告知:http://mtg-jp.com/publicity/002174/
解説:http://mtg-jp.com/reading/translated/002175/

この大事な時にパソコンから離れていて記事をかけなかった。僕などより遥かに各フォーマットの造詣が深い、信頼すべきプレイヤー達が攻略記事を発表した今、これについて考察することに何の意味もないが、一応見ていこう。

モダン
《猛火の群れ》 禁止
《雲上の座》 禁止
《緑の太陽の頂点》 禁止
《思案》 禁止
《定業》 禁止
《炎の儀式》 禁止

また色々規制したものだ。猛火の群れは3キル禁止のルールからということで、このルール自体の賛否はともかく、禁止は当然ということになるだろう。雲上の座は、プロツアーフィラデルフィアの結果から見ても12Postが環境を完全に支配しているというわけではないがコントロールデッキが圧迫されているのは明白で、これも禁止はやむを得ない。残りはちょっと納得できない:WOTCはそろそろ禁止を減らし、メタデッキを1つ復帰させることでバランスを取ることを考えてはどうだろうか?

エクステンデッド
《精神を刻む者、ジェイス》 禁止
《精神的つまづき》 禁止
《思案》 禁止
《定業》 禁止
《石鍛冶の神秘家》 禁止

ジェイスと神秘家はエターナルでしか許されないパワーカードであることが再確認された。思案定業はここでも禁止しないとだめだったのか?

レガシー
《精神的つまづき》 禁止

Φというシステムがあまり好きになれない。Φカードは色を問わな過ぎる。四肢切断とこいつは特にだ。レガシーでのMステ採用率が異常なレベルに達していたのは明らかで、禁止も文句なしだ。そもそもこんなカード作るべきじゃなかった。

ヴィンテージ
《嘘か真か》 制限解除

今回唯一の緩和。最も禍々しいフォーマットであるヴィンテージのメタゲームが最も健全と言うのも皮肉に思われる。しかしコメントを見ると割とヴィンテージのこと分かってくれてるなーと嬉しく感じる。今のヴィンテージはMana DrainとWorkshopしかなかった時代のそれに比べ、遥かに強く、面白いデッキが揃っている。

そういや今MUD、Tier1にいる?一時期より勝ってないイメージが強い。

追記:嘘か真か解除について詳しく見ていこう。このカードはヴィンテージではひどく中途半端だ:4マナというのがまず重い。これは多大なアドバンテージを取るだけのカードだが、4マナインスタントの似たようなカードに、返しでそのまま勝利するけちな贈り物というのがある。開発部の仰る通りMana Drainから使えれば強いが、これはつまり自分のターンに使うということでもある。何が言いたいのかもう分かってもらえたと思う、そう神ジェイスだ。このように神ジェイスとけちな贈り物の板挟みになり、嘘か真かを使う理由がない。Gushと違って1枚ではダメだが4枚入れられるなら強い、といった部分も特に無いので、制限リストが短くなるのは歓迎すべき出来事ではあるが、使われはしないだろう。

引き続きWOTCには渦まく知識、思案、Regrowth、知識の渇望あたりを解除していくことを期待していく。

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