サーボの網 追記:ダークスティールの巨大戦車
2014年10月22日 TCG全般先程の日記にdeathoさんから表題の卡を指摘するコメントをいただいたので調べてみると,丁度1ヶ月前のRich Shay謹製のダク・コントロールを扱った公式記事が出てきた.
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/den-thieves-2014-09-22
このデッキにおけるサーボの網は,ダクが苦手とするミシュラランドを黙らせるだけでなく,ウェルダーで回すことによりCIPドローを反復利用という役割も見いだせる.そこでメイン1・サイド1としても邪魔にならないと判断したのだろう.
あと,Darksteel Juggernautの話だけど,
http://www.mtgdecks.net/decks/index/cards:darksteel%20juggernaut
今年の7月くらいから突然出てきた感じなんだよなあ・・・ダク対策かと思ったけど,それなら殴打頭蓋のほうがよさそうだし,この動きは一体何だろう
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/den-thieves-2014-09-22
このデッキにおけるサーボの網は,ダクが苦手とするミシュラランドを黙らせるだけでなく,ウェルダーで回すことによりCIPドローを反復利用という役割も見いだせる.そこでメイン1・サイド1としても邪魔にならないと判断したのだろう.
あと,Darksteel Juggernautの話だけど,
http://www.mtgdecks.net/decks/index/cards:darksteel%20juggernaut
今年の7月くらいから突然出てきた感じなんだよなあ・・・ダク対策かと思ったけど,それなら殴打頭蓋のほうがよさそうだし,この動きは一体何だろう
Terra Novaの多さ実感できるレベルになってきた
2014年10月22日 TCG全般 コメント (1)これもう真剣に絡み線の壁/Wall of Tanglecordとか検討したほうがいいかもしれない
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=74786
ジンさんの所で紹介されていたBUG.申し訳程度にディミーアの魔除け1枚だけ入っているが,こんなに墓地利用を入れて回るものかと心配だ.しかし,SCGという格式の高い大会で結果を出しているわけだから杞憂なのだろう.巡航はアンリコの調整版という属性が強調されるあまりつい忘れがちになるが,3マナぐらいで打っても十分強い.
ジンさんの所で紹介されていたBUG.申し訳程度にディミーアの魔除け1枚だけ入っているが,こんなに墓地利用を入れて回るものかと心配だ.しかし,SCGという格式の高い大会で結果を出しているわけだから杞憂なのだろう.巡航はアンリコの調整版という属性が強調されるあまりつい忘れがちになるが,3マナぐらいで打っても十分強い.
Eternal Weekend 予想
2014年10月21日 TCG全般Vault
Vault
オース
オース
墓荒らし
墓荒らし
UR Delver
MUD
どうも探査の影響でオースが出てきそうな予感がする.理由は,探査を止めるには墓掘りの檻では無意味なので追放系墓地対策を講じなければならないが,そうした結果オースが野放しになるからだ.それに,オース側でも誘発させればもう探査のコストに困ることはない(オーバーキルではあるが)
実際,墓掘りの檻というのは非常に受けの広い卡で,オースを無理なく対策できるという点できわめて貴重であり,これ以外でとなると大いなるガルガドンとかオース以外に使い道のなさそうな代物しか残らない.
以下メモ
http://www.mtgdecks.net/decks/viewByFormat/18
Vault
オース
オース
墓荒らし
墓荒らし
UR Delver
MUD
どうも探査の影響でオースが出てきそうな予感がする.理由は,探査を止めるには墓掘りの檻では無意味なので追放系墓地対策を講じなければならないが,そうした結果オースが野放しになるからだ.それに,オース側でも誘発させればもう探査のコストに困ることはない(オーバーキルではあるが)
実際,墓掘りの檻というのは非常に受けの広い卡で,オースを無理なく対策できるという点できわめて貴重であり,これ以外でとなると大いなるガルガドンとかオース以外に使い道のなさそうな代物しか残らない.
以下メモ
http://www.mtgdecks.net/decks/viewByFormat/18
個人的な経験を書くと,どうも墓地の溜まりが悪いと思って,マナの合流点を1枚削ってフェッチランドを1枚増やしてみたら,嘘のように回りがよくなった.
それはさておき津村氏によるモダン分析
http://www.happymtg.com/column/kamingsoon/22695/
思考掃きは探査稼ぎ上有力とされながらも,これまで搭載するのは行き過ぎとする意見もあったが,このエスパーでは4枚搭載することで残忍な切断3枚・探索2枚と計5枚もの探査勢力を盛り込んでいる.
それはさておき津村氏によるモダン分析
http://www.happymtg.com/column/kamingsoon/22695/
思考掃きは探査稼ぎ上有力とされながらも,これまで搭載するのは行き過ぎとする意見もあったが,このエスパーでは4枚搭載することで残忍な切断3枚・探索2枚と計5枚もの探査勢力を盛り込んでいる.
「エスパー(青白黒)・コントロール」話変わるけどスタンダードアナライズ復活めっちゃ楽しみ
2 《島》
2 《沼》
1 《平地》
3 《湿った墓》
1 《神聖なる泉》
1 《神無き祭殿》
4 《溢れかえる岸辺》
3 《汚染された三角州》
2 《湿地の干潟》
4 《忍び寄るタール坑》
1 《変わり谷》
-土地(24)-
4 《瞬唱の魔道士》
-クリーチャー(4)-
4 《思考掃き》
4 《悲劇的な過ち》
3 《コジレックの審問》
3 《呪文嵌め》
3 《マナ漏出》
2 《差し戻し》
4 《未練ある魂》
3 《残忍な切断》
2 《時を越えた探索》
3 《イニストラードの君主、ソリン》
-呪文(32)-
2 《流刑への道》
2 《思考囲い》
2 《解呪》
2 《否認》
2 《機を見た援軍》
2 《悪夢の織り手、アショク》
1 《石のような静寂》
1 《神聖の力線》
1 《戦争と平和の剣》
1 《殺戮の契約》
-サイドボード(15)-
http://www.themanadrain.com/index.php?topic=46845.msg652564;boardseen#new
参加者40名とまあまあの規模.スペイン,バルセロナで11日開催.Eternal Weekendを予想するには格好の大会だ.
最も注目すべきは巡航Delverで,16人中4人と破竹の勢いである.http://urx.nu/d7Xz でDig Through Timeに3点,Treasure Cruiseに1点と評したが,早くもこれを後悔している.これら両者を卡力で比較すれば,両方とも高いもののDigが勝るだろう,しかしレガシー・ヴィンテージの影響という点では明らかにTreasureである.Digが複数枚投入に向かないのに対してTreasureは複数搭載に向いた卡であることがその要因だ.そしてその影響は,Tier1.5~2あたりをうろついていたDelverを一気に持ち上げるという形となって現れる.Eternal Weekendでは,この新ドローをどう止め,またDelverがそれをどうかわすかというが1つの軸になるだろう.
従来このアーキタイプは,色は合うが戦略が合わないダクをどう扱うか決めかねていた部分があり,少数採用されたりされなかったりしたが,巡航が入ったことで探査稼ぎ+引いてきた土地の処分と共闘関係となった.事実,今回の入賞デッキを見ると全員が2枚採用している.
参加者40名とまあまあの規模.スペイン,バルセロナで11日開催.Eternal Weekendを予想するには格好の大会だ.
最も注目すべきは巡航Delverで,16人中4人と破竹の勢いである.http://urx.nu/d7Xz でDig Through Timeに3点,Treasure Cruiseに1点と評したが,早くもこれを後悔している.これら両者を卡力で比較すれば,両方とも高いもののDigが勝るだろう,しかしレガシー・ヴィンテージの影響という点では明らかにTreasureである.Digが複数枚投入に向かないのに対してTreasureは複数搭載に向いた卡であることがその要因だ.そしてその影響は,Tier1.5~2あたりをうろついていたDelverを一気に持ち上げるという形となって現れる.Eternal Weekendでは,この新ドローをどう止め,またDelverがそれをどうかわすかというが1つの軸になるだろう.
従来このアーキタイプは,色は合うが戦略が合わないダクをどう扱うか決めかねていた部分があり,少数採用されたりされなかったりしたが,巡航が入ったことで探査稼ぎ+引いてきた土地の処分と共闘関係となった.事実,今回の入賞デッキを見ると全員が2枚採用している.
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-daily-2014-10-14
しかし,巡航と大歓楽が衝突しないという性質は無視できないトピックだ.似たような卡として,モダンまでなら炎の投げ槍,レガシー以降では火炎破がある.特に後者は有望な1枚で,なぜなら上のデッキにも巡航のコスト稼ぎのために1マナでダメージを与えつつ墓地を2枚増やす欠片の飛来が4枚も入っているが,火炎破になると0マナで3枚も肥やすのである.この効率はさながらBlack Lotusであり,そこからAncestral Recallである宝船の巡航を唱えるプレイングはヴィンテージの現出と呼べる.(錯乱)
Creature (12)モダンデイリー4-0.大歓楽と速槍は相性最悪のはずだが,両方4積みという命知らずデッキが結果を出したところを見ると,両名のダメージレース力を以ってすれば相手を先に殺しきれるようだ.といっても,ギタクシア派の調査はさすがに痛すぎたか採用されていない.フェッチーショック体制をやめればギタクシア等も入ってこれそうだが,そんなことをしても弱くなるのは目に見えている.その意味で,これはモダンにおけるバーンデッキの一つの完成形なのだろう.
4 Eidolon of the Great Revel
4 Goblin Guide
4 Monastery Swiftspear
Sorcery (12)
4 Lava Spike
4 Rift Bolt
4 Treasure Cruise
Instant (17)
4 Lightning Bolt
2 Magma Jet
3 Searing Blaze
4 Shard Volley
4 Skullcrack
Land (19)
4 Arid Mesa
7 Mountain
4 Scalding Tarn
3 Steam Vents
1 Wooded Foothills
60 Cards
Sideboard (15)
4 Dragon’s Claw
2 Flames of the Blood Hand
4 Searing Blood
3 Smash to Smithereens
2 Torpor Orb
しかし,巡航と大歓楽が衝突しないという性質は無視できないトピックだ.似たような卡として,モダンまでなら炎の投げ槍,レガシー以降では火炎破がある.特に後者は有望な1枚で,なぜなら上のデッキにも巡航のコスト稼ぎのために1マナでダメージを与えつつ墓地を2枚増やす欠片の飛来が4枚も入っているが,火炎破になると0マナで3枚も肥やすのである.この効率はさながらBlack Lotusであり,そこからAncestral Recallである宝船の巡航を唱えるプレイングはヴィンテージの現出と呼べる.(錯乱)
http://wpn.wizards.com/ja/article/new-friday-night-magic
>すべてのフォーマットでFNMが申請可能に
>
>コンスピラシー、レガシー、統率者戦—すべてのフォーマットです。
すべてのフォーマット(リミテッド,スタンダード,モダン,レガシー,コンスピラシー,統率者戦)
—すべてのフォーマットです。
>すべてのフォーマットでFNMが申請可能に
>
>コンスピラシー、レガシー、統率者戦—すべてのフォーマットです。
すべてのフォーマット(リミテッド,スタンダード,モダン,レガシー,コンスピラシー,統率者戦)
—すべてのフォーマットです。
ギリシャ哲学と中国思想の相補性
2014年10月14日 TCG全般http://www.mtgdecks.net/decks/view/88948
Brad Nelsonの軍族童の突発+熟練先導者のシナジーも良かったが,この英雄的のほうが速槍をよりデッキコンセプトに沿う形で利用できていて良いと感じる.だが,ここでも主軸となるアクロスの十字軍の英雄的効果はトークン生成なのであり,縦に伸ばす単体強化と横に並べるトークン戦略というジレンマは克服しがたい問題のようだ.それなら,いっそのこと凱旋の間の枠にアナックスとサイミーディでも突っ込んでしまうのはどうだろう.
Brad Nelsonの軍族童の突発+熟練先導者のシナジーも良かったが,この英雄的のほうが速槍をよりデッキコンセプトに沿う形で利用できていて良いと感じる.だが,ここでも主軸となるアクロスの十字軍の英雄的効果はトークン生成なのであり,縦に伸ばす単体強化と横に並べるトークン戦略というジレンマは克服しがたい問題のようだ.それなら,いっそのこと凱旋の間の枠にアナックスとサイミーディでも突っ込んでしまうのはどうだろう.
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/top-standard-decks-n-2014-10-12
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/top-standard-decks-o-z-2014-10-12
これまで広げてみても宝船の巡航は隆盛コンボ1人が2枚採用しているのみで,スタンダードでは探索>>巡航は確定的なようだ.この理由を分析してみると,スタンダードにおけるテンポ上の要請は,レガシーとは比べ物にならないほど小さいため,マナシンボルUとUUの違いがまず些事である.また渦まく知識をはじめとして手札の高質化手段に事欠かないレガシーと比べ,スタンダードではそうした技術が十分用意されておらず(苦しめる声ぐらいか?),不確定な3枚よりも強力な2枚に頼るのは自然な流れといえよう.
僧院の速槍はBrad・denniz両選手の赤白トークンで使われた.軍族童の突発とゴブリンの熟練扇動者の部族シナジーを取り入れたバーンで,かき立てる炎を軽く唱えられる.果敢という単体強化と横に並べるトークン戦略は相性があまり良くないのではないかと思っていたが(モダン・レガシーの若き紅蓮術士入り青赤なども)このように結果を出すところを見ると,それほどの齟齬にはならないようだ
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/top-standard-decks-o-z-2014-10-12
これまで広げてみても宝船の巡航は隆盛コンボ1人が2枚採用しているのみで,スタンダードでは探索>>巡航は確定的なようだ.この理由を分析してみると,スタンダードにおけるテンポ上の要請は,レガシーとは比べ物にならないほど小さいため,マナシンボルUとUUの違いがまず些事である.また渦まく知識をはじめとして手札の高質化手段に事欠かないレガシーと比べ,スタンダードではそうした技術が十分用意されておらず(苦しめる声ぐらいか?),不確定な3枚よりも強力な2枚に頼るのは自然な流れといえよう.
僧院の速槍はBrad・denniz両選手の赤白トークンで使われた.軍族童の突発とゴブリンの熟練扇動者の部族シナジーを取り入れたバーンで,かき立てる炎を軽く唱えられる.果敢という単体強化と横に並べるトークン戦略は相性があまり良くないのではないかと思っていたが(モダン・レガシーの若き紅蓮術士入り青赤なども)このように結果を出すところを見ると,それほどの齟齬にはならないようだ
Planeswalker (2)注目していた卡はこのくらいかな.あと軍族の雄叫びを誰も使ってなくて残念.
2 Sarkhan, the Dragonspeaker
Creature (11)
4 Monastery Swiftspear 4 Goblin Rabblemaster 3 Seeker of the Way
Sorcery (4)
4 Hordeling Outburst
Instant (16)
4 Magma Jet 4 Lightning Strike 3 Searing Blood 4 Stoke the Flames
1 Titan’s Strength
Enchantment (4)
4 Chained to the Rocks
Land (23)
1 Wind-Scarred Crag 4 Battlefield Forge 4 Temple of Triumph
11 Mountain 3 Plains
60 Cards
Sideboard (15)
1 Wind-Scarred Crag 3 End Hostilities 3 Elspeth, Sun’s Champion
3 Chandra, Pyromaster 2 Suspension Field 1 Hammer of Purphoros
2 Banishing Light
LSV Grixis Control
2014年10月13日 TCG全般https://www.youtube.com/watch?v=Nd5GTY9AqJk&list=PL04lbfeNAaS-GGofteg5ickdCEdJg5PmX
1 Ancestral Recallやはり腹心の切り捨てこそメタゲームの正解だ.従来腹心を5点の上位につけていたが,この傾向が続くようなら4点に下げることになりそうだ.サイドボードのNotion Thiefには反対であり(魂の洞窟と併用してこその卡だと思うから),タルキールが出た今,瞬唱の魔道士あたりを1枚時を越えた探索に取り替えたい.だが75枚中残り72枚は賛成だ.
1 Black Lotus
1 Blightsteel Colossus
1 Brainstorm
1 Dack Fayden
1 Demonic Tutor
1 Fact or Fiction
1 Fire/Ice
1 Flusterstorm
4 Force of Will
1 Hurkyl’s Recall
2 Island
2 Jace, the Mind Sculptor
1 Library of Alexandria
2 Lightning Bolt
1 Mana Crypt
2 Mana Drain
1 Mana Vault
2 Mental Misstep
1 Misdirection
1 Mox Emerald
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Ruby
1 Mox Sapphire
2 Polluted Delta
1 Ponder
4 Scalding Tarn
1 Sensei’s Divining Top
3 Snapcaster Mage
1 Sol Ring
1 Tezzeret the Seeker
1 Thirst for Knowledge
1 Time Vault
1 Time Walk
1 Tinker
1 Tolarian Academy
1 Toxic Deluge
3 Underground Sea
1 Vampiric Tutor
2 Volcanic Island
1 Voltaic Key
1 Yawgmoth’s Will
Sideboard
3 Grafdigger’s Cage
2 Ingot Chewer
1 Lightning Bolt
1 Mountain
1 Nihil Spellbomb
2 Notion Thief
1 Pyroblast
1 Red Elemental Blast
1 Thoughtseize
2 Viashino Heretic
プロツアータルキール 決勝戦へ→優勝はAri Lax アブザン
2014年10月13日 TCG全般Shaun McLaren(ジェスカイ) vs Ari Lax(アブザン)
1試合目はAri勝利.
12試合目:Ari,マナクリーチャーしか出せず,デッキの弱点がもろに出た格好.その上からShaunのカマキリが止まらず,ジェスカイの魔除け本体で勝利.
3試合目は打って変わってサイ→サイ→アジャニ→エルズペス→ソリンとAriが理想の回り.もちろん勝利
4試合目,Shaunバーン戦略をとるがサイのドレインなどでAri1点で持ちこたえる.そして総攻撃で勝利!Ari Lax優勝!
ジェスカイの製紙技術がアブザンに伝播したプロツアーとして記憶されるだろう.
1試合目はAri勝利.
3試合目は打って変わってサイ→サイ→アジャニ→エルズペス→ソリンとAriが理想の回り.もちろん勝利
4試合目,Shaunバーン戦略をとるがサイのドレインなどでAri1点で持ちこたえる.そして総攻撃で勝利!Ari Lax優勝!
ジェスカイの製紙技術がアブザンに伝播したプロツアーとして記憶されるだろう.
プロツアー準々決勝完了
2014年10月13日 TCG全般Shaun(ジェスカイ) defeats Lee(隆盛コンボ)
Mike(アブザン) defeats Ivan(青黒コントロール)
Thiago(アブザン) defeats Ondrej(ジェスカイ)
Ari(アブザン) defeats Watanabe(ジェスカイ)
偶然だろうがいずれのマッチアップも,スイスラウンド上位者が制した.残るは
アブザン3とジェスカイ1.
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/breakout-card-dig-through-time-2014-10-12
これはDig through Timeを激賞する記事で,その複数枚投入を推奨している.僕は今のところヴィンテージのVaultで1枚のみプレイしているところだが,これを読むともう1枚位入れてもいいかという気にさせられる.それで合計12枚の墓地を追放するとすれば,ヨーグモスの意志との衝突は問題だ,だが実際は2マナで唱えること自体に意義がある訳ではないから,余ったMoxなどから4マナくらいで唱えることも多いし,探索で得た強力な2枚が連鎖的にアクションを引き起こすことで,墓地は遠からず繁栄を取り戻すだろう.
Mike(アブザン) defeats Ivan(青黒コントロール)
Thiago(アブザン) defeats Ondrej(ジェスカイ)
Ari(アブザン) defeats Watanabe(ジェスカイ)
偶然だろうがいずれのマッチアップも,スイスラウンド上位者が制した.残るは
アブザン3とジェスカイ1.
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/breakout-card-dig-through-time-2014-10-12
これはDig through Timeを激賞する記事で,その複数枚投入を推奨している.僕は今のところヴィンテージのVaultで1枚のみプレイしているところだが,これを読むともう1枚位入れてもいいかという気にさせられる.それで合計12枚の墓地を追放するとすれば,ヨーグモスの意志との衝突は問題だ,だが実際は2マナで唱えること自体に意義がある訳ではないから,余ったMoxなどから4マナくらいで唱えることも多いし,探索で得た強力な2枚が連鎖的にアクションを引き起こすことで,墓地は遠からず繁栄を取り戻すだろう.
プロプレイヤーの選択
2014年10月12日 TCG全般 コメント (2)http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/top-8-decklists-2014-10-11
アブザンとジェスカイが3人ずつ.だが同じアーキタイプでも,その内情は大きく異なる.
ジェスカイはジェスカイでも,クリーチャー数を最小限まで絞り,その枠に神々の憤怒と4枚の探索を投入してコントロール力・逆転力を高めたSHAUN選手,静翼のグリフを4枚投入してアブザンの中核たる包囲サイ・風番いのロックを鎮めるメタゲーム重視のONDREJ選手,ブリマーズと神々の思し召しによって盤面の強靭化とクロックの維持に重きを置いた渡辺選手と,三者三様だ.
アブザンの差も面白い.ARI選手はマナクリーチャーを多く用いることで,4マナ以降はロック鳥・サイに続いてアジャニ・エルズペスと,強卡の群れを叩きつけんばかりだ.しかし一方でMIKE選手の荒野の後継者という渋いチョイスには,そのARI氏から賞賛の声が寄せられている.
僭越ながら決勝ラウンドについて予想してみると,除去の応酬をどう制するかが鍵となり,ジェスカイではその点の対策が厚い渡辺選手,アブザン勢の中ではエレボスに魂を売ったTHIAGO選手が有利な地位にいるのではと思うが,どうだろうか.
アブザンとジェスカイが3人ずつ.だが同じアーキタイプでも,その内情は大きく異なる.
ジェスカイはジェスカイでも,クリーチャー数を最小限まで絞り,その枠に神々の憤怒と4枚の探索を投入してコントロール力・逆転力を高めたSHAUN選手,静翼のグリフを4枚投入してアブザンの中核たる包囲サイ・風番いのロックを鎮めるメタゲーム重視のONDREJ選手,ブリマーズと神々の思し召しによって盤面の強靭化とクロックの維持に重きを置いた渡辺選手と,三者三様だ.
アブザンの差も面白い.ARI選手はマナクリーチャーを多く用いることで,4マナ以降はロック鳥・サイに続いてアジャニ・エルズペスと,強卡の群れを叩きつけんばかりだ.しかし一方でMIKE選手の荒野の後継者という渋いチョイスには,そのARI氏から賞賛の声が寄せられている.
僭越ながら決勝ラウンドについて予想してみると,除去の応酬をどう制するかが鍵となり,ジェスカイではその点の対策が厚い渡辺選手,アブザン勢の中ではエレボスに魂を売ったTHIAGO選手が有利な地位にいるのではと思うが,どうだろうか.
プロツアータルキール TOP8デッキリスト
2014年10月12日 TCG全般http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/top-8-decklists-2014-10-11
時を越えた探索はジェスカイ4枚(!)・青黒コントロール4枚・隆盛コンボ3枚の計11枚.一方の宝船の巡航は0枚という結果になった.
隆盛コンボはモダン版よりもかなり複雑で(撤回のらせんでドラゴンのマントルを延々と出し戻しする)違った構造を持つとはいえ,これにさえ巡航ナシとは意外だった.
時を越えた探索はジェスカイ4枚(!)・青黒コントロール4枚・隆盛コンボ3枚の計11枚.一方の宝船の巡航は0枚という結果になった.
隆盛コンボはモダン版よりもかなり複雑で(撤回のらせんでドラゴンのマントルを延々と出し戻しする)違った構造を持つとはいえ,これにさえ巡航ナシとは意外だった.
ジェスカイ3
アブザン3
青黒コン1
隆盛コンボ1
プレイヤー
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/round-16-standings-2014-10-11
アブザン3
青黒コン1
隆盛コンボ1
プレイヤー
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/round-16-standings-2014-10-11
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/pro-tour-khans-tarkir-day-2-metagame-breakdown-2014-10-11
プロツアーも2日目を迎えた.メタゲームはジェスカイとアブザンという二大国が激突した初日から大きな動きはない.一方,パーセンテージ的にはエスパーコントロール(6→5),青白コントロール(5→5)の2つが少数ながらも奮戦しており,見逃せない.さらにUnwritten Devotionと名付けられた不気味な勢力も気になる.
プロツアーも2日目を迎えた.メタゲームはジェスカイとアブザンという二大国が激突した初日から大きな動きはない.一方,パーセンテージ的にはエスパーコントロール(6→5),青白コントロール(5→5)の2つが少数ながらも奮戦しており,見逃せない.さらにUnwritten Devotionと名付けられた不気味な勢力も気になる.
N.Y.S.E. 参加者46名
2014年10月10日 TCG全般http://www.mtgdecks.net/events/view/15551
しかしTerra Nova多いな.
Maindeckこの8位探索入っててめっちゃすき.メインのAbrupt Decayを1枚Ancient Grudgeにすれば完璧.
Creature [1]
1Blightsteel Colossus
Artifact [11]
1Mox Pearl
1Mox Ruby
1Mox Sapphire
1Time Vault
1Sensei’s Divining Top
1Mana Crypt
1Mox Emerald
1Mox Jet
1Black Lotus
1Voltaic Key
1Sol Ring
Instant [24]
1Noxious Revival
1Dig Through Time
2Lightning Bolt
2Mental Misstep
1Brainstorm
3Mana Drain
1Vampiric Tutor
1Gifts Ungiven
1Ancestral Recall
2Abrupt Decay
2Fact or Fiction
1Hurkyl’s Recall
2Flusterstorm
4Force of Will
Sorcery [5]
1Demonic Tutor
1Time Walk
1Toxic Deluge
1Tinker
1Yawgmoth’s Will
Planeswalker [4]
2Jace, the Mind Sculptor
1Tezzeret the Seeker
1Dack Fayden
Land [15]
2Island
2Mana Confluence
4Scalding Tarn
1Polluted Delta
2Tropical Island
1Volcanic Island
3Underground Sea
60 Cards total
Sideboard
4 Grafdigger’s Cage
1 Mountain
4 Ingot Chewer
3 Yixlid Jailer
2 Abrupt Decay
1 Toxic Deluge
15 Cards total
しかしTerra Nova多いな.
Terra Nova http://urx.nu/cOnt
Dismemberが飛んでくるのが最大の特徴である.加えてミシュラランドも工廠4枚に加えて変わり谷まで採用している.その結果,MUD対策全般に対して強い耐性を獲得しており,対戦相手にしてみればサイドボード後も息が抜けない厄介な相手である.具体的には,PWにブロッカーという布陣も四肢切断とミシュラランドの合わせ技で容易に打ち破り,直接のアーティファクト除去呪文に対しても変わり谷で意に介さずといった調子だ.
Martello http://urx.nu/cOnx
Kuldotha MUDが金属細工師を外したバージョンだ.その枠には新ファイレクシア産の変形者と破棄者が充てられている.金属細工師からの大量展開は強力ではあるものの,除去1つでプランが崩壊する脆さもあった.そこまで急進的に組まなくとも,変形者のゴーレムコピーで十分勝ちパターンと呼べる強さということに気づいたがゆえのデッキといえる.
Espresso http://urx.nu/cOnD
これはどちらかというとStaxに類すべきかもしれない.クリーチャー数は10枚程度まで絞り,るつぼ+不毛+煙突によるロックを基本戦略に置いている.このリストに加え,探検の地図でコンボ成立を早めるタイプや無のロッドを仕込んでさらに徹底的に拘束するタイプもある.
TMDの書き込みによれば,Eternal Weekendの開かれるPhiladelphia,米国東海岸ではおおむね上の順に警戒すべきらしい.僕もこれには同感で,なぜならこの順番はダクへの抵抗力でもあるからだ.Terra Novaは上の通りであり,Martelloの出すKuldothaは対処不能ではないにせよ何らかの「合わせ技」が不可欠となる.これがEspressoになると,るつぼや煙突をパクるだけで勝勢である.
Dismemberが飛んでくるのが最大の特徴である.加えてミシュラランドも工廠4枚に加えて変わり谷まで採用している.その結果,MUD対策全般に対して強い耐性を獲得しており,対戦相手にしてみればサイドボード後も息が抜けない厄介な相手である.具体的には,PWにブロッカーという布陣も四肢切断とミシュラランドの合わせ技で容易に打ち破り,直接のアーティファクト除去呪文に対しても変わり谷で意に介さずといった調子だ.
Martello http://urx.nu/cOnx
Kuldotha MUDが金属細工師を外したバージョンだ.その枠には新ファイレクシア産の変形者と破棄者が充てられている.金属細工師からの大量展開は強力ではあるものの,除去1つでプランが崩壊する脆さもあった.そこまで急進的に組まなくとも,変形者のゴーレムコピーで十分勝ちパターンと呼べる強さということに気づいたがゆえのデッキといえる.
Espresso http://urx.nu/cOnD
これはどちらかというとStaxに類すべきかもしれない.クリーチャー数は10枚程度まで絞り,るつぼ+不毛+煙突によるロックを基本戦略に置いている.このリストに加え,探検の地図でコンボ成立を早めるタイプや無のロッドを仕込んでさらに徹底的に拘束するタイプもある.
TMDの書き込みによれば,Eternal Weekendの開かれるPhiladelphia,米国東海岸ではおおむね上の順に警戒すべきらしい.僕もこれには同感で,なぜならこの順番はダクへの抵抗力でもあるからだ.Terra Novaは上の通りであり,Martelloの出すKuldothaは対処不能ではないにせよ何らかの「合わせ技」が不可欠となる.これがEspressoになると,るつぼや煙突をパクるだけで勝勢である.
各フォーマットの探査ドロー2種
2014年10月9日 TCG全般Treasure Cruise http://urx.nu/cBiA
Dig Through Time http://urx.nu/cBiF
http://bagupokemon.diarynote.jp/201410031858298003/ を書いてから1週間ほどが経った.今回はフォーマット別に両者の利用実績を見てみようと思う.
スタンダード:
http://www.mtgdecks.net/archetypes/analysis/1727/week
時を越えた探索は,ジェスカイテンポ(現在アブザンとTier1を争う.ところでアブザンの由来ってアッバース朝?)に2枚が完全に定着した様子である.ジェスカイ文化がスゥルタイから大きな影響を受けていることがよくわかる.他には本家のスゥルタイ探査,エスパーPWコントロールでも使われているが,これらの勢力は現時点では小規模である.
一方で宝船の巡航はスタンダードでの活躍が非常に少なく,ジェスカイで探索から変更したリストが数件見つかる程度だ.全利用デッキ数を見ると,探索62に対して巡航21と大差であるが,これはスタンダード大会の多さによるものと思われるので,卡力をそのまま表したものというように速断してはならない.
モダン:
注目の隆盛コンボで宝船の巡航が採用される.マナクリーチャー1体を延々とガコンガコンさせるデッキなので,探索の代替可能性はない.
先日書いた速槍の考察記事中で,モダンが最適の環境ではないかとする意見を述べたが,果たして次のような巡航3枚積みの青赤Delverが組まれており,嬉しい限りだ.
http://www.mtgdecks.net/decks/view/88472
カウンターという速槍に不向きなアクションを切り捨て(と言ってもイゼットの魔除け2枚だけは残しているのが好感触.),変異原性の成長まで投入したスピード重視の設計である.あと面白いのがよじれた映像で,1マナにしてパワー2点増強+キャントリップを提供する.
と巡航のほうが目立つ環境だが,探索も負けてはいない.青系の比較的ゆったりとしたコンボ,具体的に言えば双子やヴァラクートで採用されている.
レガシー:
SCG優勝以来,巡航の強さに驚愕の声が多数沸き上がっている.やはりスペルを豊富に積み,能動的にそれらを唱えていく構造からしてもDelverとの相性が良い.と,ここでKMCの1~3位が全員探索をプレイしていたという結果がもたらされた.
http://mtgkmc.blog.fc2.com/blog-entry-203.html
驚くべき戦績だが,より重要なのは3者のアーキタイプが石鍛冶・奇跡・SNTと全くバラバラなことで,これは探索の絶対的な卡力がレガシー級であることの証明に他ならない.
ヴィンテージ:
LCVで探査ドローを採用したデッキが見つかった.参加者38人は他フォーマットではごく小規模なものだろうが,ヴィンテージでは十分参考になるレベルの中規模大会だ(泣)
(巡航)Gush Aggro http://www.mtgdecks.net/decks/view/88289
(探索)Tezzerator http://www.mtgdecks.net/decks/view/88296
(探索)Jace Control http://www.mtgdecks.net/decks/view/88297
3件だけではヴィンテージへの影響として語るわけにはいかない.だが,モダン・レガシーで観察されたのと同じ傾向がここにも現れているのがわかるだろう.即ち,巡航はクロックパーミッションに向き,探索はコントロール及び中速のコンボに人気ということだ.巡航と探索は同じ青の8マナドロー呪文で一見非常に似ているようだが,実際は詠唱スピード,色マナの個数,アドバンテージの様態といった差が実に大きな意味になり,このように明確な住み分けがなされている.ここにマジックの面白みを感じる.
Dig Through Time http://urx.nu/cBiF
http://bagupokemon.diarynote.jp/201410031858298003/ を書いてから1週間ほどが経った.今回はフォーマット別に両者の利用実績を見てみようと思う.
スタンダード:
http://www.mtgdecks.net/archetypes/analysis/1727/week
時を越えた探索は,ジェスカイテンポ(現在アブザンとTier1を争う.ところでアブザンの由来ってアッバース朝?)に2枚が完全に定着した様子である.ジェスカイ文化がスゥルタイから大きな影響を受けていることがよくわかる.他には本家のスゥルタイ探査,エスパーPWコントロールでも使われているが,これらの勢力は現時点では小規模である.
一方で宝船の巡航はスタンダードでの活躍が非常に少なく,ジェスカイで探索から変更したリストが数件見つかる程度だ.全利用デッキ数を見ると,探索62に対して巡航21と大差であるが,これはスタンダード大会の多さによるものと思われるので,卡力をそのまま表したものというように速断してはならない.
モダン:
注目の隆盛コンボで宝船の巡航が採用される.マナクリーチャー1体を延々とガコンガコンさせるデッキなので,探索の代替可能性はない.
先日書いた速槍の考察記事中で,モダンが最適の環境ではないかとする意見を述べたが,果たして次のような巡航3枚積みの青赤Delverが組まれており,嬉しい限りだ.
http://www.mtgdecks.net/decks/view/88472
カウンターという速槍に不向きなアクションを切り捨て(と言ってもイゼットの魔除け2枚だけは残しているのが好感触.),変異原性の成長まで投入したスピード重視の設計である.あと面白いのがよじれた映像で,1マナにしてパワー2点増強+キャントリップを提供する.
と巡航のほうが目立つ環境だが,探索も負けてはいない.青系の比較的ゆったりとしたコンボ,具体的に言えば双子やヴァラクートで採用されている.
レガシー:
SCG優勝以来,巡航の強さに驚愕の声が多数沸き上がっている.やはりスペルを豊富に積み,能動的にそれらを唱えていく構造からしてもDelverとの相性が良い.と,ここでKMCの1~3位が全員探索をプレイしていたという結果がもたらされた.
http://mtgkmc.blog.fc2.com/blog-entry-203.html
驚くべき戦績だが,より重要なのは3者のアーキタイプが石鍛冶・奇跡・SNTと全くバラバラなことで,これは探索の絶対的な卡力がレガシー級であることの証明に他ならない.
ヴィンテージ:
LCVで探査ドローを採用したデッキが見つかった.参加者38人は他フォーマットではごく小規模なものだろうが,ヴィンテージでは十分参考になるレベルの中規模大会だ(泣)
(巡航)Gush Aggro http://www.mtgdecks.net/decks/view/88289
(探索)Tezzerator http://www.mtgdecks.net/decks/view/88296
(探索)Jace Control http://www.mtgdecks.net/decks/view/88297
3件だけではヴィンテージへの影響として語るわけにはいかない.だが,モダン・レガシーで観察されたのと同じ傾向がここにも現れているのがわかるだろう.即ち,巡航はクロックパーミッションに向き,探索はコントロール及び中速のコンボに人気ということだ.巡航と探索は同じ青の8マナドロー呪文で一見非常に似ているようだが,実際は詠唱スピード,色マナの個数,アドバンテージの様態といった差が実に大きな意味になり,このように明確な住み分けがなされている.ここにマジックの面白みを感じる.