マジックでは面白いことに,いわゆるガチデッキに不思議とフレーバーを帯びているケースが多い.オンスロート期のウェイクはその典型であろう.かのMoMaも,トレイリアのアカデミー・精神力・天才のひらめきとキーパーツがいずれもウルザに関する卡なので,「ウルザが桁外れの精神力でアカデミーでの実験を繰り返し,ついに解法をひらめく」というストーリーを捻出できる.

フレーバーとは必ずしも選択卡によってのみ表現されるものではなく,デッキ全体の印象やメタゲームがそれを具える場合もある.ヴィンテージでは,以前述べたことだが金属製のデッキMUDが金属的な強みと弱みを併せ持っていたりする.ではInv.Tezzは?背景ストーリーでは,かつてテゼレットが主宰する無限連合という組織があり,様々な次元から一流商品を集めて一大勢力となったが,ジェイスに乗っ取られた.Inv.Tezzのメタゲーム的変遷はいみじくもこの逸話を再現している.

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