ウルザの狂気はいよいよ濃くなる。ウルザズ・レガシーの頂点には全ての構築環境を狂わせた修繕、記憶の壺がある。また底辺卡もそこまで酷くなく、このセットの強力さが窺われる。
Damping Engine / 減衰機関 (4)
アーティファクト
他の各プレイヤーよりも多くのパーマネントをコントロールするプレイヤーは土地をプレイできず、アーティファクト呪文、クリーチャー呪文、エンチャント呪文を唱えられない。そのプレイヤーは、パーマネントを1つ生け贄に捧げることによって、ターン終了時までそのプレイヤーはこの効果を無視してもよい。
一見してロックに使えそうなムードを醸し出している。しかし実際のところ、ロックを使ってパーマネント数で負けるというのも滑稽なら、パーマネント1つでターン終了時まで好き放題できる切符が買えるのもロックとして微弱そのものである。また、生け贄を選ぶのも相手なので、クリーチャー等の脅威があれば、減衰期間に頼っているヒマに殴り殺されてしまうだろう。

となれば、考えつくのは相手にパーマネントで先行させつつ、何らかの手段でそれを無力化させることだ(クリーチャーなら攻撃制限、アーティファクトを並べて無のロッド等)。しかし、それなら相手は腐ったパーマネントを生け贄に捧げればよい話で、やはり仕事をしているとは言い難い。

しかし、wikiにもあるようにバーン辺りが使うなら多少は使い出がありそうな気はする。

コメント

deatho
2017年6月13日23:55

この物体はロック効果の脆弱性云々よりもアーティファクトである減衰機関自体をパーマネント数にカウントするのが致命的過ぎる

dds666
2017年6月14日0:06

このカード当時のRPGマガジンだかゲームぎゃざだかの評価で「これからのコントロール、ロックデッキには必須となるだろう」って書いてあった記憶があります
名前といいテキストと良い強そうな雰囲気はあるんですけど、やっぱり相手に選択権があるカードは弱いですね

玩家
2017年6月14日20:29

>>deathoさん
これはエアプ勢からは出てこない実感ある批評...

>>ddsさん
あとイラストも妙に迫力ありますね。見掛け倒しという点ではDelif’s Coneに近いものがある。

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