Sekiroトロコン
2019年5月20日 Magic: The Gathering非常にストイックなゲームであった。
プレイヤーに与えられた資源は乏しく、それを有効利用して立ちはだかる難敵に挑まなければならない。奥義技も含めてゴリ押しがほとんど通用しない。それゆえ、ボスに何度も挑んでは死に、相手の行動を解析し、防御・反撃手段を確立し、それを体に覚え込ませることが必要だ。ここまでやって敵にダメージが通るのは一度に2撃程度が関の山であり、乗り越えるには否が応でもプレイヤー自身のスキル向上が求められる。
それだけに勝利の味は甘美だ。周回前提のゲームということもあり、1周目で手こずったボスを2周目であっさりと倒せてしまった時の達成感は筆舌に尽くせないものがある。
気になった点としては、
・動機づけ
全体的に、なぜこの相手と戦うのか不明瞭であることが多い。
中盤の始まりあたりで宿敵・弦一郎を打倒することになるのだが、この後で弦一郎は城を去り、隻狼は城主・一心と和解する。この時点で葦名城の諸君と刃を交える必要はないはずなのだが、城の内外に屯する侍や夜鷹衆は相も変わらず隻狼を見れば襲撃してくるし、隻狼もまた彼らを忍殺し続ける。
さらに、ストーリーの最終盤、ネタバレ[葦名復興を希求する弦一郎は、内府襲撃のさなか自分の命と引き換えに一心を復活させる。そして一心は「孫の願いだから」と称して隻狼に戦いを挑みラストバトルの幕開けとなる。だが、隻狼は別に葦名と敵対している訳ではなく、単に主君が幽されているから奪還に来ただけのことである。真に弦一郎の遺志に沿おうとするのであれば、戦うべきは隻狼ではなく内府であろう。]
要するに、このゲームの目的は、序盤は御子の奪還・中盤以降は不死断ちの達成である。それを阻止せんとする(御子を攫い、不死の力を利用しようとする)のが弦一郎であり、相容れない存在と位置づけられるが、彼との対立が決着した後も、他のキャラとも敵対の構図だけが続いている状態であることに首を傾げた。
・形代
今作では、奥義や忍具義手を発動するために形代を必要とする。形代は敵を倒したり探索したりすると手に入っていき、ストックは999個たまるが一度に持って置けるのは(最大でも)20個までとなっている。
いわゆるMPなのだが、ストックにも上限があるとなると消費をためらってしまう。普通にセーブポイントに付いたら満タンまで回復するでよかったと思う。
苦言も呈したが、バトルの完成度の高さが非常に高いため、大満足である。みんなも買ってお米食べよう
プレイヤーに与えられた資源は乏しく、それを有効利用して立ちはだかる難敵に挑まなければならない。奥義技も含めてゴリ押しがほとんど通用しない。それゆえ、ボスに何度も挑んでは死に、相手の行動を解析し、防御・反撃手段を確立し、それを体に覚え込ませることが必要だ。ここまでやって敵にダメージが通るのは一度に2撃程度が関の山であり、乗り越えるには否が応でもプレイヤー自身のスキル向上が求められる。
それだけに勝利の味は甘美だ。周回前提のゲームということもあり、1周目で手こずったボスを2周目であっさりと倒せてしまった時の達成感は筆舌に尽くせないものがある。
気になった点としては、
・動機づけ
全体的に、なぜこの相手と戦うのか不明瞭であることが多い。
中盤の始まりあたりで宿敵・弦一郎を打倒することになるのだが、この後で弦一郎は城を去り、隻狼は城主・一心と和解する。この時点で葦名城の諸君と刃を交える必要はないはずなのだが、城の内外に屯する侍や夜鷹衆は相も変わらず隻狼を見れば襲撃してくるし、隻狼もまた彼らを忍殺し続ける。
さらに、ストーリーの最終盤、ネタバレ[葦名復興を希求する弦一郎は、内府襲撃のさなか自分の命と引き換えに一心を復活させる。そして一心は「孫の願いだから」と称して隻狼に戦いを挑みラストバトルの幕開けとなる。だが、隻狼は別に葦名と敵対している訳ではなく、単に主君が幽されているから奪還に来ただけのことである。真に弦一郎の遺志に沿おうとするのであれば、戦うべきは隻狼ではなく内府であろう。]
要するに、このゲームの目的は、序盤は御子の奪還・中盤以降は不死断ちの達成である。それを阻止せんとする(御子を攫い、不死の力を利用しようとする)のが弦一郎であり、相容れない存在と位置づけられるが、彼との対立が決着した後も、他のキャラとも敵対の構図だけが続いている状態であることに首を傾げた。
・形代
今作では、奥義や忍具義手を発動するために形代を必要とする。形代は敵を倒したり探索したりすると手に入っていき、ストックは999個たまるが一度に持って置けるのは(最大でも)20個までとなっている。
いわゆるMPなのだが、ストックにも上限があるとなると消費をためらってしまう。普通にセーブポイントに付いたら満タンまで回復するでよかったと思う。
苦言も呈したが、バトルの完成度の高さが非常に高いため、大満足である。みんなも買ってお米食べよう
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