闇の腹心との付き合い方
2012年5月24日 TCG全般以前、ここで腹心がBSCやらFoWをめくりまくる不運を嘆いた。しかし自分で組んだInvitational Tezzを何度も回すにつれ、それは単に稚拙なプレイングをした自分の責任を、操作不能な運という要素に転嫁させていただけだと気付き、赤面した。
そもそも、腹心はヴィンテージというフォーマット、さらにそこの代表的採用デッキであるTezzeretと相性が悪い。FoWは4枚入れなければならないし、冒頭に挙げたBSCやらTinker Golemをめくって即死ということもおかしくない。それでも入るのは、彼のドロー力がそれだけのポテンシャルを秘めているからだ。では、ボブ死も当然の代償として甘受すべきなのか?僕は違うと思う。腹心のライフロスを制御し、プレイヤーを失血死から救うのもまた、Tezzeret’s Vaultの持つ力なのである。事実、このデッキを正しくプレイすれば、ほとんどの場合で自分より前に相手のライフを0にできる。その、正しいプレイへの努力を怠っていたというのが、冒頭の「赤面」の理由である。
事実、Tezzには恒久的なトップ操作を可能とする独楽と神ジェイスが合わせて3枚は入っており、腹心の横にこれを設置すれば、ライブラリトップに土地を置き続けてボブ死はなくなる。実際、この盤面の構築はTezzの目標の1つであり、Vault-Keyよりは不確実とはいえ、これを完成させればまず勝ちだろう。
ライブラリ操作という点だけ見れば、渦まく知識はアンリコより使える。瞬唱はこれをFBしてくれる上にパワーも2倍となり、心強い戦友となる。
あと重要なのが自分のデッキのマナコストを把握しておくことで、上のようなプレイングをさらに的確なものとすることができる。僕のデッキは60枚でCMC合計値は103。つまり、平均的には毎ターン1.7点のダメージを受ける。103から既に出たカードのCMCを全部引き、60からその枚数を引くことにより、ライフロスの期待値、それから余命、先に死ぬのがどちらかということも予想できる。その結果、今がカードアドとライフアドどちらを優先すべき局面なのかも判断できるはずだ。
今までの僕といえば、腹心を通してカードアドバンテージ上完全に上回り、あとは現状維持で勝ちという曲面までこぎつけておきながら、アンリコやヨーグモスの意志といった、その時点ではもう「勝ちすぎ」に相当するカードばかりをサーチし、上記に挙げた独楽・ジェイス・ブレストといった、不慮の死の防止に貢献するカードをサーチすることがあまりなかった。もし、PV氏が僕のプレイを横から見ていたとしたら、「負けをなくせばいい時に勝ちに向かうプレイングをするのは間違いだ」と助言してくれたろう。
とは言え、ライフロスカードが腹心と相性が悪いのも事実。現在のリストでは思考囲いを2枚採用している。これは1ターン目の強さを見込んでのもので、序盤に打ちたいが、複数枚引くのは躊躇するという考えから決めた枚数だ。ところが、腹心のドロー力が非常に高いために2枚とも引いてしまい、ライフも減ってきているのでそのまま腐るというケースが非常に多いのである。現在の戦績は94戦中69勝25敗だが、これが100戦になったら思考囲いについて考え直そうと思う。
そもそも、腹心はヴィンテージというフォーマット、さらにそこの代表的採用デッキであるTezzeretと相性が悪い。FoWは4枚入れなければならないし、冒頭に挙げたBSCやらTinker Golemをめくって即死ということもおかしくない。それでも入るのは、彼のドロー力がそれだけのポテンシャルを秘めているからだ。では、ボブ死も当然の代償として甘受すべきなのか?僕は違うと思う。腹心のライフロスを制御し、プレイヤーを失血死から救うのもまた、Tezzeret’s Vaultの持つ力なのである。事実、このデッキを正しくプレイすれば、ほとんどの場合で自分より前に相手のライフを0にできる。その、正しいプレイへの努力を怠っていたというのが、冒頭の「赤面」の理由である。
事実、Tezzには恒久的なトップ操作を可能とする独楽と神ジェイスが合わせて3枚は入っており、腹心の横にこれを設置すれば、ライブラリトップに土地を置き続けてボブ死はなくなる。実際、この盤面の構築はTezzの目標の1つであり、Vault-Keyよりは不確実とはいえ、これを完成させればまず勝ちだろう。
ライブラリ操作という点だけ見れば、渦まく知識はアンリコより使える。瞬唱はこれをFBしてくれる上にパワーも2倍となり、心強い戦友となる。
あと重要なのが自分のデッキのマナコストを把握しておくことで、上のようなプレイングをさらに的確なものとすることができる。僕のデッキは60枚でCMC合計値は103。つまり、平均的には毎ターン1.7点のダメージを受ける。103から既に出たカードのCMCを全部引き、60からその枚数を引くことにより、ライフロスの期待値、それから余命、先に死ぬのがどちらかということも予想できる。その結果、今がカードアドとライフアドどちらを優先すべき局面なのかも判断できるはずだ。
今までの僕といえば、腹心を通してカードアドバンテージ上完全に上回り、あとは現状維持で勝ちという曲面までこぎつけておきながら、アンリコやヨーグモスの意志といった、その時点ではもう「勝ちすぎ」に相当するカードばかりをサーチし、上記に挙げた独楽・ジェイス・ブレストといった、不慮の死の防止に貢献するカードをサーチすることがあまりなかった。もし、PV氏が僕のプレイを横から見ていたとしたら、「負けをなくせばいい時に勝ちに向かうプレイングをするのは間違いだ」と助言してくれたろう。
とは言え、ライフロスカードが腹心と相性が悪いのも事実。現在のリストでは思考囲いを2枚採用している。これは1ターン目の強さを見込んでのもので、序盤に打ちたいが、複数枚引くのは躊躇するという考えから決めた枚数だ。ところが、腹心のドロー力が非常に高いために2枚とも引いてしまい、ライフも減ってきているのでそのまま腐るというケースが非常に多いのである。現在の戦績は94戦中69勝25敗だが、これが100戦になったら思考囲いについて考え直そうと思う。
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