ヴィンテージ大会感想:ミラノ 2/5
2012年2月8日 TCG全般DKA後、まあつまりサリアと檻登場後の大会である。これらがヴィンテージにどの程度影響したのか見ていこう。
優勝はNoble Fish、注目の檻がメインに1枚サイドに3枚も積まれている。
http://www.mtgdecks.net/decks/view/25798
さらに他のベスト4はSnapcontrolだっただけに、檻は大きく働いたとみてよさそうだ。ところで最近、Vault Controlは緑をタッチしたタイプが少ない。つまり檻と石のような静寂の両方に対抗できるカードが無いのだ。僕はこのデッキから「檻を使うならロッドより静寂」という教訓を読み取った。
準優勝 http://www.mtgdecks.net/decks/view/25799
ベスト4 http://www.mtgdecks.net/decks/view/25800
ベスト4 http://www.mtgdecks.net/decks/view/25801
たぶん同じチームが持ち込んだのだろうが、これらインビテーショナルテゼレットは似通った作りだ。だがその中で独り、Zanella Manuel氏のサイドボードだけが異彩を放っている。なんと彼はサイドに檻を、それも4枚も投入しているのだ。檻を入れたい相手と言えばドレッジと同型となるが、これを投入するのには-1BSC、-3Snapcaster、-1Tinker、(-1ヨーグモスの意志)となる。ドレッジで本当にいらないのはジェイスやAlexだろう(そして彼のサイドにはそれに交代する追加のドレッジ対策は見当たらない)。同型に至っては、対策する代償としてデッキの強い部分をごっそり削ぎ落としたのと同じ事である。逆に、相手が檻を使ってくるのを警戒したのか?とも考えたが、そんな相手に檻をインしたところで役には立たないだろう。僕には到底理解しかねる。もし誰か理由を知っていたら、是非お教え頂きたい。
なお、ベスト8のTrinketデックにも
http://www.mtgdecks.net/decks/view/25802
檻が2枚入っているが、これについては自分のデッキで檻に囚われるのはBSCとヨーグモスの意志のみ。必要な時サーチしてくれば良いため、このデッキにはそれほど疑問は抱いていない(それでも1枚で事足りるとは思うが。)
ベスト8のTurboTezz。
http://www.mtgdecks.net/decks/view/25803
TurboTezzには元々こういう構成のものもあるため、プレイヤーが檻を警戒してBSC/修繕を抜いたのかは不明だが、とにかく檻に囚われないようなデッキとなっている。テゼレットからサーチ出来たりもするので、こういうデッキこそ檻を使いにいくべきではないかと思うが、はて。
ここまで檻を主軸に見てきたが、涙ぐましい事にオースがベスト8に滑り込んでいた。
http://www.mtgdecks.net/decks/view/25804
とはいえ檻を無視してオースを選択したわけではなく、メインサイド合計4枚のMステから始まり、様々な檻対策を投入している。恐らくプレイヤーPace Giovanni氏はオースというデッキを心から信じ、檻に一矢報いるためにもここまで戦い抜いたのだろう。その無言のメッセージには鬼気迫るものを感じる。
追記
そういや優勝デッキにもサリアは無かった。Noble Fishはクロックパーミという性質上自分の首を絞める度合いの方が大きいということか。ほぼGW-Hate(か、白単)専用のクリーチャーなのかもしれない。
優勝はNoble Fish、注目の檻がメインに1枚サイドに3枚も積まれている。
http://www.mtgdecks.net/decks/view/25798
さらに他のベスト4はSnapcontrolだっただけに、檻は大きく働いたとみてよさそうだ。ところで最近、Vault Controlは緑をタッチしたタイプが少ない。つまり檻と石のような静寂の両方に対抗できるカードが無いのだ。僕はこのデッキから「檻を使うならロッドより静寂」という教訓を読み取った。
準優勝 http://www.mtgdecks.net/decks/view/25799
ベスト4 http://www.mtgdecks.net/decks/view/25800
ベスト4 http://www.mtgdecks.net/decks/view/25801
たぶん同じチームが持ち込んだのだろうが、これらインビテーショナルテゼレットは似通った作りだ。だがその中で独り、Zanella Manuel氏のサイドボードだけが異彩を放っている。なんと彼はサイドに檻を、それも4枚も投入しているのだ。檻を入れたい相手と言えばドレッジと同型となるが、これを投入するのには-1BSC、-3Snapcaster、-1Tinker、(-1ヨーグモスの意志)となる。ドレッジで本当にいらないのはジェイスやAlexだろう(そして彼のサイドにはそれに交代する追加のドレッジ対策は見当たらない)。同型に至っては、対策する代償としてデッキの強い部分をごっそり削ぎ落としたのと同じ事である。逆に、相手が檻を使ってくるのを警戒したのか?とも考えたが、そんな相手に檻をインしたところで役には立たないだろう。僕には到底理解しかねる。もし誰か理由を知っていたら、是非お教え頂きたい。
なお、ベスト8のTrinketデックにも
http://www.mtgdecks.net/decks/view/25802
檻が2枚入っているが、これについては自分のデッキで檻に囚われるのはBSCとヨーグモスの意志のみ。必要な時サーチしてくれば良いため、このデッキにはそれほど疑問は抱いていない(それでも1枚で事足りるとは思うが。)
ベスト8のTurboTezz。
http://www.mtgdecks.net/decks/view/25803
TurboTezzには元々こういう構成のものもあるため、プレイヤーが檻を警戒してBSC/修繕を抜いたのかは不明だが、とにかく檻に囚われないようなデッキとなっている。テゼレットからサーチ出来たりもするので、こういうデッキこそ檻を使いにいくべきではないかと思うが、はて。
ここまで檻を主軸に見てきたが、涙ぐましい事にオースがベスト8に滑り込んでいた。
http://www.mtgdecks.net/decks/view/25804
とはいえ檻を無視してオースを選択したわけではなく、メインサイド合計4枚のMステから始まり、様々な檻対策を投入している。恐らくプレイヤーPace Giovanni氏はオースというデッキを心から信じ、檻に一矢報いるためにもここまで戦い抜いたのだろう。その無言のメッセージには鬼気迫るものを感じる。
追記
そういや優勝デッキにもサリアは無かった。Noble Fishはクロックパーミという性質上自分の首を絞める度合いの方が大きいということか。ほぼGW-Hate(か、白単)専用のクリーチャーなのかもしれない。
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