予言の炎語りをドローエンジンとしたコントロールデッキを組んでみたが,今ひとつしっくりこない.その理由は,彼がディミーアの巾着切りを越えられなかったということにつきるだろう.

まずディミーアの巾着切りが青黒というコントロールに最適のカラーであるのに対して1RRという色拘束は,いきおい赤にマナベースの重点を傾けざるを得ないが,赤はコントロールデッキの主色を張るには適さない色だ.第二に,「1ドロー1ディスカード」「ターン終了時までのみ使える2ドロー」この2つのどちらが汎用的かは火を見るより明らかであろう.この他,二段攻撃とトランプルで攻撃を通しやすいといった擁護論はあれど,上記2点を覆すには到底至らない.

http://bagupokemon.diarynote.jp/201211131518049277/
この評価基準を用いてみると,巾着切りの優位が客観的に整理できるかと思われる.下表は優等>劣等という意味で書いている.

勝利貢献度:炎語り>巾着切り...二段攻撃トランプルで,より攻撃を通しやすい
リソース貢献度:炎語り<巾着切り...ここは上に述べた通り
親和性:炎語り>巾着切り...二段攻撃の爆発力があり,単体強化と好相性
独立性:炎語り<巾着切り...炎語りを採用するとカウンター類が強く制限されてしまう
ボリューム:炎語り<巾着切り...コントロールとなると1RR自体が枷となる.これも上記通り.

なお,この失敗談はあくまでコントロールデッキに関するものという留保付きである.その路線をやめてバーンに投入するのであれば,炎語りが成功を収める可能性もあり得る.

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