ヴィンテージでも登場以来常に青デッキの切り札・フィニッシャーの地位を守り通した最強カードの1枚、修繕。と仰々しい書き出しだが、Tinker Robotは何にすべきかを考えてみよう。

・隔離するタイタン
CIP土地破壊が最大の特徴。相手の反撃の芽を一気につぶす事が可能。
・・・と言いたいところだが、これは向こうがnonworkshopだった場合のみ。茶単が相手だと自分の土地を粉砕した上に鉄線で寝かされ、その隙に殴られたりと果てしなく弱いので、5c Staxでもない限りは入れてもサイドから。

・ダークスティールの巨像
コンフラックスまでの長い間、Tinkerと言えばコレという象徴的な存在だった。11という随一のパワーを売りとする。
除去耐性としては「破壊されない」を持つが、呪文爆弾で戻されるわソープロは打たれるわで、サッパリ信頼性がない。1ターンぐらい余計にかかっても良いから確実に倒そう!ということになり、リバイアサンにあっけなく取って代わられた。

・トリスケラバス
CSではこいつが標準。知識の渇望で落としてからWelderで引っ張り出す方が多いが。他のデッキではほぼ使われない。

・墨溜りのリバイアサン
コンフラックス以降の標準。除去耐性としての被覆はバツグンに強く、リバイアサンを対処する現実的な策はハーキル位しか存在しない。それと青なので手札に来てしまってもFOWの種になる。弱点はやはり、ダメージレース能力が弱いこと。パワー7ではaggro相手だと打点で並ばれてしまう事もあり、そうすると動くに動けない。
神ジェイス登場後はスフィンクスに役目をとられかけていたリバイアサンが大きく復権を果たした。ヴィンテージ選手権10ではOwen・Bob両氏がInkwellとJaceを採用していたが、これがTinkerを巡る攻防に大きく貢献したのではないだろうか。このように、メタの一歩先に出た者が勝利するというのはヴィンテージ、いやマジックに限らず世の中の真理かもしれない。(2009でも伊藤・Colin両氏がメインにDarkblastを入れていたという著しい事実がある)
参考動画
http://vodpod.com/watch/4256949-vintage-round-7

・鋼の風のスフィンクス
アクローマ系。警戒絆魂6/6による、24点のダメージレース能力は圧巻の一言。除去耐性はアーティファクト対策の赤緑へのプロテクションといまいちだがウェルダーにごまかされることもなく、見た目よりはだいぶ良い。手札に来てしまったらFOWの種にもでき、8マナなので素出しも不可能ではない。当時トップメタにいたFish・MUD相手にすこぶる強いことから人気を博したが、ジェイスが出てきて衰退した。

・荒廃鋼の巨像New!
1撃必殺という前代未聞の打撃力を持つ。テキスト上は依然「破壊されない」のみだが、早すぎて対策カードを引いている暇がないという新しい方向性の除去耐性を持つ。僕が思うに、こいつは速度という長所をさらに伸ばしてやるのが正解だ。
具体的にはTime Walk。フルタップ時にTinkerとTime Walkを通せばジェイスすら無視して殺害できる。あるいは憤怒。これは普通は見ないカードだが、ウェルダーのサポートパーツとして知る人ぞ知る1枚である。もしくは稲妻のすね当て。こいつは2003年のティンカースタックスでボッシュと組んだという実績の持ち主だ。このように、Blightsteel Colossusの登場によってTinkerはフィニッシャーからコンボパーツに昇華を遂げる!!!!!!!!!!1111

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