5歳くらいの頃赤ん坊少女という恐怖漫画を読んで、えらい怖かったのをいまだに覚えてるんだよなあ。思い出したら急に懐かしく思えてきたので、アマゾンで購入したわけだが、今読むと「不気味」「怖い」というよりむしろ切ない話だった。化粧台の前でひとり涙ぐむあたりまったくもって切ない・・・。作中でタマミは葉子=美しく、健常者で、優しく、血筋の上でも正統。要するに完璧な妹をいびり散らすわけだが、その動機は強い悪意などではなくむしろ嫉妬、やっかみといった「人間的」なものだったのだろう。前読んだときは「タマミ死んでザマァwwww」ぐらいしか思わなかったけど、今となってはつい同情した。巻末の対談(ガキの頃は漢字多くて読めなかった)を見るにタマミを悪の象徴として描いてるわけでは全然ないようなので、こっちの解釈のほうが正しいのだろう

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