ヴィンテージはとても楽しい。MUDとの対戦はいかにして強固なロックの中から正解を導き出せるかの知恵を絞ることになるし、青同士でカウンターを揃えつつドキドキしながらTime Vaultを通すのも良い。マナ残すべき時に残さなかったとか、一手間違えただけで即死につながるあの緊張感は、他のフォーマットでは味わえないものだと思う。あと永遠の中ニ病な僕としては、ヴィンテージ=カードパワー最強=最強 という図式が成り立っているのでそれも好きな理由だと思う。

そんな面白いフォーマットであるヴィンテージだが、残念ながらプレイ人口は相当に少ないようだ。リアルではP9を揃えるまでにかかる値段を考えればそれも已む無しというところだが、MWSなどを起動してみてもVintage部屋はレガシー等と比べてみても相当に少ない。(偉そうにいう僕もアンリコしか持ってないので大会でれません。揃えたら行きます。)

友達に聞いてみると、やはりというかヴィンテージとは1ターン目に死ぬ確率80%越えのフォーマットであり、ダイスロールの勝者がそのままゲームの勝者になっている、というような誤解が根強いようだ。

実際のところは1ターンキルなんて滅多に起きるものでもない。レガシーにもベルチャーとかあるし大差ないと思う。

けちな贈り物とかテゼレットとか修繕とか、通ったら即ゲーム終了するような取扱危険物は多い。だがForce of Willをはじめとする妨害手段が同じくらい強いのでこれらが通るかどうかは、それまでのアドバンテージ差が物をいう。そのため結局コントロールが栄えるフォーマットと言える。

さっきは「一手間違えると死に直結」と脅すようなこと言ったが、数回程度やってみればどこに「落とし穴」があるのかわかるようになって、それからは凄く楽しめると思う。よければヴィンテージの対戦動画とか見てみて欲しい。

でもまあさっきも言ったけど、ここで偉そうな攻略記事かいたり挙句の果てはこんな評論書いちゃってる僕もMWSでしかやってないから説得力ないんだよな。www

というわけだからリアルのヴィンテージデッキを晒してみるか。/// ///

クリーチャー3
1 絵描きの召使い
2 通りの悪霊

インスタント13
1 Ancestral Recall
1 渦巻く知識
3 暗黒の儀式
4 Force of Will
1 大あわての捜索
1 誤った指図
1 神秘の教示者
1 吸血の教示者

ソーサリー12
1 入念な研究
1 Demonic Tutor
3 加工
1 夜の囁き
1 思案
1 物読み
1 修繕
1 Transmute Artifact
1 ヨーグモスの意思

アーティファクト14
1 丸砥石
4 覚醒の兜
1 水蓮の花びら
1 Mana Crypt
1 魔力の櫃
1 師範の占い独楽
1 Sol Ring
1 Time Vault
3 通電式キー

土地17
3 島
3 汚染された三角州
2 沸騰する小湖
4 教議会の座席
1 トレイリアのアカデミー
1 Underground Sea
2 囁きの大霊堂
1 湿った墓

プレインズウォーカー1
1 求道者テゼレット

妨害が無いと仮定すれば安定して3ターンでコンボを決められるデッキ。・・その仮定が、余りに余りに空虚なものだと気付かなかったのは若気の至り。

ろくにヴィンテージ知らない頃から組んだこともあり、今見ると赤面。茶単対策は必要そう。ただLotus入れれば大分強くはなりそうかな。テゼレットはこういうデッキではいらないな。

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