グリセルブランド 4点→2点
グリセルブランドをフィニッシャーに置いたオースが設計されるなど、その影響は断じて0ではない。だがこれらはメタには登っていなく、今のところ大きな実績を出せてもいない。これに関してももう少し動向を見守っていきたいと思う。

昨年9月,ヴィンテージのグリセルブランドにこのような点を与えた.今,この点数を3点(場合によっては4点)に引き上げる時が来たと確信する.

昨年末,ドイツで次のような大会が開催され,グリセルブランド・オースが優勝した:
http://www.mtgdecks.net/events/view/9509

このデッキはヴィンテージ界の英雄,Rich Shay氏とStephen Menendian氏によってデザインされた.Shay氏による初期の構想は次のようなものである:
http://www.themanadrain.com/index.php?topic=44291.0
純粋なコントロール要員のジェイスが3枚入っていることが示しているように,この時期はまだ従来のOathから特に外れてはいない.その後Menendian氏は燃え立つ願いの実用化に向け研究を重ねた結果,グリセルブランド・オースとの融合を発案した.(現在バグが酷く,見づらいが)morphling(http://www.morphling.de/)の大会まとめを見ると,12月後半からグリセルブランドの急速な台頭が見られる.

オースと言ってもドルイドの誓いはあくまでグリセルブランドを呼び出すためのメカニズムに過ぎなく,その本質はストームである.Force of Willすらかなぐり捨て,殺意を剥き出しにしたデッキだが、こうした純粋なコンボが結果を出すのは,久方ぶりのことだ.

大量のマナファクトに加え暗黒の儀式まで入っているため,とにかく初動が速い.妨害を振り払う手段がデュレス4枚しかないため,Flusterstormのある現環境では非常に脆いのだが,体感からいわせてもらえばその脆さを感じさせないほどに次々とボムを連射してくるため,少しでも気を抜くと20点全部持って行かれるという印象だ.

僕の意見では,メインに沈黙や防御の光網を入れれば凶悪性が一気にアップするのではないかと思う.このデッキをテストしている友人がいるので,後で聞いてみようと思う.

相手にするならクリーチャーは抜くべきでないだろう.通常,オース相手にクリーチャーを全貫することは相手の勝ち手段喪失に直結するため有効な戦略なのだが,このオース・・・いやグリセルストームと呼ぶが,前述のとおりオースが主役のデッキではないため,抜本的解決にならない.

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