MO Vintage Challenge 9/8
2019年9月10日 Magic: The Gatheringhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2019-09-08
アカデミーベルチャーが鮮烈な優勝を飾った。
逆説は、そのベルチャーも含めれば7デッキであり、うち5デッキまでが上位(TOP16)。十分な戦果であるが、先週ほどの華々しい成績だとは言えない。
Workshopは28位に1名のみと非常に厳しい。
サバイバルは1デッキ。墓荒らしも3デッキとこれまた漸減傾向。
※ 23位のデッキはグリクシスコントロールに死儀礼・トロフィー他をタッチしたものとカウント
ドレッジは5デッキと前回よりは回復。制限卡の穴埋めを引き続き見てみると、
【ゴルガリの墓トロール】
→甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis
→ゴルガリの凶漢/Golgari Thug
【精神的つまづき】
→暴露/Unmask
→否定の力/Force of Negation
今回は5デッキ中4デッキがホガーク派となった。前回7位となったStephen氏デッキのコピーのようだ。
そして今週の勝ち組が戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanistを中心とするジェスカイである。Arcanistは先週の3デッキから8デッキへと躍進した。ジェスカイは1:1交換に長け、トークン戦略により、その1:1交換からアドバンテージを生むことを主眼とする。Arcanistも、1:1交換からアドバンテージを抽出する装置として採用されたものと考えることができるだろう。彼と相性の良い破壊放題/Shattering Spreeまでもメイン採用されている。逆説にとって脅威となる2~3マナ域(ナーセット、ダク、ラヴィニア)を起用することができるのもメタゲーム上の追い風だ。
今週の8デッキは、Arcanistを中心にしつつもデッキ全体を傾けているわけではない(例えばパワー修整を入れて2マナ以上のスペルを参照させるといった構築ではない)が、敢えてそれをやってみるとこうなる、という例を発見した。ここで紹介してみよう。
https://www.mtggoldfish.com/deck/2012979#paper
無謀なる突進/Reckless Chargeが目を引くが、僕が注目しているのは黄金牙、タシグル/Tasigur,the Golden Fangのほうだ。なぜなら、Arcanistはタシグルの欠点を補う一面をもっているからだ。
例えば、タシグルをコントロールしており、墓地は[アンリコ・定業・Time Walk]だと考えてみよう。ここでタシグルを起動すると、手に入るのは定業であろう。定業を唱えれば、それが墓地に落ちるので、再び定業が手に入る。そこまで弱い動きとは言わないが、お目当てのBombは手に入らずじまいだ。この例であれば定業を1ターンて手札に抱えておいてタシグルを起動すればBombが手に入るわけだが、定業が複数枚落ちていれば、それだけ待つ時間も長くなってしまう。
ここでArcanistに登場願おう。彼は墓地の定業や他の1マナ呪文をどんどん唱えては追放することができる。そうして墓地の質を高め、相手が強力卡を選択せざるを得ない局面に持ち込める。最終的には稲妻/Lightning Boltだけ残して連射することすら夢ではない。
アカデミーベルチャーが鮮烈な優勝を飾った。
逆説は、そのベルチャーも含めれば7デッキであり、うち5デッキまでが上位(TOP16)。十分な戦果であるが、先週ほどの華々しい成績だとは言えない。
Workshopは28位に1名のみと非常に厳しい。
サバイバルは1デッキ。墓荒らしも3デッキとこれまた漸減傾向。
※ 23位のデッキはグリクシスコントロールに死儀礼・トロフィー他をタッチしたものとカウント
ドレッジは5デッキと前回よりは回復。制限卡の穴埋めを引き続き見てみると、
【ゴルガリの墓トロール】
→甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis
→ゴルガリの凶漢/Golgari Thug
【精神的つまづき】
→暴露/Unmask
→否定の力/Force of Negation
今回は5デッキ中4デッキがホガーク派となった。前回7位となったStephen氏デッキのコピーのようだ。
そして今週の勝ち組が戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanistを中心とするジェスカイである。Arcanistは先週の3デッキから8デッキへと躍進した。ジェスカイは1:1交換に長け、トークン戦略により、その1:1交換からアドバンテージを生むことを主眼とする。Arcanistも、1:1交換からアドバンテージを抽出する装置として採用されたものと考えることができるだろう。彼と相性の良い破壊放題/Shattering Spreeまでもメイン採用されている。逆説にとって脅威となる2~3マナ域(ナーセット、ダク、ラヴィニア)を起用することができるのもメタゲーム上の追い風だ。
今週の8デッキは、Arcanistを中心にしつつもデッキ全体を傾けているわけではない(例えばパワー修整を入れて2マナ以上のスペルを参照させるといった構築ではない)が、敢えてそれをやってみるとこうなる、という例を発見した。ここで紹介してみよう。
https://www.mtggoldfish.com/deck/2012979#paper
無謀なる突進/Reckless Chargeが目を引くが、僕が注目しているのは黄金牙、タシグル/Tasigur,the Golden Fangのほうだ。なぜなら、Arcanistはタシグルの欠点を補う一面をもっているからだ。
例えば、タシグルをコントロールしており、墓地は[アンリコ・定業・Time Walk]だと考えてみよう。ここでタシグルを起動すると、手に入るのは定業であろう。定業を唱えれば、それが墓地に落ちるので、再び定業が手に入る。そこまで弱い動きとは言わないが、お目当てのBombは手に入らずじまいだ。この例であれば定業を1ターンて手札に抱えておいてタシグルを起動すればBombが手に入るわけだが、定業が複数枚落ちていれば、それだけ待つ時間も長くなってしまう。
ここでArcanistに登場願おう。彼は墓地の定業や他の1マナ呪文をどんどん唱えては追放することができる。そうして墓地の質を高め、相手が強力卡を選択せざるを得ない局面に持ち込める。最終的には稲妻/Lightning Boltだけ残して連射することすら夢ではない。
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