RyanはRUG Delver,Markはグリセルオース.RUGのメインにはエンチャントを割る能力がないと思うので,Markがその1本目を取れるかどうかが明暗を分かつだろう.

G1:デルバーを展開したRyanに対して,Markは序盤からオースを仕掛け,これを通す.Ryan,オース誘発を妨げられないものの,デルバーとトークンの攻撃でライフを14まで落とし,最低限の目標は達成した.翌ターン,オースからグリセルブランド登場.能力起動はなしでターンを返したところをみると,冒険に出ずに3回殴って勝つつもりのようだ.殴られてライフを安全圏にまで引き戻されてしまい,勝ち目がなくなったRyan投了.

G2:さてサイド後が本番だ.檻とエンチャント破壊をどう対処するかである.Ryan,1ターン目のギタクシア派の調査によってMarkの手札にボムがないことを確認してターンを終え,MarkはSapphire,Ruby,Lotus,土地と一挙にマナを並べる.なかなかクリーチャーを展開しない,キャントリップでの小競り合いに2ターンほどが過ぎるが,Ryanが若き紅蓮術士をプレイ,次のターンでLotusを割って宝船の巡航をプレイした.MarkのハードキャストFoWにピッチFoWを合わせてこれを解決.若き紅蓮術士の2体目を追加.Mark,マナフラッドがひどく,このフルタップという好機にもアクションなくターンを返すしかない.が...次のターンでは意を決してグリセルブランドをハードキャスト.このトークン数でも絆魂でなんとかなるかと思われたが,本体火力であえなくGG

G3:Ryan痛恨のトリマリ.さらに,ギタクシア派の調査3回を経由しても土地を引けず.全く運に見放されてしまった様子だ.その間Markはオースを出すのだが,果樹園のほうをなかなか引けず,妙に人をやきもきさせる展開.しかし檻なしではクリーチャーを出せないので,それさえ潰せば心配はない.Markもそれがわかっていると見え,宝船の巡航などは簡単に通している.それが重なり,次第に卡枚数では追い付いてくるRyan.そんなこんなで長い長い時が過ぎ,フェッチランドなどからお互いのライフは12~13まで下がってしまう.これをみたRyan,グリセルを押しつぶすほどの莫大なトークンを出して火力とあわせて削り切るというプランに出るー若き紅蓮術士2体.ただし1体はすぐ衰微を食らう.それでもトークン3と三角エイ,合計打点は7.次のターンでグリセルブランドが着地し,Markはいくつかのドロースペルを打ってパス.Ryanも何もせず,グリセルの攻撃に対して三角エイでブロック→紅蓮破で自ら除去し,ライフゲインを許さない.この紅蓮破をめぐるカウンター合戦に競り負けたToccoは次いで,トークン4体を大渦の脈動で壊しにかかるが,何しろあれだけ引きまくっているので手札が尽きない.これまた解決することができず,相手ターンにトークン1体を衰微するというところまで追い詰められる(ライフ10で,4点受けると稲妻2枚もらって死ぬから)さらに若き紅蓮術士を出してRyanエンド.Toccoはグリセルブランドで攻撃し,今度こそライフゲイン.さて最終ターン,Ryanはトークンと紅蓮術士で攻撃し...意味をなさない手札4枚を公開して負けを認めた.だがトリプルマリガンのノーランドからここまで追い詰めた粘り強さとブラフテクニックは今後語り継がれることだろう.

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