http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/top-8-decklists-2014-10-11

アブザンとジェスカイが3人ずつ.だが同じアーキタイプでも,その内情は大きく異なる.

ジェスカイはジェスカイでも,クリーチャー数を最小限まで絞り,その枠に神々の憤怒と4枚の探索を投入してコントロール力・逆転力を高めたSHAUN選手,静翼のグリフを4枚投入してアブザンの中核たる包囲サイ・風番いのロックを鎮めるメタゲーム重視のONDREJ選手,ブリマーズと神々の思し召しによって盤面の強靭化とクロックの維持に重きを置いた渡辺選手と,三者三様だ.

アブザンの差も面白い.ARI選手はマナクリーチャーを多く用いることで,4マナ以降はロック鳥・サイに続いてアジャニ・エルズペスと,強卡の群れを叩きつけんばかりだ.しかし一方でMIKE選手の荒野の後継者という渋いチョイスには,そのARI氏から賞賛の声が寄せられている.

僭越ながら決勝ラウンドについて予想してみると,除去の応酬をどう制するかが鍵となり,ジェスカイではその点の対策が厚い渡辺選手,アブザン勢の中ではエレボスに魂を売ったTHIAGO選手が有利な地位にいるのではと思うが,どうだろうか.

コメント

ゼファー
2014年10月12日23:00

渡辺プロの、「神々の思し召し」は、良いチョイスだなぁと思いました。
私はアブザンで遊んでいますが、ジェスカイは非常に苦手で、サイ、ロックと繋げられないとまったく何も出来ずに終わります。
プロテクションの器用さもあって、渡辺プロが有利ではないかと個人的には思っています。

玩家
2014年10月13日9:59

>>ゼファーさん
残念ながら渡辺選手は準々決勝で敗退してしまいましたが,この構築に誤りはなかったと思います.

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