発表当初,カマキリの乗り手は強さのわりには活躍できない1枚になるだろうなという見方が相当あり,僕自身もその一員であった.しかしKTKリリースから1ヶ月ほど経った現在見直すと,乗り手は稲妻の一撃・ジェスカイの魔除け・かき立てる炎といった優良火力と肩を並べジェスカイの4枚確定パーツとなり,カマキリに食い殺されることもなく元気に活躍を続けている.

この現象をプレイヤーの目線から分析してみると,次のようになる.まず当初は多くのプレイヤーがジェスカイに従来この3色がとってきたクロックパーミッションの戦略を予想し,20点を数ターンかけて削り切る割り算のダメージ源としては脆弱すぎると見なした.ところがスタンダードで仕上がってきたJeskai Winsは本質的にバーンであり,1枚の卡で何点を叩き込むかという引き算の発想においては速攻・飛行でまず3点入り,その後も盤面を圧倒的に優位に固めてくれるカマキリの乗り手は実に有能というわけだ.

コメント

MTGAnglerfish.アンコウ
2014年10月23日12:23

ある種、前環境の《チャンドラのフェニックス》に近い立ち位置のカードだと思っています。

hanimaru
2014年10月23日17:49

ものすごく納得のいく説明です。リンクさせていただきました。

タカハシケイ
2014年10月23日22:01

クロックパーミが割り算でバーンが引き算という表現は面白いですね
一般的なビートダウンは基本的に20ライフという値はバーンほどは気にせずただライフを詰めていくだけだと思うのでこういった視点が斬新

玩家
2014年10月23日22:56

>>hanimaruさん
ありがとうございます!こちらからもリンクさせていただきました.
>>イタオさん
この発想はマジックのみならず日常の時間配分とかでも役に立つと思うのでオススメです

MTGAnglerfish.アンコウ
2014年10月24日0:06

飛行という回避能力と速攻という点から生物というよりも殴れた回数…フルタップの返しにプレイ殴ることからパワー分+ボーナスダメージを与える可能性がある置物という感じです。

生物ですからクロックを刻めるのは当たり前ですが、バーンの場合その度に火力を打っているという武漢さんの日記内容に近いもので

MTGAnglerfish.アンコウ
2014年10月24日0:13

すみません、途中投稿してしまいました。

武漢さんの本日記の後半に近いことですが…
フェニックスは3マナで2点火力+殴れた回数×2点のボーナス。
カマキリはその3点版。
なので、ボールライトニングなど出たターンに死んでしまう所謂、歩く火力がパワーが落ちた分、場に留まり燃やし続けるのがカマキリやフェニックスというイメージがあり、そうした点で似ている立ち位置と個人的には思っています。

MTGAnglerfish.アンコウ
2014年10月24日0:45

疲れてボーッとしているのと、通信速度制限でテンポ良く文を書けないので自分でも分かり難い文で申し訳ないです…

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