http://bagupokemon.diarynote.jp/201009241612509868/

上のCobra Jaceの記事を書いてもう4年になる.本記事ではGushの解禁にふれ,一層の強化を予想していたが,実際にはGushとの併用はオーバーキルの度合いが強く(つまり膨大なマナをつぎ込む先がない)このアーキタイプは下火になっていった.この手の卡につきもののジレンマであり,いくらマナを多く出せるといっても安直に高コスト卡を投入していては事故を招くことになる.一方,だからといって軽く抑えていたのでは何のために水蓮のコブラを採用しているのかがあやふやになってしまう.やや脱線するが,その解決策の1つとしてパワー2を活かすことが挙げられる.つまり現行のCobraデッキはほとんどストームだが,これをビートダウンに切り替えて血編み髪やスラーンのような緑の4マナ圏から選りすぐりのクリーチャーを登用する.

さて下の利用実績を見ても,積まれているのは4マナ程度が限界であることが見て取れ,アーキタイプも2011年以降急速に廃れていったことがわかる.

http://www.mtgdecks.net/decks/index/format_id:8/cards:Lotus%20Cobra

しかし,この一番上のデッキリストでは,フェッチからの2マナで実質フリーとなった燃え立つ願いを使い,サイドボードの制限ソーサリー3枚に高速でアクセスするという単純な発想で,上のような問題を回避しており面白い.しかしその燃え立つ願いにしても,2012年の解除から2つを組み合わせる発想が出てくるまで1年8ヶ月もかかったという事実があるわけで,やはりヴィンテージの人口の少なさとそれによる研究の乏しさは深刻といえるだろう.

この他テゼレットも採用しているが,Time VaultとCobraはそこまで好相性でもないと思うのでこの2枚の枠をFastbondと未来予知に変更してはどうだろうか.

コメント

黄金の夜明け
2014年6月19日7:11

色が問題かもですが、グレンゾはどうでしょう?
X=p/tになりえて、マナも使いやすいですし。

玩家
2014年6月19日7:39

>>黄金の夜明けさん
上で述べたビートダウン型ならクリーチャー割と出せるのでありですね.

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