C14とヴィンテージ1
2014年10月25日 TCG全般6点-常軌を逸した強卡達.多くのデッキで使用が当然視される,メタデッキを作り上げた存在である,それの為だけに色をタッチされる,といった力量を備える.殿堂的な枠として定めたので,恐らく今後のセットで6点を得る卡はほぼないだろう.今回から採点法をちょっと変えて,活躍するフォーマットを先に予想してその頭文字を付け(今回のようなセットだと,必然的にLとVだけということになる),ヴィンテージが含まれるものにのみ点数を付す形でいこうと思う.というのは,何事も向き不向きというのはあるもので,例えばKTKのソリンのように強いことは間違いない卡を0点呼ばわりすることに良心の呵責を感じたためだ.あと発表時のテンションで副題書いたりもしたけど,後から見直すといまいち上手いこと言えてない上に気恥ずかしくなってくるのでこれも基本やめます...
例:噴出/Gush,Demonic Tutor,トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
5点-ヴィンテージの主役級の卡であり,メタゲームを変動させうる存在.それを標的とした対策卡を積まれるレベルの影響力,存在感を示す.
例:Mana Drain,死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman,磁石のゴーレム/Lodestone Golem
4点-特定のデッキで大きな役割を果たす卡.または特定のデッキ相手に致命的な損害を負わせる卡.
例:けちな贈り物/Gifts Ungiven,世界のるつぼ/Crucible of Worlds,ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall
3点-あるアーキタイプでの使用を検討される卡.
例:ニンの杖/Staff of Nin,概念泥棒/Notion Thief
2点-あるアーキタイプで使われることはあるが遭遇率は3点より低い.サイドボード候補卡.
例:巧みな軍略/Strategic Planning,起源室/Genesis Chamber,窒息/Choke,
1点ー可能性もないことはない.
例:巨大化/Giant Growth
0点-卡力が低くヴィンテージにおいては存在しえない卡.例:西風のスピリット/Zephyr Spirit
Feldon of the Third Path
V2点ーアンティキティーから時を超えて登場したフェルドン工匠.能力は継続利用可能なリアニメイトであり,既存の卡に類例を求めると棺の女王/Coffin Queen,裏切り者の王、セドリス/Sedris, the Traitor Kingあたりが該当する.
ヴィンテージでの利用だが,詠唱コストも起動コストもかなり重い.ダブルシンボルだとStaxベースでの採用は困難になってしまうし,3マナの起動コストを毎ターン食われるのはカウンターを構える青デッキには辛い.ただ,それに応じるだけの見返りはあって,マイアの戦闘球やグリセルブランド,それどころかエムラクールの模型も作れ,墓地に溶接工があれば,毎ターン任意のアーティファクトをリアニメイトできる結果になる.これは自身がアーティファクトではないという溶接工のコンプレックスを拭い去ったといえるだろう.
これまでの工匠は,練達の変成者のように強さの割に評価されないものが多かった.ここらで魂の洞窟=指定工匠とダクを融合させたメカニカルなデッキを組めないものか.
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