ファイレクシアの変形者 +1四肢切断 +2漸増爆弾
漸増爆弾は最適とはいえない卡だが、遅効性とはいえマスデストラクションであり遠眼鏡よりは勝る(遠眼鏡の弱さがサイド後にも響き、最適化しきれてないとも言える)。後攻向けの卡であるため、先攻ならイージーウィンに賭けて三なる宝球に戻すこともある。
b.逆説 有利(魔術遠眼鏡:中能)
「Workshop各論」(http://edit.diarynote.jp/home/diary/edit/?time_id=201708220108458393)では、Sphereについて2つの意味があるとし、次のように述べた。
1.単純に詠唱コストへの到達を遅らせる。逆説にはこの両方が刺さる。その中で、Sphereの中でも自軍の展開を阻害することなくコンボを妨害できるアメジストのとげが制限されてしまったことは痛恨事だ。とはいえ、なお7枚の妨害を擁し(三なる宝球x1、アメジストのとげx1、抵抗の宝球x4、虚空の杯x1)依然として有利とみている。遠眼鏡は、Moxが豊富であることから期待したような拘束力を発揮しないパターンもあるが、フェッチランド6枚、独楽、PWと対象には困らない。また、Vault-Key搭載デッキに対しては特に有力。
2.軽量呪文の連打にブレーキをかける。
-2先駆のゴーレム -1歩行バリスタ(先攻)逆説を野放しにしておくと圧倒的なドローによってマナとカウンターと除去をまとめて引かれ、たちどころに負ける。したがって、遅めのクロックは減らしてでも妨害を最優先としなければならない。
-1先駆のゴーレム -2魔術遠眼鏡(後攻)
+2漸増爆弾 +1ファイレクシアの変形者
アーティファクトを一網打尽にする漸増爆弾はもちろん、Sphereを少しでも水増しするため、ファイレクシアの変形者(これは修繕対策の意味もある)をもサイドインする。抜く候補となるクリーチャーは、逆説より重く妨害にも供しない先駆のゴーレム及び標的が少ない歩行バリスタだが、バリスタは荒廃者からのダークダイブボンバーモードでも十分強いので抜いても1枚。遠眼鏡については冒頭の方針どおり。ただし協義会の座席を特徴とする物読み型については、フェッチランドが非常に少ないため先攻でもサイドアウトする。
c.RUG Delver 有利(魔術遠眼鏡:中能)
もともと有利な相手。Moxが少なく、フェッチランドを多めにとる傾向があるので遠眼鏡も刺さりやすい。
-3ファイレクシアの変形者 -4ファイレクシアの破棄者相手は役に立たないカウンターを全部引っ込めて大量の除去を搭載してくる。そこで、除去をかいくぐってダメージレースを制する布陣を敷く。
-2先駆のゴーレム(先攻)
-3ファイレクシアの変形者 -4ファイレクシアの破棄者 -2魔術遠眼鏡(後攻)
+1殴打頭蓋 +1剃刀毛のマスティコア +3ワームとぐろエンジン +2漸増爆弾 +1大祖始の遺産 +1四肢切断
まず相手クリーチャーをコピーしても全く役に立たない変形者を抜く。逆説が逆説的な結果に依拠したコンボであり、ライフはさほど重要でないマッチアップとなるのに対し、Delverは特定の鍵卡をもたないクロックパーミッションであることから、扱いは真逆となる。次に、魔術遠眼鏡とは対照的に刺す対象に乏しく、紅蓮術士のトークン1体で足踏みしてしまう破棄者を去る。後手で魔術遠眼鏡をサイドアウトするのは冒頭に掲げた方針のとおりだ。先駆のゴーレムについては、サイド後に腐る程積まれるインスタント単体除去に弱く、特に粉々を食らうと即座に負ける点を考慮して減量する(これは地味にアメジスト制限の余波だろう。制限まで鋳塊かじりだった枠が一気に溶解に置き換わった)。ただ、それで何が入ってくるかというと四肢切断と大祖始の遺産、どちらもDelverに対し最優先とはいえない卡だ。ここは難しい。
d.メンター ?(魔術遠眼鏡:有能?)
申し訳ないことに、メンターと当たったことがないので相性はわからない。ただマナベースはDelverと大差なく、PWはより多いため、魔術遠眼鏡が弱いはずはない(エアプ)
-3ファイレクシアの変形者 -1先駆のゴーレム(先攻)Delverと考え方は同じだが、2点違いがある(エアプ)。
-3ファイレクシアの変形者 -1魔術遠眼鏡(後攻)
+1殴打頭蓋 +2漸増爆弾 +1四肢切断
・除去がソープロ、力ずく→先駆のゴーレムとワームとぐろエンジンの除去耐性差が縮まる
・破棄者や遠眼鏡の標的としてPWが追加
e.ドレッジ 有利(魔術遠眼鏡:超有能)
「HOUとヴィンテージ6」(http://bagupokemon.diarynote.jp/201707011511097716/)でまとめたので、再掲すると...
ドレッジの構図を振り返ると次のようになる。さて魔術遠眼鏡は、Bazaar of Baghdadを指定することにより、さらに全ての発端たる1.にも大きな拘束を与えることができる。それが先攻なら勝ちであり、後攻でも勝利の可能性が一挙に現実味を帯びてくる。Pitch Dredge擁する精神的つまづきに足を取られないのも良い。
1.Bazaarと発掘で墓地肥やし
2.墓地から特殊召喚
3.セラピーで生け贄
4.橋でゾンビ生成
5.戦慄の復活
[中略]
Workshopはメインデッキからドレッジを大きく対策してくるからである。具体的には、Sphereで3.と5.のフラッシュバックを禁止するとともに、豊富にある自殺手段(バリスタ、荒廃者、工廠+不毛、カーン+Mox)によって4.の橋を追放する。したがってドレッジ側に残されるのは2.の貧弱なクリーチャーだけとなってしまう。
-4ファイレクシアの破棄者 -4先駆のゴーレム -1鋳造所の検査官サイド後からは墓地対策の基本である檻・遺産が入る。ドレッジもさるもの、DDコンボ等アグレッシブサイドボーディングを仕込んでくる場合があるが、そこで遠眼鏡のピーピングが物を言う。とにかく黄泉からの橋を阻止するのが重要なので積極的に自殺しよう。
+4墓掘りの檻 +1大祖始の遺産 +2漸増爆弾 +1真髄の針 +1ファイレクシアの変形者
4.まとめ
魔術遠眼鏡の相性はこうなる。同型に弱く、フェッチランドを用いる青系全般に対しては、先攻でそこそこ、後攻では弱く基本的にサイドアウト。ドレッジには極めて有効。となれば、メインに積むよりはサイドに落とし、青系の先攻時及びドレッジにサイドインするのが妥当ではなかろうか。
https://magic.wizards.com/ja/node/1222161
優勝 Workshop
2位 蜃気楼の鏡コンボWorkshop - 4x蜃気楼の鏡、3x魔術遠眼鏡
3位 Workshop
4位 オース
5位 Team Leovold
6位 ドレッジ
7位 Workshop
8位 グリクシスコントロール
魔術遠眼鏡の使用状況:
2位 蜃気楼の鏡コンボWorkshop 3枚
19位 Workshop 2枚
21位 Workshop 2枚
26位 Noble Fish 3位
他のイクサラン出身卡は特になし。
優勝 Workshop
2位 蜃気楼の鏡コンボWorkshop - 4x蜃気楼の鏡、3x魔術遠眼鏡
3位 Workshop
4位 オース
5位 Team Leovold
6位 ドレッジ
7位 Workshop
8位 グリクシスコントロール
魔術遠眼鏡の使用状況:
2位 蜃気楼の鏡コンボWorkshop 3枚
19位 Workshop 2枚
21位 Workshop 2枚
26位 Noble Fish 3位
他のイクサラン出身卡は特になし。
MO XLN導入
2017年9月27日 Magic: The Gatheringスタンダードリーグ https://magic.wizards.com/ja/node/1221271
・グルール打撃体
根縛りの岩山/Rootbound Cragのみ。
・ティムール
これも根縛りの岩山/Rootbound Cragのみ。
・副陽
選択/Optが加入。残骸の漂着/Settle the Wreckage、鉤爪の切りつけ/Slash of Talonsという攻撃反応インスタントが加入した。これらは落ちた神聖な協力/Blessed Allianceや鑽火の輝き/Immolating Glareを埋めるものといえるが、卡力はやや落ちたか。そしてマナベースに氷河の城砦/Glacial Fortress。2色デッキなので、大草原の川/Prairie Streamの上位互換である。サイドにはアズカンタの探索/Search for Azcantaが。
・シミック打撃体
単体強化の塁壁壊し/Crash the Ramparts、潜水/Dive Down。これ絶対弱いだろ...
・ラムナプレッド
稲妻の一撃/Lightning Strikeは、スタンダードで許容される火力としては最高峰。焼夷流/Incendiary Flowより大分良いだろう。もう1枚追加されたのは帆綱走り/Rigging Runnerだ。1ターン目に出すのは弱すぎ、かといってRaidを狙いに行くとハゾレトのお荷物になってしまう点が気に入らず、スタンダードレベルではないと考えていたが...
モダン~ヴィンテージは影響なし。
・グルール打撃体
根縛りの岩山/Rootbound Cragのみ。
・ティムール
これも根縛りの岩山/Rootbound Cragのみ。
・副陽
選択/Optが加入。残骸の漂着/Settle the Wreckage、鉤爪の切りつけ/Slash of Talonsという攻撃反応インスタントが加入した。これらは落ちた神聖な協力/Blessed Allianceや鑽火の輝き/Immolating Glareを埋めるものといえるが、卡力はやや落ちたか。そしてマナベースに氷河の城砦/Glacial Fortress。2色デッキなので、大草原の川/Prairie Streamの上位互換である。サイドにはアズカンタの探索/Search for Azcantaが。
・シミック打撃体
単体強化の塁壁壊し/Crash the Ramparts、潜水/Dive Down。これ絶対弱いだろ...
・ラムナプレッド
稲妻の一撃/Lightning Strikeは、スタンダードで許容される火力としては最高峰。焼夷流/Incendiary Flowより大分良いだろう。もう1枚追加されたのは帆綱走り/Rigging Runnerだ。1ターン目に出すのは弱すぎ、かといってRaidを狙いに行くとハゾレトのお荷物になってしまう点が気に入らず、スタンダードレベルではないと考えていたが...
モダン~ヴィンテージは影響なし。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2017-09-24
結局メンターとWorkshpoじゃねえか全く不甲斐ない
結局メンターとWorkshpoじゃねえか全く不甲斐ない
実は未リリースだった模様。うぃんさんご指摘ありがとうございます。
https://magic.wizards.com/ja/node/1203266
優勝 Vault逆説
Vault Controlは今回の制限で明確に得したデッキだ。Workshopの中で厄介な存在だったアメジストのとげが去ったのもあるが、より大きいのは、青というくくりの中で上位互換の感があったメンターが倒れたことだろう。Aster氏の独白はVault側の本音をずばり言い当てたものだろう(http://tartarian.diarynote.jp/201708292311527706/)
こうしてメタに返り咲く下準備は整ったわけだが、2017年のヴィンテージは闇の腹心による1枚ずつのドローが通用する世界ではなくなっており、周囲の進化についていくためには、逆説的な結果が必須であった。しかしこのドロー呪文は大量のアーティファクトを必要とするため、それに合わせたVault Control自体の変容は避けられない。Vault Controlが逆説的な結果を導入した結果、逆説的な結果という大きなアーキタイプにVault Controlが取り込まれたという、逆説的な結果を生じることとなった。
2位 UR Delver
以前「新環境ヴィンテージデッキ3 ジェスカイ・コントロール」(http://bagupokemon.diarynote.jp/201709021558445670/)で、次のように述べた。
3位 Ravager Shop
ワイヤー型。
4位 Ravager Shop
クリーチャー型。
ワイヤー型とクリーチャー型はほぼ半々であり、デッキパワーとしては互角といってよい。ここでクリーチャー型をみると、制限でなければ抵抗の宝球3をアメジストのとげ3に入れ替えるはずだ。この3*(アメジストのとげ-抵抗の宝球)が、今回の制限がWorkshopに与えた弱体化を示す指標である。
5位 人間Vault逆説
逆説こそが青の盟主だという強烈な自負が伝わってくる極端なサイドボード。自国を統一した後は外敵にさえ注意していればよいのだ。ただレオヴォルド1枚に泣かされたりするからそこは注意な
6位 メンター
7位 UR Delver
8位 逆説
優勝 Vault逆説
Vault Controlは今回の制限で明確に得したデッキだ。Workshopの中で厄介な存在だったアメジストのとげが去ったのもあるが、より大きいのは、青というくくりの中で上位互換の感があったメンターが倒れたことだろう。Aster氏の独白はVault側の本音をずばり言い当てたものだろう(http://tartarian.diarynote.jp/201708292311527706/)
こうしてメタに返り咲く下準備は整ったわけだが、2017年のヴィンテージは闇の腹心による1枚ずつのドローが通用する世界ではなくなっており、周囲の進化についていくためには、逆説的な結果が必須であった。しかしこのドロー呪文は大量のアーティファクトを必要とするため、それに合わせたVault Control自体の変容は避けられない。Vault Controlが逆説的な結果を導入した結果、逆説的な結果という大きなアーキタイプにVault Controlが取り込まれたという、逆説的な結果を生じることとなった。
2位 UR Delver
以前「新環境ヴィンテージデッキ3 ジェスカイ・コントロール」(http://bagupokemon.diarynote.jp/201709021558445670/)で、次のように述べた。
導師制限で白の必要性が落ちたことから、青赤に絞り、若き紅蓮術士を起用したコントロールが有力になるのではと考えていた。しかし実際組んでみるとサイドボード(特に墓地対策)で劣化が激しく、なかなか思うようにはいかなかった。しかし、制限されてからUR Delverがトップメタまで一挙に復権した。そうすると右の観測は的を射ていて、実際の構築に移すところで躓いただけではなかったかと思い直している。
3位 Ravager Shop
ワイヤー型。
4位 Ravager Shop
クリーチャー型。
ワイヤー型とクリーチャー型はほぼ半々であり、デッキパワーとしては互角といってよい。ここでクリーチャー型をみると、制限でなければ抵抗の宝球3をアメジストのとげ3に入れ替えるはずだ。この3*(アメジストのとげ-抵抗の宝球)が、今回の制限がWorkshopに与えた弱体化を示す指標である。
5位 人間Vault逆説
逆説こそが青の盟主だという強烈な自負が伝わってくる極端なサイドボード。自国を統一した後は外敵にさえ注意していればよいのだ。ただレオヴォルド1枚に泣かされたりするからそこは注意な
6位 メンター
7位 UR Delver
8位 逆説