MO Vintage Challenge 9/8
2019年9月10日 Magic: The Gatheringhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2019-09-08
アカデミーベルチャーが鮮烈な優勝を飾った。
逆説は、そのベルチャーも含めれば7デッキであり、うち5デッキまでが上位(TOP16)。十分な戦果であるが、先週ほどの華々しい成績だとは言えない。
Workshopは28位に1名のみと非常に厳しい。
サバイバルは1デッキ。墓荒らしも3デッキとこれまた漸減傾向。
※ 23位のデッキはグリクシスコントロールに死儀礼・トロフィー他をタッチしたものとカウント
ドレッジは5デッキと前回よりは回復。制限卡の穴埋めを引き続き見てみると、
【ゴルガリの墓トロール】
→甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis
→ゴルガリの凶漢/Golgari Thug
【精神的つまづき】
→暴露/Unmask
→否定の力/Force of Negation
今回は5デッキ中4デッキがホガーク派となった。前回7位となったStephen氏デッキのコピーのようだ。
そして今週の勝ち組が戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanistを中心とするジェスカイである。Arcanistは先週の3デッキから8デッキへと躍進した。ジェスカイは1:1交換に長け、トークン戦略により、その1:1交換からアドバンテージを生むことを主眼とする。Arcanistも、1:1交換からアドバンテージを抽出する装置として採用されたものと考えることができるだろう。彼と相性の良い破壊放題/Shattering Spreeまでもメイン採用されている。逆説にとって脅威となる2~3マナ域(ナーセット、ダク、ラヴィニア)を起用することができるのもメタゲーム上の追い風だ。
今週の8デッキは、Arcanistを中心にしつつもデッキ全体を傾けているわけではない(例えばパワー修整を入れて2マナ以上のスペルを参照させるといった構築ではない)が、敢えてそれをやってみるとこうなる、という例を発見した。ここで紹介してみよう。
https://www.mtggoldfish.com/deck/2012979#paper
無謀なる突進/Reckless Chargeが目を引くが、僕が注目しているのは黄金牙、タシグル/Tasigur,the Golden Fangのほうだ。なぜなら、Arcanistはタシグルの欠点を補う一面をもっているからだ。
例えば、タシグルをコントロールしており、墓地は[アンリコ・定業・Time Walk]だと考えてみよう。ここでタシグルを起動すると、手に入るのは定業であろう。定業を唱えれば、それが墓地に落ちるので、再び定業が手に入る。そこまで弱い動きとは言わないが、お目当てのBombは手に入らずじまいだ。この例であれば定業を1ターンて手札に抱えておいてタシグルを起動すればBombが手に入るわけだが、定業が複数枚落ちていれば、それだけ待つ時間も長くなってしまう。
ここでArcanistに登場願おう。彼は墓地の定業や他の1マナ呪文をどんどん唱えては追放することができる。そうして墓地の質を高め、相手が強力卡を選択せざるを得ない局面に持ち込める。最終的には稲妻/Lightning Boltだけ残して連射することすら夢ではない。
アカデミーベルチャーが鮮烈な優勝を飾った。
逆説は、そのベルチャーも含めれば7デッキであり、うち5デッキまでが上位(TOP16)。十分な戦果であるが、先週ほどの華々しい成績だとは言えない。
Workshopは28位に1名のみと非常に厳しい。
サバイバルは1デッキ。墓荒らしも3デッキとこれまた漸減傾向。
※ 23位のデッキはグリクシスコントロールに死儀礼・トロフィー他をタッチしたものとカウント
ドレッジは5デッキと前回よりは回復。制限卡の穴埋めを引き続き見てみると、
【ゴルガリの墓トロール】
→甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis
→ゴルガリの凶漢/Golgari Thug
【精神的つまづき】
→暴露/Unmask
→否定の力/Force of Negation
今回は5デッキ中4デッキがホガーク派となった。前回7位となったStephen氏デッキのコピーのようだ。
そして今週の勝ち組が戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanistを中心とするジェスカイである。Arcanistは先週の3デッキから8デッキへと躍進した。ジェスカイは1:1交換に長け、トークン戦略により、その1:1交換からアドバンテージを生むことを主眼とする。Arcanistも、1:1交換からアドバンテージを抽出する装置として採用されたものと考えることができるだろう。彼と相性の良い破壊放題/Shattering Spreeまでもメイン採用されている。逆説にとって脅威となる2~3マナ域(ナーセット、ダク、ラヴィニア)を起用することができるのもメタゲーム上の追い風だ。
今週の8デッキは、Arcanistを中心にしつつもデッキ全体を傾けているわけではない(例えばパワー修整を入れて2マナ以上のスペルを参照させるといった構築ではない)が、敢えてそれをやってみるとこうなる、という例を発見した。ここで紹介してみよう。
https://www.mtggoldfish.com/deck/2012979#paper
無謀なる突進/Reckless Chargeが目を引くが、僕が注目しているのは黄金牙、タシグル/Tasigur,the Golden Fangのほうだ。なぜなら、Arcanistはタシグルの欠点を補う一面をもっているからだ。
例えば、タシグルをコントロールしており、墓地は[アンリコ・定業・Time Walk]だと考えてみよう。ここでタシグルを起動すると、手に入るのは定業であろう。定業を唱えれば、それが墓地に落ちるので、再び定業が手に入る。そこまで弱い動きとは言わないが、お目当てのBombは手に入らずじまいだ。この例であれば定業を1ターンて手札に抱えておいてタシグルを起動すればBombが手に入るわけだが、定業が複数枚落ちていれば、それだけ待つ時間も長くなってしまう。
ここでArcanistに登場願おう。彼は墓地の定業や他の1マナ呪文をどんどん唱えては追放することができる。そうして墓地の質を高め、相手が強力卡を選択せざるを得ない局面に持ち込める。最終的には稲妻/Lightning Boltだけ残して連射することすら夢ではない。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2019-09-01
灯争大戦からB/R大規模改訂まではヴィンテージが最も激しく揺れ動いた4ヶ月であった。いずれその経緯をまとめてみたいと思うが、ともあれその激流の先にあるメタゲームを占うのが今回のChallengeである。
・逆説
TOP16中ワンツーフィニッシュを含め7席/TOP32中10デッキを占め、覇者としての片鱗を見せた。これに驚きはない。むしろ誰もがある程度予想した、いわば順接的な結果である。
逆説は極めて高いデッキパワーを持ちながらも、この4ヶ月、カーンによる片務的Null Rodに最も苦しんだデッキであり、その枷が外れた今、本来のポテンシャルを発揮したということができる。また、B/R改訂による被害も特にない(Misstepは元々不採用が多かった)
とはいえ、溜め込み屋のアウフ/Collector Oupheや活性の力/Force of Vigorといった新規アーティファクト対策は健在である。時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerは、単体で高い卡力を持ちつつ、これら両者をある程度メタる力を持つPWである。
参考:4月までの逆説
https://www.mtggoldfish.com/deck/1863440#paper
・MUD
2デッキ。4・5位と順位こそ高いが、勢力の大幅な退歩は隠しようもない。神秘の炉/Mystic Forgeの1枚を除いて4ヶ月前からの改善点が特になく、一方で致命的なアーティファクト除去である活性の力/Force of Vigorがメインから搭載されまくっている。
そんな中、先駆のゴーレム/Precursor Golemを搭載した4位のデッキリストは渋い。この卡はロッド能力に影響を受けないし、活性の力に対しても(劇的とは言えないが)ある程度の耐性を持ったクリーチャーだ。苦境の中、少しでもメタに合ったクリーチャーを求めようとするプレイヤーの意思を感じる。ただ、同系対戦が少なくなる中、搭載歩行機械/Hangarback Walker無しで鋳造所の隊長/Chief of the Foundryは必要なのか、やや疑問である。
・墓荒らし・Survival
次に緑系デッキに触れておきたい。緑はこの4ヶ月で最も強化された色である。それはモダンマスターズ出身の2つのアーティファクト対策による所が大きい。またB/R改訂での被害も小さく、墓荒らし・Survivalは合計9デッキが入賞した。
ところで、このところ墓荒らしはコントロール化の傾向が強いようで、商人の巻物/Merchant Scrollまで入っているほどだ。
最初期 https://bagupokemon.diarynote.jp/201305130538574949/
灯争大戦前 https://www.mtggoldfish.com/deck/1811632#paper
あたりと比べてみると特にそれが顕著だ。
これを僕なりに解釈してみるとこうなる。まず、初期の墓荒らしは「クリーチャーを出す→維持する」ことを目標としており、これは完全にクロックパーミッションの発想であった。しかしトレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trestが加入し、入れ替えに闇の腹心/Dark Confidantが抜けていった辺りで、デッキの目標は、強い制圧力を持ったパーマネント(レオヴォルドの他、今ではナーセットも当てはまる)を着地させることにシフトしていき、同時にデッキの骨格も長期戦を見据えたものへと脱皮していったのではないだろうか。
・ドレッジ
B/R改訂により被害を受けたデッキだ。ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll、精神的つまづき/Mental Misstepの2枚を制限されている。
その穴埋めとしては次の卡が採用されているようだ。
【ゴルガリの墓トロール】
→甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis
→ゴルガリの凶漢/Golgari Thug
【精神的つまづき】
→暴露/Unmask
これらは皆、B/R改訂前からドレッジで普通に使われていた卡でもあり、被害を受けたとはいえデッキとして破綻したというような状況では全くない。しかし、凶漢は墓トロールと比べて速度で相当劣る。ホガークに至っては、狂気の祭壇/Altar of Dementiaも復讐蔦/Vengevine
も無いヴィンテージドレッジでは、ポテンシャルの半分も発揮できないと思われる。
・メタゲーム予想
今回の結果から今後のメタゲームを予想してみよう。
1.逆説がトップメタを張る
2.墓荒らしが対抗馬となり、逆説をメタる意味でもアグロ性能高めに戻っていく
3.Xeroxが復権
4.MUD、ドレッジは弱体化したものの、一定の勢力を維持する
特に4.について、この2デッキはメタられなくなった時こそ強くなるデッキであるため、Tier2より下に落ちることはないだろう。逆に他のデッキは、この2デッキを兼ねて対策できる卡(天敵が制限された真髄の針/Pithing Needleなど考えている)を研究したりと、しばらくはサイドボードを軸にしたメタゲームが展開されるのではなかろうか。
付記として、今回のB/R改訂に関係し、右で触れてこなかった2枚の卡の活躍を見てみよう。
・大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator
https://www.mtggoldfish.com/deck/2229551#paper
赤単スタックスで採用された。全く新しい使い方だ。このデッキではシルバーバレットとしての面がより強調されているし、[+1]能力もより輝く。
・Fastbond
https://www.mtggoldfish.com/deck/2229573#paper
土地単!クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixと並べれば、延々とデッキトップから土地を展開し続け、土地破壊や名前の長い土地に繋げて相手を足止めできる。そして、フィニッシュはもちろん演劇の舞台/Thespian’s Stage+暗黒の深部/Dark Depthsだ。
灯争大戦からB/R大規模改訂まではヴィンテージが最も激しく揺れ動いた4ヶ月であった。いずれその経緯をまとめてみたいと思うが、ともあれその激流の先にあるメタゲームを占うのが今回のChallengeである。
・逆説
TOP16中ワンツーフィニッシュを含め7席/TOP32中10デッキを占め、覇者としての片鱗を見せた。これに驚きはない。むしろ誰もがある程度予想した、いわば順接的な結果である。
逆説は極めて高いデッキパワーを持ちながらも、この4ヶ月、カーンによる片務的Null Rodに最も苦しんだデッキであり、その枷が外れた今、本来のポテンシャルを発揮したということができる。また、B/R改訂による被害も特にない(Misstepは元々不採用が多かった)
とはいえ、溜め込み屋のアウフ/Collector Oupheや活性の力/Force of Vigorといった新規アーティファクト対策は健在である。時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerは、単体で高い卡力を持ちつつ、これら両者をある程度メタる力を持つPWである。
参考:4月までの逆説
https://www.mtggoldfish.com/deck/1863440#paper
・MUD
2デッキ。4・5位と順位こそ高いが、勢力の大幅な退歩は隠しようもない。神秘の炉/Mystic Forgeの1枚を除いて4ヶ月前からの改善点が特になく、一方で致命的なアーティファクト除去である活性の力/Force of Vigorがメインから搭載されまくっている。
そんな中、先駆のゴーレム/Precursor Golemを搭載した4位のデッキリストは渋い。この卡はロッド能力に影響を受けないし、活性の力に対しても(劇的とは言えないが)ある程度の耐性を持ったクリーチャーだ。苦境の中、少しでもメタに合ったクリーチャーを求めようとするプレイヤーの意思を感じる。ただ、同系対戦が少なくなる中、搭載歩行機械/Hangarback Walker無しで鋳造所の隊長/Chief of the Foundryは必要なのか、やや疑問である。
・墓荒らし・Survival
次に緑系デッキに触れておきたい。緑はこの4ヶ月で最も強化された色である。それはモダンマスターズ出身の2つのアーティファクト対策による所が大きい。またB/R改訂での被害も小さく、墓荒らし・Survivalは合計9デッキが入賞した。
ところで、このところ墓荒らしはコントロール化の傾向が強いようで、商人の巻物/Merchant Scrollまで入っているほどだ。
最初期 https://bagupokemon.diarynote.jp/201305130538574949/
灯争大戦前 https://www.mtggoldfish.com/deck/1811632#paper
あたりと比べてみると特にそれが顕著だ。
これを僕なりに解釈してみるとこうなる。まず、初期の墓荒らしは「クリーチャーを出す→維持する」ことを目標としており、これは完全にクロックパーミッションの発想であった。しかしトレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trestが加入し、入れ替えに闇の腹心/Dark Confidantが抜けていった辺りで、デッキの目標は、強い制圧力を持ったパーマネント(レオヴォルドの他、今ではナーセットも当てはまる)を着地させることにシフトしていき、同時にデッキの骨格も長期戦を見据えたものへと脱皮していったのではないだろうか。
・ドレッジ
B/R改訂により被害を受けたデッキだ。ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll、精神的つまづき/Mental Misstepの2枚を制限されている。
その穴埋めとしては次の卡が採用されているようだ。
【ゴルガリの墓トロール】
→甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis
→ゴルガリの凶漢/Golgari Thug
【精神的つまづき】
→暴露/Unmask
これらは皆、B/R改訂前からドレッジで普通に使われていた卡でもあり、被害を受けたとはいえデッキとして破綻したというような状況では全くない。しかし、凶漢は墓トロールと比べて速度で相当劣る。ホガークに至っては、狂気の祭壇/Altar of Dementiaも復讐蔦/Vengevine
も無いヴィンテージドレッジでは、ポテンシャルの半分も発揮できないと思われる。
・メタゲーム予想
今回の結果から今後のメタゲームを予想してみよう。
1.逆説がトップメタを張る
2.墓荒らしが対抗馬となり、逆説をメタる意味でもアグロ性能高めに戻っていく
3.Xeroxが復権
4.MUD、ドレッジは弱体化したものの、一定の勢力を維持する
特に4.について、この2デッキはメタられなくなった時こそ強くなるデッキであるため、Tier2より下に落ちることはないだろう。逆に他のデッキは、この2デッキを兼ねて対策できる卡(天敵が制限された真髄の針/Pithing Needleなど考えている)を研究したりと、しばらくはサイドボードを軸にしたメタゲームが展開されるのではなかろうか。
付記として、今回のB/R改訂に関係し、右で触れてこなかった2枚の卡の活躍を見てみよう。
・大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator
https://www.mtggoldfish.com/deck/2229551#paper
赤単スタックスで採用された。全く新しい使い方だ。このデッキではシルバーバレットとしての面がより強調されているし、[+1]能力もより輝く。
・Fastbond
https://www.mtggoldfish.com/deck/2229573#paper
土地単!クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixと並べれば、延々とデッキトップから土地を展開し続け、土地破壊や名前の長い土地に繋げて相手を足止めできる。そして、フィニッシュはもちろん演劇の舞台/Thespian’s Stage+暗黒の深部/Dark Depthsだ。
ヴィンテージに激震
2019年8月26日 Magic: The Gatheringhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/august-26-2019-banned-and-restricted-announcement-2019-08-26?t
Standard:
Rampaging Ferocidon is unbanned.
Modern:
Hogaak, Arisen Necropolis banned.
Faithless Looting is banned.
Stoneforge Mystic is unbanned.
Vintage:
Karn, the Great Creator is restricted.
Mystic Forge is restricted.
Mental Misstep is restricted.
Golgari Grave-Troll is restricted.
Fastbond is unrestricted.
Standard:
Rampaging Ferocidon is unbanned.
Modern:
Hogaak, Arisen Necropolis banned.
Faithless Looting is banned.
Stoneforge Mystic is unbanned.
Vintage:
Karn, the Great Creator is restricted.
Mystic Forge is restricted.
Mental Misstep is restricted.
Golgari Grave-Troll is restricted.
Fastbond is unrestricted.
NYSE OPEN 6 デッキリスト
2019年7月23日 Magic: The GatheringNYSE OPEN
2019年7月22日 Magic: The Gatheringhttps://www.eternalcentral.com/nyse-open-vi-live-coverage/
http://www.themanadrain.com/topic/2184/n-y-s-e-open-vi-7-20-19-long-island-new-york/47
TOP8デッキリスト発表が待ち遠しい。今わかっているアーキタイプは
5 Karn Shops
1 Ravager Shops
1 BUG Fish←優勝者
1 BUG Control←多分Brianpk
http://www.themanadrain.com/topic/2184/n-y-s-e-open-vi-7-20-19-long-island-new-york/47
TOP8デッキリスト発表が待ち遠しい。今わかっているアーキタイプは
5 Karn Shops
1 Ravager Shops
1 BUG Fish←優勝者
1 BUG Control←多分Brianpk
Sekiroトロコン
2019年5月20日 Magic: The Gathering非常にストイックなゲームであった。
プレイヤーに与えられた資源は乏しく、それを有効利用して立ちはだかる難敵に挑まなければならない。奥義技も含めてゴリ押しがほとんど通用しない。それゆえ、ボスに何度も挑んでは死に、相手の行動を解析し、防御・反撃手段を確立し、それを体に覚え込ませることが必要だ。ここまでやって敵にダメージが通るのは一度に2撃程度が関の山であり、乗り越えるには否が応でもプレイヤー自身のスキル向上が求められる。
それだけに勝利の味は甘美だ。周回前提のゲームということもあり、1周目で手こずったボスを2周目であっさりと倒せてしまった時の達成感は筆舌に尽くせないものがある。
気になった点としては、
・動機づけ
全体的に、なぜこの相手と戦うのか不明瞭であることが多い。
中盤の始まりあたりで宿敵・弦一郎を打倒することになるのだが、この後で弦一郎は城を去り、隻狼は城主・一心と和解する。この時点で葦名城の諸君と刃を交える必要はないはずなのだが、城の内外に屯する侍や夜鷹衆は相も変わらず隻狼を見れば襲撃してくるし、隻狼もまた彼らを忍殺し続ける。
さらに、ストーリーの最終盤、ネタバレ[葦名復興を希求する弦一郎は、内府襲撃のさなか自分の命と引き換えに一心を復活させる。そして一心は「孫の願いだから」と称して隻狼に戦いを挑みラストバトルの幕開けとなる。だが、隻狼は別に葦名と敵対している訳ではなく、単に主君が幽されているから奪還に来ただけのことである。真に弦一郎の遺志に沿おうとするのであれば、戦うべきは隻狼ではなく内府であろう。]
要するに、このゲームの目的は、序盤は御子の奪還・中盤以降は不死断ちの達成である。それを阻止せんとする(御子を攫い、不死の力を利用しようとする)のが弦一郎であり、相容れない存在と位置づけられるが、彼との対立が決着した後も、他のキャラとも敵対の構図だけが続いている状態であることに首を傾げた。
・形代
今作では、奥義や忍具義手を発動するために形代を必要とする。形代は敵を倒したり探索したりすると手に入っていき、ストックは999個たまるが一度に持って置けるのは(最大でも)20個までとなっている。
いわゆるMPなのだが、ストックにも上限があるとなると消費をためらってしまう。普通にセーブポイントに付いたら満タンまで回復するでよかったと思う。
苦言も呈したが、バトルの完成度の高さが非常に高いため、大満足である。みんなも買ってお米食べよう
プレイヤーに与えられた資源は乏しく、それを有効利用して立ちはだかる難敵に挑まなければならない。奥義技も含めてゴリ押しがほとんど通用しない。それゆえ、ボスに何度も挑んでは死に、相手の行動を解析し、防御・反撃手段を確立し、それを体に覚え込ませることが必要だ。ここまでやって敵にダメージが通るのは一度に2撃程度が関の山であり、乗り越えるには否が応でもプレイヤー自身のスキル向上が求められる。
それだけに勝利の味は甘美だ。周回前提のゲームということもあり、1周目で手こずったボスを2周目であっさりと倒せてしまった時の達成感は筆舌に尽くせないものがある。
気になった点としては、
・動機づけ
全体的に、なぜこの相手と戦うのか不明瞭であることが多い。
中盤の始まりあたりで宿敵・弦一郎を打倒することになるのだが、この後で弦一郎は城を去り、隻狼は城主・一心と和解する。この時点で葦名城の諸君と刃を交える必要はないはずなのだが、城の内外に屯する侍や夜鷹衆は相も変わらず隻狼を見れば襲撃してくるし、隻狼もまた彼らを忍殺し続ける。
さらに、ストーリーの最終盤、ネタバレ[葦名復興を希求する弦一郎は、内府襲撃のさなか自分の命と引き換えに一心を復活させる。そして一心は「孫の願いだから」と称して隻狼に戦いを挑みラストバトルの幕開けとなる。だが、隻狼は別に葦名と敵対している訳ではなく、単に主君が幽されているから奪還に来ただけのことである。真に弦一郎の遺志に沿おうとするのであれば、戦うべきは隻狼ではなく内府であろう。]
要するに、このゲームの目的は、序盤は御子の奪還・中盤以降は不死断ちの達成である。それを阻止せんとする(御子を攫い、不死の力を利用しようとする)のが弦一郎であり、相容れない存在と位置づけられるが、彼との対立が決着した後も、他のキャラとも敵対の構図だけが続いている状態であることに首を傾げた。
・形代
今作では、奥義や忍具義手を発動するために形代を必要とする。形代は敵を倒したり探索したりすると手に入っていき、ストックは999個たまるが一度に持って置けるのは(最大でも)20個までとなっている。
いわゆるMPなのだが、ストックにも上限があるとなると消費をためらってしまう。普通にセーブポイントに付いたら満タンまで回復するでよかったと思う。
苦言も呈したが、バトルの完成度の高さが非常に高いため、大満足である。みんなも買ってお米食べよう
Karn Stax作った
2019年5月1日 Magic: The Gathering// 60 メインデッキ4/30Challenge
// 29 Artifact
4 Sphere of Resistance
1 Thorn of Amethyst
1 Black Lotus
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Ruby
1 Mox Emerald
1 Mox Sapphire
1 Sol Ring
1 Mana Crypt
1 Chalice of the Void
4 Tangle Wire
1 Crucible of Worlds
3 Smokestack
1 God-Pharaoh’s Statue
1 Trinisphere
1 Sorcerous Spyglass
1 Coercive Portal
1 Ensnaring Bridge
1 Grim Monolith
1 Mana Vault
// 7 Creature
1 Lodestone Golem
4 Phyrexian Revoker
2 Phyrexian Metamorph
// 21 Land
4 Ancient Tomb
4 Mishra’s Workshop
4 Mishra’s Factory
1 Tolarian Academy
4 Wasteland
1 Strip Mine
1 Inventors’ Fair
1 City of Traitors
1 Buried Ruin
// 3 Planeswalker
3 Karn, the Great Creator
// 15 サイドボード
// 9 Artifact
SB: 1 Pithing Needle
SB: 1 Expedition Map
SB: 1 Tormod’s Crypt
SB: 1 Grafdigger’s Cage
SB: 1 Ensnaring Bridge
SB: 1 Sorcerous Spyglass
SB: 1 Ratchet Bomb
SB: 1 Mycosynth Lattice
SB: 1 Crucible of Worlds
// 2 Creature
SB: 1 Wurmcoil Engine
SB: 1 Silent Arbiter
// 4 Enchantment
SB: 4 Leyline of the Void
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2019-04-30
の22位を参考にしたものだが、サイドに探検の地図/Expedition Mapを1枚だけ忍ばせた。
ここから
カーン
↓
探検の地図
↓
発明博覧会をサーチ
↓
世界のるつぼをサーチ
↓
発明博覧会を回収
とすることで、十分なマナがあればデッキ全てにアクセスすることが可能となる。
王神の立像/God-Pharaoh’s Statueは重いものの、さすがの卡力であった。出せば勝勢、カーンが横に並んで6+1点で殴りだせばそのまま勝ち。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2019-04-30
・新ナーセットが1位・2位双方に採用され、青系の新たな強卡としてのポテンシャルを示した。
・6位の逆説には新サヒーリも採用。BSCに速攻付与のコンボあり。
・7位のWorkshopは新カーンをフル投入したペインターコンボデッキ。
・14位のWorkshopも新カーンをフル投入に加え、ドミナリアカーンと新ウギンまで投入し、総動員地区/Mobilized Districtを起用したFriends。
マイコシンスの格子/Mycosynth Latticeと新カーンとのコンボが無慈悲。
WARの主な影響としては上記のとおりで、やはり相当に強力なセットと感じる。ただ最強と予想していた戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanistは残念ながら見られなかった。
個人的なイチオシは22位で、上記コンボも搭載されており最も僕の構想に近い。
・新ナーセットが1位・2位双方に採用され、青系の新たな強卡としてのポテンシャルを示した。
・6位の逆説には新サヒーリも採用。BSCに速攻付与のコンボあり。
・7位のWorkshopは新カーンをフル投入したペインターコンボデッキ。
・14位のWorkshopも新カーンをフル投入に加え、ドミナリアカーンと新ウギンまで投入し、総動員地区/Mobilized Districtを起用したFriends。
マイコシンスの格子/Mycosynth Latticeと新カーンとのコンボが無慈悲。
Mycosynth Lattice / マイコシンスの格子 (6)これが揃った時、アーティファクトはおろか土地(あとクリーチャー、PW)の起動すら不可能となる。対戦相手は虚月に照らされたスランと同じ運命を辿るだろう。
アーティファクト
すべてのパーマネントは、そのタイプに加えてアーティファクトである。
戦場以外にあるすべてのカード、すべての呪文、すべてのパーマネントは無色である。
プレイヤーは、マナをすべての色のマナであるかのように支払ってもよい。
WARの主な影響としては上記のとおりで、やはり相当に強力なセットと感じる。ただ最強と予想していた戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanistは残念ながら見られなかった。
個人的なイチオシは22位で、上記コンボも搭載されており最も僕の構想に近い。
Planeswalker (4)
4 Karn, the Great Creator
Creature (6)
1 Lodestone Golem
1 Phyrexian Metamorph
4 Phyrexian Revoker
Artifact (29)
1 Black Lotus
1 Chalice of the Void
1 Crucible of Worlds
1 Ensnaring Bridge
1 God-Pharaoh’s Statue
1 Grim Monolith
1 Mana Crypt
1 Mox Emerald
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Ruby
1 Mox Sapphire
4 Null Rod
2 Smokestack
1 Sol Ring
4 Sphere of Resistance
4 Tangle Wire
1 Thorn of Amethyst
1 Trinisphere
Land (21)
4 Ancient Tomb
2 City of Traitors
4 Mishra’s Factory
4 Mishra’s Workshop
1 Strip Mine
1 Tolarian Academy
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
4 Wasteland
60 Cards
Sideboard (15)
1 Crucible of Worlds 1 Ensnaring Bridge 1 Smokestack 1 Grafdigger’s Cage 3 Leyline of Sanctity 3 Leyline of the Void 1 Mycosynth Lattice 1 Ratchet Bomb 1 Sorcerous Spyglass 1 The Tabernacle at Pendrell Vale 1 Tormod’s Crypt
【NOTE】【ライバルズ】光と闇の異聞録 評価
2019年4月29日 TCG全般WARとヴィンテージまとめ
2019年4月25日 Magic: The Gathering コメント (3)1 https://note.mu/wuhan/n/nf700268b90fa
2 https://note.mu/wuhan/n/n0ccc0e29f42d
3 https://note.mu/wuhan/n/n4ccf2698685c
4 https://note.mu/wuhan/n/n564a666172ba
5 https://note.mu/wuhan/n/n14dce2a20173
予想をまとめると次のとおりとなる:
<4点>
・大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator
・戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist
<3点>
神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries
ドビンの拒否権/Dovin’s Veto
支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control
覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
<2点>
時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
王神の立像/God-Pharaoh’s Statue
ボーラスの城塞/Bolas’s Citadel
崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer
約束の終焉/Finale of Promise
暴君の嘲笑/Tyrant’s Scorn
爆発域/Blast Zone
この中でもやはり、4点の2枚、それに3点のドビンの拒否権がsolidであると感じる。また、青白に実用的な常在型能力を備えたPWが複数追加される。Doomsdayやオールイン系のコンボデッキも、ジェイス及びボーラスの城塞という新たなパーツを獲得した。以上から、一次的な影響としては次の4点が期待される。
・スタックスの復権
・ランドスティルの復権
・Xeroxの一層の強化
・オールイン系コンボの開発
他にTier1としては逆説、Workshop(MUD)、ドレッジが挙げられる。これらの
・逆説は、ナーセットやサヒーリといったPWを得たものの、他の強力卡からの標的にされている感があり、除去をもう少し増やすことを迫られそうだ。
・カーンはMUDにはそれほど噛み合わず、現在のサイドボードに詰まれる無のロッド/Null Rodを動かすものではないだろう。
・ドレッジも得たものはないが、対策卡も特になく、勢力を維持しそうだ。
2 https://note.mu/wuhan/n/n0ccc0e29f42d
3 https://note.mu/wuhan/n/n4ccf2698685c
4 https://note.mu/wuhan/n/n564a666172ba
5 https://note.mu/wuhan/n/n14dce2a20173
予想をまとめると次のとおりとなる:
<4点>
・大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator
・戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist
<3点>
神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries
ドビンの拒否権/Dovin’s Veto
支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control
覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
<2点>
時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
王神の立像/God-Pharaoh’s Statue
ボーラスの城塞/Bolas’s Citadel
崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer
約束の終焉/Finale of Promise
暴君の嘲笑/Tyrant’s Scorn
爆発域/Blast Zone
この中でもやはり、4点の2枚、それに3点のドビンの拒否権がsolidであると感じる。また、青白に実用的な常在型能力を備えたPWが複数追加される。Doomsdayやオールイン系のコンボデッキも、ジェイス及びボーラスの城塞という新たなパーツを獲得した。以上から、一次的な影響としては次の4点が期待される。
・スタックスの復権
・ランドスティルの復権
・Xeroxの一層の強化
・オールイン系コンボの開発
他にTier1としては逆説、Workshop(MUD)、ドレッジが挙げられる。これらの
・逆説は、ナーセットやサヒーリといったPWを得たものの、他の強力卡からの標的にされている感があり、除去をもう少し増やすことを迫られそうだ。
・カーンはMUDにはそれほど噛み合わず、現在のサイドボードに詰まれる無のロッド/Null Rodを動かすものではないだろう。
・ドレッジも得たものはないが、対策卡も特になく、勢力を維持しそうだ。
NOTEへの移住が進んでいる模様
2019年4月14日 Magic: The GatheringNOTEでDN出身の方のエントリを読むことが増えてきた。僕も含め多くはDNと使い分ける方式ではあるが、NOTEに書いてDNにはそのリンクを貼るだけという形が多く、本拠はNOTEに移りつつあるのではないだろうか。
やはり画像を好きな場所に貼れるのは大きい。あとは表を整形できればという感じだが...
やはり画像を好きな場所に貼れるのは大きい。あとは表を整形できればという感じだが...