求道者テゼレットはVault Controlの立役者だ.Vault Controlにおいての枚数はと言えば,2008年の登場時は2枚採用だったのが2009年になると1枚となり,GEN CON2010でOwenらがTezzeretを0枚にして結果を出して以降は,これが標準となった.

このように,TurboTezz(知ってのとおり,5マナに到達すること自体がコンセプトのデッキだ)以外では失脚の憂き目をみた彼だが,2013年になってからはまたBig Blueの多くで採用率が上がっている.

僕の環境理解度ではこの現象に対し,確かな理由を答えることはできない.それで非常に不確かな考察なのだが,元々テゼレットの減少の流れは,彼本人の脆弱性もあるが,それよりもMana Drain減少に伴った動きだったのではないだろうか.ここ数年はクリーチャー強化の潮流がヴィンテージにも押し寄せ,ビートダウンが隆盛し,コンボが衰退する時代だった.このようなメタゲームではMana Drainが弱くなり,重く攻撃を食らうテゼレットは自然に抜かれていくだろう.だが,このビート増も収束し,信頼と実績のMana Drainが再び輝きを取り戻した.となれば,吸い取ったマナを最大限活用できる強力な卡を求めるのも当然というわけだ.

コメント

ryo/amd_fx
2013年3月16日10:49

Vaultkey決めてもAbrupt Decayされてしまうのが良くないですね<Tezz

まだ脳内ですが、そろそろミスディレあっても良さそうです

玩家
2013年3月16日15:56

>>ryoさん
テゼレットについて言えばVault-Keyが衰微されても-5モード狙いで頑張れたりと,悪くはないんじゃないですかね.まさか,衰微対策でテゼ?は無いか...

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