FRFとヴィンテージ1
6点-常軌を逸した強卡達.多くのデッキで使用が当然視される,メタデッキを作り上げた存在である,それの為だけに色をタッチされる,といった力量を備える.殿堂的な枠として定めたので,恐らく今後のセットで6点を得る卡はほぼないだろう.
例:Force of Will,ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will,Mishra’s Workshop

5点-ヴィンテージの主役級の卡であり,メタゲームを変動させうる存在.それを標的とした対策卡を積まれるレベルの影響力,存在感を示す.
例:狼狽の嵐/Flusterstorm,ダク・フェイデン/Dack Fayden,若き紅蓮術士/Young Pyromancer,磁石のゴーレム/Lodestone Golem

4点-特定のデッキで大きな役割を果たす卡.または特定のデッキ相手に致命的な損害を負わせる卡.
例:石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic,突然の衰微/Abrupt Decay,ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker,虚空の力線/Leyline of the Void

3点-あるアーキタイプでの使用を検討される卡.
例:白鳥の歌/Swan Song,トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest,四肢切断/Dismember,ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine

2点-あるアーキタイプで使われることはあるが遭遇率は3点より低い.サイドボード候補卡.
例:太陽のタイタン/Sun Titan,議会の採決/Council’s Judgment,狡猾な願い/Cunning Wish

1点ー可能性もないことはない.
例:巨大化/Giant Growth

0点-卡力が低くヴィンテージにおいては存在しえない卡.
例:島魚ジャスコニアス/Island Fish Jasconius
http://www.mtgsalvation.com/spoilers/146-fate-reforged

得点の読み方:活躍できそうなフォーマットの頭文字を並べた後にヴィンテージに限っての点数を書く.

Ugin, the Spirit Dragon
S1点ー現在,青黒コントロールのフィニッシャーは自身をタップするスフィンクスが代表的である.その抜擢理由は除去耐性,特にパワーが3だからエルズペスに倒されないという後ろ向きなもので,もっと強いものがないかとは感じていた.このウギンならば-Xで危険な櫃の役割を兼任し(実際起動までのコスト合計はこっちのほうが安いのだ)敵を一掃した後は+2で殺しにいける.ヴィンテージでの評価だが,8マナのPWを呼ぶ現実的な手段はチャネルと金属細工師だろう.前者とエムラクールのコンボデッキは一応あるので,そこに入るかもしれない.一方,金属細工師の方は正直望み薄だ.MUDにとっては多くの場合,有色パーマネントを一掃するよりもカーンの-3で無色のMoxや土地を割ることのほうが重要だろう.

Valorous Stance
SMー相反する2つのモードを持ち,それだけに汎用性が高い.包囲サイとタルモゴイフに支配されたスタン・モダンでは確実に使えるだろう.ただ下環境だとパワー4以上が少ないため,使うにしても上の機能に絞った卡の方が良いだろう(しかし,それらはまず見られない).

Gurmag Angler
飛行と引き換えに墓忍びの黒マナ1点を削ったクリーチャー.それに比べてはるかに情けない卡名とイラストだが,しかし,こっちのほうが強い.ただレガシーでも墓忍びはTeam Americaから追われて久しく,ヴィンテージではさらに立場が悪い.やはり現実には活躍は困難と言わざるをえない.

Yasova Dragonclaw
Sー能力はおよそ,「1(U/R)(U/R):パワー+3,ブロックされない」より弱いものと解される.スタンでは通用しそうなスペックだが,モダンになるとタルモゴイフ,レガシー以降は聖遺の騎士といった屈強なライバルが登場し,難しい.あと自分のクリーチャーを対象にできず,ウェルダーをターン中に起動させるなどの悪用が効かないのも地味に痛い.

画像のこれがボツにされたのは痛い.おそらく上のどの卡よりも強力だったろうに.

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