6枚のナーフと7枚のバフが実施されてから1週間が経過した。それぞれの印象を綴っておきたい。


・プチアーノン

アグロの初手として最も理想的な卡。1/0/3というスタッツはリーダー毎の除去のしやすさに雲泥の差があり、時に一方的なゲームを生み出す一員ともなっていた。最初期のリーダー3強といえばテリーゼシカピサロだったが、これも対アーノン耐性が多少影響していたのではないかと思うほどである。

ただ最近はブラッドレディ等により、どのリーダーにも回答が用意されて来ていたので、今更感はある。いたずらもぐらのナーフ時、こいつもナーフされるべきだったと言えるだろう。

これでモーモンの共通1コス王座は揺るぎないものとなった。


・やまびこのさとり

ワンキルゼシカの崩壊。速読ナーフで大幅弱体したコイツにまたメスが入ることになるとはな...


・暴走魔法陣

魔法陣ゼシカ基本の動きは「ユニット並べる→暴走魔法陣→除去」だったので、それが単純に1ターン遅れるorテンション諦めることになるのは相当つらい。普通に使えるのが5ターン目以降ということで、特にアグロに対してはキープするのもリスクを伴うようになってしまい、従来2点イオで片付いていた盤面が「イオ+メラ&ヒャド&TS」と汚い取り方をせざるを得なくなってきたりした。

このナーフにより、魔法陣ゼシカはデッキ全体の戦略変更を余儀なくされ、メタゲーム上の立ち位置もTier1上位からTier2下位あたりまで蹴落とされた。


・だんごスライム

これは魔法陣含め全てのゼシカにとって痛手である。ルーター自体強い能力であるが、サンディや余った暴走魔法陣、ベロニカが作ったフローズンリンク等、ちょっとタイミングを考えれば捨てる対象には困らず実質2ドロー同然となることもしばしばだった。それでいてスタッツも2/2/3と優秀であり、対アグロにおいて橋頭堡の役割も果たしていた。これが2/2/2じゃなくて2/2/1にされる辺りが運営の危惧を如実に示している。

最近はジャガメが増えていることもありタフネス1は脆い。ただ、魔法陣ゼシカにおいてはキープ基準増やし&陣探しのためにも採用せざるを得ない状態。


・スピリットリンク

暴走魔法陣と同じナーフのされ方だが、ふつう暴走魔法陣がユニットを出してすぐ張るのに対し、スピリットリンクはユニットに関係なく張ることができる。そのため暴走魔法陣ほど深刻なナーフではないと思った。が、現実としては床ククールは魔法陣ゼシカより著しく勢力を後退させているかに見える。


・魔術師のタロット

ドラゴンミネアからこいつがナーフされた。このナーフにより、タロットシャッフルからの超必中魔術師によるコスト軽減能力は
支出:タロシャ1+運命の輪1+魔術師4=6
軽減:-3*2=-6
となり、差し引き0ということで大きく弱体された。また4コスには、エビルドライブ等の盤面に大きな影響を与えるユニットが多くいるのに対し、3コスではそこまでの影響力を持った存在はいない。

これよりドラゴン勢をナーフしろよという声も多く聞かれるが、バルンバ、デミーラ、キース、ガイア、ブラックドラゴンそして神竜とどこを切っても強いので、ここ1枚を攻めて勢力を落としたのはなかなかに良調整であったと考える次第。


・グランスライム

5/5/5というがっしりしたスタッツに。スライムアリーナがガチレベルになった。


・必中拳

この1コスの差はかなり大きい。もりもりスライムを使えば一時的にしろ4体出すのは難しくないので、0コスキャストが格段に容易に。


・ダイヤモンドスライム

アリーナの方は効果があったが、こっちは失敗。7/5/5で盤面に影響しない手札補充ではどうしようもない。もみじこぞうが5コスであれだけ調子こいてるんだから、逆に9コスに増やすかわりに手札じゃなく盤面に召喚する位のことやってもバチ当たらないんじゃないか。


・デュランダル

標準スタッツになったことで割と見るようになった。こいつを重ねがけしてメタルキングを3コスにし、テンションと絡めて6点バーストを狙うのが強い


・メタルブラザーズ

いや~キツいっす(笑)


・暗黒皇帝ガナサダイ

9/4/4→8/6/6ってすんげえ強化のハズなんだがダメダメだわこいつ...アスラアスラゾルデの前に設置すればってことだと思うが、出してる暇がない


・アスラ王

これは流石に強い。アスラからの大量展開は今までピサロになかったムーヴで、テンポミネアを彷彿とさせる。

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