公式発表は16日。→23:19追記:明日に前倒し!何があるんだ、とりあえず全部No Changesならわざわざ前倒しにする意味もないから何かはありそうだな...

以下、パーセンテージ表記はmtgtop8調べ。

スタンダード
[願望]Smuggler’s Copter is banned
[予想]No Changes

ここ2週間で68%のプレイヤーが回転翼機を4枚投入した。全色土地つまり全てのデッキに入りうる霊気拠点より10%も上回る数値だ。あまりに不健全であり、禁止が妥当というのが僕の考えだ。

しかし、ウィザーズもこのことは把握しており、AERに対策卡を入れたとのコメントも出ている(おそらくキランの真意号や霊気圏の収集艇を言及しているのだろう)ことから、現実的には禁止の見込みはない。とはいえ、これらが本当に回転翼機を抑止するに足る力を持ち合わせているのか、まだ誰も知らない。ウィザーズの見込み通りになればよいが、万一そうならなかった場合には、密輸のまかり通る無法地帯があと3ヶ月続く。そして春、アモンケットでも「新環境で占有率が下がるかもしれないから様子見で」が繰り返される...

こういう悪循環の例を我々はすでに知っている。集合した中隊は禁止されるべきタイミングで禁止されず、バントカンパニーのスタンダード占有率70%という名誉に満ちた(健全性の観点からすれば恥辱に満ちた)記録とともに生を全うした。ことスタンダードに限っては、B/R改訂をエキスパンション発売に同期させる変更は利益より損失をもたらした気がしてならない。

モダン
[願望]Preordain is unbanned
[予想]No Changes

モダンのメタゲームを見てみよう。半分がアグロ、残り半分がコントロールとコンボ。占有率10%を越えるアーキタイプはなく、卡単位で見ても採用率1位の樹木茂る山麓ですら33.6%である。TCG全てが憧れる最高のバランスがここには実現されているのであり、昨今ではスタンダードを差し置いてフォーマット一番人気となりつつある程だ。この理想郷に禁止されるべき罪人はおらず、解禁を考えるべきだろう。

半年前の考察(http://bagupokemon.diarynote.jp/201607170008334808/)
では、禁止卡の中から、比較的解除の見込みのある卡を3群に分けた。

第1群:純然たる強卡
時を越えた探索/Dig Through Time
宝船の巡航/Treasure Cruise
精神的つまづき/Mental Misstep
精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
思案/Ponder
定業/Preordain
第2群:継続的除去
梅澤の十手/Umezawa’s Jitte
罰する火/Punishing Fire
第3群:クリーチャーとその周辺
出産の殻/Birthing Pod
血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf
死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
ウギンの目/Eye of Ugin
緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith
石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
この中から1枚と考えると、定業ならコンボを過度に助長することもなく、モダンで弱い色である青へのテコ入れになって良いのではないかなと...

レガシー
[願望]Mind Twist is unbanned
[予想]No Changes

精神錯乱がトーラックへの賛歌(採用率12.1%-呪文部門27位)より強くなるには4マナが必要だ。2ターン目に暗黒の儀式経由で唱えるにしても、アド差にして考えれば普通にHymnを唱えるのと変わりない。また、ヴィンテージでは一切使われていない。

ヴィンテージ
[願望]Preordain is restricted,Mental Misstep is restricted
[予想]No Changes

精神的つまづきについては以前からの主張に変わりない。定業もまた青デッキを支える定番1枚となりつつあり、採用率・枚数ともに高い。思案が制限でこれが野放しというのも整合性の面でどうかと感じるようになってきた。

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