サリアみたいなメタの要諦を抑えた良質なクリーチャーが量産されたからである.だが,近年のカウンターがいずれもスペルを向いているという点も大きいと考える.呪文貫きと狼狽の嵐は見ての通りだし,Mステにしてもヴィンテージ・クリーチャーの本場は2マナであるから,これが対抗できるのはデルバーと死儀礼の2枚程度(いずれもデッキ名にまでなった強卡ではあるが)で,むしろテンポを崩さずに除去を退けることができるため,クリーチャーを利する卡だろう.こうしたカウンターがMana Drainなどの枠につまれていった結果,ストーム系が衰退し,スピードで勝てない天敵が減った&対象にならないクリーチャーデッキが漁夫の利を得たのである(Fishだけに)

したがって,今やFish達の戦場となったヴィンテージ環境をVault Controlが切り抜けるためには,クリーチャーに対して有効なカウンターを採用することが重要かと思う.僕が見るところでは,その1つは呪文嵌め,もう1つは差し戻しである.これら蛮族に都市生活の快適さを教えてやろうではないか.

コメント

メガ=撃退者
メガ=撃退者
2014年3月8日10:14

周辺で流行るなら、先手後手を返せるスパイクやデイズが本命ですね。

フィッシュは基本追加コストは払いにくいはずなので…。

玩家
2014年3月9日4:25

>>メガさん
Dazeのピッチコストは辛いかなと思いますが,Spikeはありかもしれません.

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