GTCとヴィンテージ その3.1 カードを狩る死霊
販促卡で見落としていたが、なかなか強力なクリーチャーだ。ライブラリトップを追放するだけではなく、それを自分でキャストする権利を得る。つまり攻撃のたびに相手のデッキからドローできるに等しい。

自分と全く色の合わないデッキであっても、最低限土地はプレイできるから、Nightevil Specterがバニラに落ちる事はない。ヴィンテージではほぼすべてのデッキがアーティファクトを保有しているため、この率はもう少し上がる。また、青を基調としたフォーマットである事も周知のとおりである。さらに欲を出せば、コンボの片割れを剥ぎ取ってしまうという期待も無いではない。相手のデッキの方が、自分のより良い卡を含んでいるという場合もある。例えばMUDと対戦していて、古えの墳墓やMishra’s Workshopを引けたらどんなに楽だろうか?

3マナというのが些か重いが、2/3飛行というサイズも一定の価値があるし、有望な1枚だ。

無論、3マナも支払えばもっと確実にドロー出来る・・・つまり自分のデッキから引くことを許可する卡がいくらでもあることを知らないではない(ヴィンテージにおいて、その筆頭は冷淡なセルキーになるだろう)。だが、上のような理由から相手のデッキからドローすることと自分のデッキからドローすることとは上位下位の関係にはなく、また付け加えれば黒単でプレイできる、つまり暗黒の儀式から1ターン目に召喚できる。こうした特性を持ったNightevil Specterが生を受けたことは、断じて無意味ではない。

ヴィンテージトップ5:
1.Hellkite Tyrant
2.Enter the Infinite
3.Nightevil Specter
4.Domri Rade
5.Illusionist’s Bracers 

コメント

MTGAnglerfish.アンコウ
2013年1月2日18:12

つまり、ヴィンテージで暗黒の儀式

玩家
2013年1月2日18:58

>>鬱っちーさん
まあ暗黒の儀式をプレイするデッキが果たしてこいつ入れたいかというと自信薄だが

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