DTKとヴィンテージ1
2015年3月3日 TCG全般 コメント (2)6点-常軌を逸した強卡達.多くのデッキで使用が当然視される,メタデッキを作り上げた存在である,それの為だけに色をタッチされる,といった力量を備える.殿堂的な枠として定めたので,恐らく今後のセットで6点を得る卡はほぼないだろう.再編によってタルキールにおけるカンたちの権威は失墜し,蘇った龍たちがサルカンの理想を描くこととなった.
例:Force of Will,ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will,Mishra’s Workshop
5点-ヴィンテージの主役級の卡であり,メタゲームを変動させうる存在.それを標的とした対策卡を積まれるレベルの影響力,存在感を示す.
例:狼狽の嵐/Flusterstorm,ダク・フェイデン/Dack Fayden,若き紅蓮術士/Young Pyromancer,磁石のゴーレム/Lodestone Golem
4点-特定のデッキで大きな役割を果たす卡.または特定のデッキ相手に致命的な損害を負わせる卡.
例:石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic,突然の衰微/Abrupt Decay,ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker,虚空の力線/Leyline of the Void
3点-あるアーキタイプでの使用を検討される卡.
例:白鳥の歌/Swan Song,トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest,四肢切断/Dismember,ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
2点-あるアーキタイプで使われることはあるが遭遇率は3点より低い.サイドボード候補卡.
例:太陽のタイタン/Sun Titan,議会の採決/Council’s Judgment,狡猾な願い/Cunning Wish
1点ー可能性もないことはない.
例:巨大化/Giant Growth
0点-卡力が低くヴィンテージにおいては存在しえない卡.
例:島魚ジャスコニアス/Island Fish Jasconius
Stratus Dancer
クロックパーミッションならば3/2飛行が残るのは強いが,都合5マナも払っていられるデッキではない.正直Megamorphってのは面白くないというか,わざわざキーワード能力にするほど大層なもんでもないような.
Sidisi,Undead Vizier
V1点ー新キーワード能力の濫用は,利益のためなら命さえも顧みないスゥルタイに似合っている.自身を生け贄にしてもよいので最低限ソーサリーのように使うことができ,想起にも似通ったところがある.さてこのゾンビ化したシディシだが,Oathにおいて,ルーン傷の悪魔の互換になるのではと考えている.以下でSidisiが勝る部分を述べよう.
まず自身をサクることにより,クリーチャーの数を抑えたまま欲しい呪文(多くはTime Walk)を持ってこれる.普通なら果樹園からトークンをもう1個押し付ければ事足りる話だが,同型でトークンの押し付け合戦が勃発している場合やアグレッシブ・サイドボーディングしてきた場合などではメリットたり得る.
またルーン傷の悪魔より軽い.5マナならhardcastも十分見込めるので,状況に応じてサーチ呪文か4/6壁(磁石のゴーレムが止まる)を選択できる.
と擁護したが,いずれもsituationalであるのは確か.ルーン傷の悪魔なら上のような周りくどい手を使わずとも,眷属を呼びながらWalkを連打でそのまま殴りきってしまうだろうし,グリセルブランドならもっと速い.だが,かつて構想した瞬唱+オースの接着剤にならないかと淡い期待を持ってもいる.
Dragon Tempest
これを設置しておき,ドラゴンストームでボガヘルを4体出せば
Dragonlord Silumgur
SV1点ー6マナは非常に重く,性質上オースにも向かない.だが丸っきりunplayableとも言いがたい,なぜなら誘惑蒔き(コントロール奪取)と聖別されたスフィンクス(6マナ)は共にヴィンテージでの実力を証明しているためだ.しかもシルムガルはPWさえも手懐けてしまえる.これはクリーチャーと違ってターン中に起動できるのが嬉しい.スタンダード・ヴィンテージ双方のメタの時勢にも合致する能力である.
コメント
まあオーバーキルなのは変わりませんがw
おっとルールを間違えていました,指摘ありがとうございます