BNGとヴィンテージ9 迷宮の霊魂再論
2014年1月20日 TCG全般 コメント (5)コンボになりそうな卡を調べてみた.まず,相手にドローさせる部分を踏み倒してアドバンテージを取るタイプ.
と,目ぼしいものはなかった(あったら教えて).所詮迷宮の霊魂は単体の卡力を恃んでクロックにすべきクリーチャーであって,コンボなど余計なことは考えない方がよいのだろう.言葉や発掘を用意してリセット系を撃ち,どうせ出来ないドローを置換して大儲けという手もあるが,この時点で3枚コンボの上,パッとしないものが多い.
一方で,「手札に加える」系ドローは割と見込みがありそうだ.このタイプの卡ならば,迷宮の規制をすり抜ける事ができる.極端な例では,迷宮の霊魂がいてもむかつきには何の影響もない.その中で有望と思われる3枚の卡を挙げてみよう.
さて,DNでも多くの方が驚きを表明しているように,この卡の反響は非常に大きく,ここ3年の卡の中で最強とする声さえあった.僕自身,これだけメタに適した能力でパワー3という性能には感嘆したが,白系ビートダウンの基本方針がソフトロック,つまり相手の手札が何枚あろうがそれを使わせないようにする事であるのだから,迷宮の霊魂でその手札を絶つのは若干のズレを感じるという理由で3点に留めたのであった.しかし,半日ほど寝てから見直した今,この評価は迷宮の霊魂をあまりにも低く見積もっていたのではないかと感じつつある.第一に,コントロールデッキなら5枚程は入っているだろうドロー呪文に対する抑制という意味で,霊魂もまたロックパーツの一員と捉える事もできる.そして,ニクスへ滞在していた僕の前に迷宮の霊魂が現れ,自身を核とした新デッキの案を囁きかけたのである.それは大凡次のようなデッキリストだったかと思う.
Wheel and Deal / 権謀術数 (3)(青)これは地味に1ドローできたりと効果自体は申し分ないが,重い.
インスタント
好きな数の対戦相手を対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれ自分の手札を捨て、カードを7枚引く。
カードを1枚引く。
Bargain / 得な取り引き (2)(白)これ系の卡で何かないかと探していたのだが,特に見つからなかった.それにしても全然得じゃない.
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
あなたは7点のライフを得る。
Windfall / 意外な授かり物 (2)(青)
ソーサリー
各プレイヤーは自分の手札を捨てる。その後、これによりプレイヤーが捨てたカードの枚数のうち最も大きい枚数に等しいだけのカードを引く。
Wheel of Fortune (2)(赤)この2枚は手札リセット系で,卡力は非常に高いがソーサリーなのがネック.相手ターンに使えるか,自分のターンかで,都合2枚のアドバンテージ差が生まれるわけだから重要
ソーサリー
すべてのプレイヤーは自分の手札を捨て、カードを7枚引く。
Jace’s Archivist / ジェイスの文書管理人 (1)(青)(青)インスタントタイミングという条件をクリアしているが,非常に重い.
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) ウィザード(Wizard)
(青),(T):各プレイヤーは自分の手札を捨て、その後、これによりプレイヤーが捨てたカードの枚数のうち最も大きいものに等しい枚数のカードを引く。
2/2
と,目ぼしいものはなかった(あったら教えて).所詮迷宮の霊魂は単体の卡力を恃んでクロックにすべきクリーチャーであって,コンボなど余計なことは考えない方がよいのだろう.言葉や発掘を用意してリセット系を撃ち,どうせ出来ないドローを置換して大儲けという手もあるが,この時点で3枚コンボの上,パッとしないものが多い.
一方で,「手札に加える」系ドローは割と見込みがありそうだ.このタイプの卡ならば,迷宮の規制をすり抜ける事ができる.極端な例では,迷宮の霊魂がいてもむかつきには何の影響もない.その中で有望と思われる3枚の卡を挙げてみよう.
Dark Confidant / 闇の腹心 (1)(黒)説明不要
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、その点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
2/1
Augury Adept / 占いの達人 (1)(白/青)(白/青)腹心より重い上に攻撃を通さないと引けないのは辛いが,ライフを失うところが逆に回復できる.
クリーチャー — キスキン(Kithkin) ウィザード(Wizard)
占いの達人がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたはそれの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを得る。
2/2
Coiling Oracle / とぐろ巻きの巫女 (緑)(青)これはあまり見ないが,卡力的には問題ない.
クリーチャー — 蛇(Snake) エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
とぐろ巻きの巫女が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが土地カードである場合、それを戦場に出す。そうでない場合、そのカードをあなたの手札に加える。
1/1
Vendilion Clique / ヴェンディリオン三人衆 (1)(青)(青)コメント欄の指摘により追加.定番中の定番のはずだがなぜか忘れていた.相手ターンなら自分に使っても普通に引けるのが良い
伝説のクリーチャー — フェアリー(Faerie) ウィザード(Wizard)
瞬速
飛行
ヴェンディリオン三人衆が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。あなたは、その中から土地でないカードを1枚選んでもよい。そうした場合、そのプレイヤーは選ばれたカードを公開し、それを自分のライブラリーの一番下に置き、その後カードを1枚引く。
3/1
さて,DNでも多くの方が驚きを表明しているように,この卡の反響は非常に大きく,ここ3年の卡の中で最強とする声さえあった.僕自身,これだけメタに適した能力でパワー3という性能には感嘆したが,白系ビートダウンの基本方針がソフトロック,つまり相手の手札が何枚あろうがそれを使わせないようにする事であるのだから,迷宮の霊魂でその手札を絶つのは若干のズレを感じるという理由で3点に留めたのであった.しかし,半日ほど寝てから見直した今,この評価は迷宮の霊魂をあまりにも低く見積もっていたのではないかと感じつつある.第一に,コントロールデッキなら5枚程は入っているだろうドロー呪文に対する抑制という意味で,霊魂もまたロックパーツの一員と捉える事もできる.そして,ニクスへ滞在していた僕の前に迷宮の霊魂が現れ,自身を核とした新デッキの案を囁きかけたのである.それは大凡次のようなデッキリストだったかと思う.
4 Spirit of the Labyrinth
4 Leonin Relic-Warder
4 Dark Confidant
4 Tidehollow Sculler
2 Thalia, Guardian of Thraben
4 Leonin Arbiter
2 Kataki, War’s Wage
4 AEther Vial
2 Swords to Plowshares
1 Path to Exile
3 Mental Misstep
2 Grafdigger’s Cage
1 Black Lotus
1 Mox Pearl
1 Mox Jet
4 Scrubland
2 Marsh Flats
4 Wasteland
1 Strip Mine
7 Plains
2 Ghost Quarter
1 Cavern of Souls
コメント
おお!これめっちゃ相性いいですね!
いやー色々教えていただくとありがたい反面自分の応用力の無さに落ち込んでしまいます.