RTRとヴィンテージ その13 墓荒らし、破壊、裏切り
ラクドスの魔除け 2点
ラクドスの魔除けはトーモッドの墓所と溶解に、だいぶ違うが反発? と3つのモードを持つ。これは、今まで発表されたイゼット、セレズニア、アゾリウスの魔除けとだいぶ趣が異なる。この3つは「基準点」つまり最低限これだけは働くと言える能力を持つ。それぞれ2ダメージ、1ドロー、2/2瞬速警戒だ。そこへ行くと、ラクドスの魔除けは不幸なことに、いずれの能力も局所的で基準点に欠けている。だがこれはスタンダードの話だ。アーティファクトに満ちたフォーマットであるヴィンテージでは、ラクドスは基準点を持つ:アーティファクト破壊モードのことだ。ラクドスの魔除けが手札で腐りそうになったら、相手のMox Sapphireに打てばいいのだ。ただ第三のモードは流石に使いにくすぎる。普通は巣穴からの総出で18体くらい出してきた相手や、黄泉からの橋で30体くらい出してきた相手へのカウンターパンチにはなるかもしれないが、いくらなんでも状況が限定されすぎるというものだろう。トークン戦略が市民権を得ているスタン用のモードなので、ヴィンテージでは本当にないよりはましという感じの運用になるだろう。それゆえ、ヴィンテージのラクドスの魔除けは、赤黒デッキ(ゴブリン等)がメインから採用できる墓地対策兼アーティファクト破壊(敢えてアーティファクト対策とはいわない)というポジションになるだろう。

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